東電・廃炉責任者が悲観的な見通しを語るも、NHKは国内では報道せず via Finance Green Watch

(抜粋)

NHKが、東電・福島第一廃炉推進カンパニー社長・増田尚宏氏に、廃炉作業の見通しについて
インタビューしています。

「東電・廃炉推進トップが語る」 (NHKワールドニュース 2015/3/31)
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/news/features/201503312108.html

以下、増田氏の回答を引用します。

(略)

(NHK)
The government wants that work to begin in 2020.
I asked Masuda how confident he is that he hit the target. His answer was surprisingly candid.

政府は廃炉作業を2020年に始める意向だ。増田氏にそれについてどれだけ確信があるか尋ねた。
彼の回答は驚くほど率直だった。

(Masuda)
It’s a very big challenge. Honestly speaking, I cannot say it’s possible.
But also I do not wish to say it’s impossible.

それは非常に大きなチャレンジだ。正直に言って、私はそれが可能だと言えない。
でも不可能だとも言いたくない。

(NHK)
I also asked Masuda what he needs most for the operation to succeed.

増田氏に、成功させるためには何が一番必要かと聞いた。

(Masuda)
That’s hard to say. but probably experience.
How much radiation exposure can people tolerate?
What kind of information do the residents in the area need?There is no textbook to teach us what to do.
I have to make decisions every step of the way.
And I must be honest with you I cannot promise that I will always make the right decision.

言うのは難しいが、おそらく経験だろう。
どのくらいの被ばく線量なら許容されるのか?周辺住民ににはどんな情報が必要なのか?
どうすればよいか教えてくれる教科書はない。
私は、ステップごとに決定を下さなければならない。
正直に申し上げて、私が正しい決定をするということは約束できない。

(略)

増田氏は、極めて悲観的な見通しを語っています。

NHKはこのインタビューを海外に報道したのに、国内では全く報道していません。

国内の視聴者の受信料で番組を制作しているのに、都合の悪い情報は国内には一切報道しない。

全文は東電・廃炉責任者が悲観的な見通しを語るも、NHKは国内では報道せず d

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