伊方差し止め、大分でも提訴=熊本地震で「断層帯懸念」-地裁 via Jiji.com

 四国電力伊方原発(愛媛県)は安全性が確保されていないとして、大分県の住民264人が28日、四国電を相手に伊方2、3号機の運転差し止めを求める訴訟を大分地裁に起こした。

佐田岬半島の付け根に位置する伊方原発は豊後水道を挟み、大分市と約50キロの距離にある。

住民側は訴状で、伊方原発は南海トラフ巨大地震の震源域にあるだけでなく、中央構造線断層帯の数キロ先に立地していると指摘。同断層帯に沿って起きた熊本地震に続いて地震が誘発される可能性があると訴え、事故が起きれば大分も汚染される恐れがあると主張している。

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