イギリスの経済紙フィナンシャルタイムズが、日本の一部の原発の再稼動が遅れていることを明らかにしました。
フィナンシャルタイムズによりますと、2011年の福島第一原発事故の発生から停止している原発の再稼動に向けた、日本の政府や電力会社による努力は問題に直面しており、これらの原発は電力消費量がピークに達する夏までに再稼動できないと考えられているということです。
先月まで、暑さが厳しくなる前の5月、あるいは6月に、最初の原発が再稼動することが強く期待されていました。
日本では、冷房の使用により、夏に電力消費量が大きく増え、必要な電力量の供給のため、再稼動の遅れが電気代の高騰を引き起こす可能性があります。 しかし、アナリストによると、再稼動の許可を要請する原発の安全点検が遅れていることから、以前に予想していたよりも再稼動が遅れることになるということ です。
2日金曜、九州電力は、先週原子力規制委員会に提出した川内原発の安全対策計画に関する補正申請書が不備であったことを発表しました。九州電力は航空機墜落による火災発生などの対応に必要とされる措置が不十分だったということです。
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また、フィナンシャルタイムズによりますと、必要な電力を供給してきたこれらの原発の停止は、原発を運営する人々にとって、金銭的に大きな負担を作り出したということです。その結果、これらの負担をまかなうため、日本の政府系銀行に資本支援を求めているということです。
全文は日本の原発の再稼動の遅延
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