Daily Archives: 2015/04/09

村上春樹さんに読者が聞いてみた 「原発より交通事故の方が問題では?」via The Huffington Post

日本を代表する作家の村上春樹さんが、ネット上で脱原発の必要性を訴えた。読者の質問に答えるサイト「村上さんのところ」で38歳の男性が書いた「原発NO!に疑問を持っています」という質問への回答として、4月9日に掲載された。 男性が「年間5000人近く亡くなっている交通事故の方が原発よりも身に迫る危険性が大きいのでは?」などと質問したところ、次のように答えた。 た しかに年間の交通事故死が約5000人というのは問題ですよね。それについてはなんとか方策を講じなくてはと、もちろん僕も思います(最近は年々減少して いるようですが)。しかし福島の原発(核発電所)の事故によって、故郷の地を立ち退かなくてはならなかった人々の数はおおよそ15万人です。桁が違いま す。それだけの数の人々が住んでいた土地から強制退去させられ、見知らぬ地に身を寄せて暮らしています。家族がばらばらになってしまったケースも数多くあ ります。その心労によって命を落とされている方もたくさんおられます。自死されたかたも多数に及んでいます。その人々の故郷はいつ戻れるかもわからない土 地として、打ち捨てられています。 (略) 効率っていったい何でしょう? 15万の人々の人生を踏みつけ、ないがしろにするような効率に、どのような意味があるのでしょうか? それを「相対的な問題」として切り捨ててしまえるものでしょうか? というのが僕の意見です。 そ れからちなみに、「年間の交通事故死者5000人に比べれば、福島の事故なんてたいしたことないじゃないか」というのは政府や電力会社の息のかかった「御 用学者」あるいは「御用文化人」の愛用する常套句です。比べるべきではないものを比べる数字のトリックであり、論理のすり替えです。僕は何度もそれを耳に してきましたが、耳にするたびにいささか心がさびしくなります。 (原発NO!に疑問を持っています – 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト 2014/04/09) 全文は 村上春樹さんに読者が聞いてみた 「原発より交通事故の方が問題では?」 当サイト既出関連記事: これから「核発電所」と呼びませんか? via 村上さんのところ

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Forest Fires Threaten New Fallout From Chernobyl via The New York Times

On April 26, 1986, the Chernobyl nuclear plant in Ukraine released a plume of radiation that eventually blanketed an estimated 77,000 square miles of Europe and Eurasia. While the worst of the contamination occurred near the plant — an area … Continue reading

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India registers record production of nuclear fuel via The Economic Times

NEW DELHI: In a major milestone for the nuclear industry, India has registered a record production of over 1,252 MT of uranium bundles, manufacturing close to double the annual fuel requirement of atomic reactors in the country. The production has … Continue reading

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世界でいちばん放射線量の高い場所10 ― 汚染惑星、地球を知ろう【PART1】via Tocana

 2011年3月11日の東日本大震災と、その後の東京電力福島第一原子力発電所の現状をめぐる懸念は、わたしたちに放射能の脅威に対するある種の自覚をもたらした。だが、多くの人々はいまだ、放射能汚染(radioactive contamination)が地球規模の災厄であることに気づいていない様子だ。 以下のリポート「世界でいちばん放射線量の高い場所10」は、放射性核種による汚染問題にとり組むNGO、ブラックスミス・インスティテュート (The Blacksmith Institute)が2010年に周知した報告などをもとに、そこに筆者が多少手を加えたものである─。 (略) ■第10位 ハンフォード核処理施設、アメリカ/ Hanford, USA アメリカ、ワシントン州にあるハンフォード核処理施設(The Hanford Site)は、1945年7月16日に、ニューメキシコ州アラモゴード砂漠で人類初の核爆弾となった「ガジェット」(The gadget)─これをトリニティ実験と呼ぶ─および長崎に投下された史上3番めの原爆「ファットマン」(Fat Man)用のプルトニウムを製造した原爆開発工場として、いまなお、歴史にその悪名を残している。 その後、1989年まで続いた冷戦(Cold War)の緊張下、コロンビア川の岸辺に位置するこのサイトは60000個あまりの核兵器(nuclear weapons)にプルトニウムを供給するためフル稼働を続けた。 ハンフォード核処理施設は、現在では操業を終えている。それでもここには、アメリカ国内の高レベル放射性廃棄物の3分の2が貯蔵されている。およ そ5300万ガロンの液体廃棄物(liquid waste)と、2500万立方フィートの固形廃棄物(solid waste)、また敷地直下の200平方マイルにわたる汚染された地下水が、この地を全米で最も呪われた場所にしている。 (略) 業を必要とする場所は1400箇所以上にのぼる上、次々と深刻な汚染状況が明らかとなり、はたして1518平方キロメートルに及ぶこの広大な地に将来的な再生が可能なのだろうかという疑問が政府と国民の頭を悩ませている。 ご参考までに用意した次の3つの動画はそれ自体、興味深いものに思える。1つは、日々規模を拡大せざるをえないこの処理施設の施工を請け負う、サ ンフランシスコに本拠を置く世界最大級の建設会社ベクテル (Bechtel Corporation)が制作した自社宣伝用の映像。そして残りの2つは、それぞれ書く(ママ)処理施設の歴史を概述するもの、現在の問題点を指摘するものだ。 あわせてごらんいただくと、あなたはもう以前のあなたには還(もど)れない。 全文及びビデオは世界でいちばん放射線量の高い場所10 ― 汚染惑星、地球を知ろう【PART1】  

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