Daily Archives: 2013/03/22

汚染された生を拒否する日本の方々への手紙/アルカディ・フィリンヌ via EchoEchanges

福島の災害により、フランスにおいても反核運動が少しだけ活気を取り戻しました。私たちも参加したノルマンディーでの二つの重要な結集を思い出しましょ う。2011 年11 月にはヴァローニュに800 人が集まり、ラ・アーグ「再処理」工場から出発する核廃棄物運搬列車を妨害しました。その数ヶ月後にはシュフレンヌ(Chesfrene)で、原子力発電 所からの送電を行う超高圧送電線の建設に反対するため組織された別の集まりがありました。弱々しくも再生しつつある闘争への貢献を願って、私たちは 2012 年の春に一冊の本を出しました。この本の関心はこの災害の社会管理、そして不可視性を組織する国家の論理にあります。あえて挑発的に『フクシマを忘れる (Oublier Fukushima)』と題されたこの本は、1986 年4 月26 日のチェルノブイリ原子力発電所事故との多くの類似点を証明しました。 この本の一部の日本語訳をみなさまへお届けします。1996 年から2001 年の間にベラルーシで実現された「汚染地帯の復興」を目指すところのエートスおよびCORE 計画についての詳細を述べたものです。その計画とは主にフランス人専門家を中心として行われた、事故後に避難が行われなかった汚染された村における社会的 容認の実験です。フランス人たちは住民に「放射能との共生を学ぶ」ための数多くの「慎重な振舞い」を日常に適用するよう求めたのです。その方法は、添付の テキストに記述されているように、住人の健康の改善にはまったく寄与していません。住人たちは病気を罹患し続け、死亡率は上昇を続けています。復興プログ ラムのもたらした主な効果とは、親たちに罪悪感を植え付けることです。専門家の忠告を十分に守らなかったから、と親たちは子どもの癌の責任を感じていま す。彼ら彼女らの多くは汚染された地帯を離れることができなかったのです。「汚染地帯の復興」は、汚染農地での生産の継続と生産品の流通を可能としました が、汚染の減少には何の役にもたっていません。 […] 広島、長崎、キシュテム、スリーマイルアイランド、チェルノブイリ、福島…歴史は繰り返します。勝ち誇る資本主義と原子力社会の発展を、災害が養うことを やめるのはいつのことになるのでしょうか?もしも日本の一部が、日常生活をほんの少し変えれば汚染地帯での生命/生活は可能であることの「生きた」証拠と なってしまったら、原子力施設の建設、放射性物質の運搬、核廃棄物の埋設場に対して残りの世界は何を言い、何をすることができるでしょうか?疑いなく、何 もできなくなってしまうのです。東京も含めた汚染地帯での状況を語ること、そしてそこからの脱走を呼びかけることは重要な争点なのです。避難を集団的に要 求し、国際的なものへとすることが政治的に必要であるとわれわれには思われます。それなくしては、フクシマの災厄と汚染地帯で生き残っている人々は、原子 力にとってかつてない最大の広告となってしまうのです。 避難が裏切りと見られることが少なくなればなるほど、国家の支配から解放される連帯を想像しやすくなります。福島で生産された品物の購入は連帯行動などで はありません。ヒエラルキーも、国家に期待することも、産業が提案する最新ガジェットもなしに、避難の必要性を要求すること、それに正しく貢献すること、 集団的に組織すること。それが連帯なのです。 この手紙は原子力およびそれが生み出す世界に対抗する闘争に参加する数十名の男女がフランス全土から集った会議において提案され議論されたものです。この 手紙は反原子力を闘い、日本の汚染地帯における生を少し変更して受け入れてしまうことを拒否する人々への招待状です。共通の闘いを導くための議論、出会い への招待です。あなたたちの反逆する声を国境を越えてフランスまで届けることは、急いでなされなければならないように思えます。フランスにおける原子力の 運命は日本のそれに極めて近いのです。 万国のヒバクシャよ、団結せよ! アルカディ・フィリンヌ* *『フクシマを忘れる』を共同執筆した三人の筆名。 連絡先はこちら:arkadifiline@yahoo.fr … Continue reading

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Chinese Solar Panel Giant Is Tainted by Bankruptcy via The New York Times

The main subsidiary of Suntech Power, one of the world’s largest makers of solar panels, collapsed into bankruptcy in a remarkable reversal for what had been part of a huge Chinese government effort to dominate renewable energy industries. The bankruptcy … Continue reading

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上関原発:漁業補償金を拒否 建設反対の組合員ら via 毎日jp

中国電力(広島市)が山口県上関町に計画する上関原発を巡り、同県漁協祝島支店(正組合員53人)の、原発建設に反対する組合員らが22日、県漁協本部に対し、同原発建設に伴う漁業補償金を「受け取らない」とする文書を提出した。 文書を出したのは議決権のある正組合員31人と、准組合員8人。 祝島は原発反対派が多数を占め、同支店も長年にわたり、計約10億8000万円に上る漁業補償金の受け取りを拒否してきた。しかし、2月28日に行った無記名投票の結果、一転、賛成31、反対21の賛成多数で受け取りを決議した。 反対派組合員は、補償金受け取り議案について、事前に十分な周知がなされないなど手続き上の問題や信義則違反があるとして「決議は存在しない」と主張。県漁協が配分に動けば、配分禁止の仮処分を山口地裁下関支部に申請する構え。 続きは上関原発:漁業補償金を拒否 建設反対の組合員ら

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福島第1原発での下請労働者の問題 厚労省への要請 via Blogos

■厚労省への申入れと要請に赴く 今まで幾度か、福島第1原発の下請労働者の安全対策問題と偽装請負問題について、個別に相談のあった下請労働者の代理人として、安衛法違反や職安法違反で事業者を申告や告発をしてきました。このことはブログにも載せました。 http://analyticalsociaboy.txt-nifty.com/yoakemaeka/2012/11/post-f143.html そこで、厚労省の担当部署に日本労働弁護団として次のような申入れをしました。 原発労働は重層的下請構造のもと で原発作業員の健康に対する配慮をおよそ欠く事件が複数明らかになっています。一方で、偽装請負等違法な就労形態が横行し、原発作業員の安全衛生に対する 責任の所在が不明確となっています。かかる問題は構造的なものであり、最早個別事案への対応のみでは是正できるものではないと考えております。偽装請負等 違法な就労形態の根絶及び原発作業にかかる施設・設備を管理する注文主東京電力による直接的かつ一元的な安全衛生管理が必要不可欠であると考えます。 そこで、①労働安全衛生法第31条1項の「特定事業」に原発作業を加え、注文主たる電力会社に対して労働災害発生防止義務を課すこと、②偽装請負等違法な就労形態による原発作業の横行という事態に関する厚生労働省の対策・見解についてお伺いしたい。 続きは福島第1原発での下請労働者の問題 厚労省への要請

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David Bradbury on Idinthakarai’s anti-nuclear front line via Independent Australit.net

Award winning Australian filmmaker, David Bradbury, describes in chilling detail his visit to the epicentre of the Kudankulam anti-nuclear struggle in India – the beautiful seaside town of Idinthakarai. I KNEW we were in trouble when the young auto-rickshaw driver … Continue reading

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Waves of Resistance Never End at Nuclear Plant via Inter Press Service

KUDANKULAM, India, Feb 3 2013 (IPS) – An indefinite struggle continues against the Kudankulam nuclear power plant in the southern Indian state Tamil Nadu despite a government crackdown on protests. Idinthakarai, a village in Tirunelveli district of Tamil Nadu, has … Continue reading

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菅さん、原発事故の対応のなかで、東電や保安院などいちばんイライラしたことってなんでしたか? via BLOGOS

もんじゅ君の「ズバリ聞きますだよ!」第2回:前編 (抜粋) もんじゅ:じゃあ、原発に反対する声があるのはしっていた、と。 菅:うん。ただ、ある時期から、CO2の問題もあるからね、日本の技術をもって安全性をしっかりチェックしていけば、事故を起こさずに原発 を稼働できるだろうと思っていましたよ。そういう点では、総理になるすこしまえから、「原発は、安全性に注意しながら活用」という立場だった。あとになっ て思えば、それはいわゆる「つくられた安全神話」だったわけだけども……。 首相になってからは、たとえばトルコの大統領やベトナムの首相と会ったときも「原発を導入したい」と希望されたから、「もし導入されるのなら、日本の原発 がいちばん安全ですよ。わが国のものを採用してほしい」と、トップセールスもやっていましたよ。 もんじゅ:原発についての考えかたはいつごろ変わったんでしょう。 菅:そうだね、政党の政策としては、最初につくった党、「社民連(社会民主連合)」の段階では、原発は「経過的エネルギー」と位置づけてい たんだよね。どちらかというと「これ以上はつくらないでおこう」という考えかたがあった。 そのあと、政党がいまの民主党になるにしたがっていろんな意見がでてきて、「安全性に注意しながら活用していこう」ということになったね。党の方針も、わ たし自身もそれでいいと思っていました。 もんじゅ:なるほど。じゃあ、もとは「認めつつもあまりふやさない」という感じだったのが、事故前には「必要だ」とお考えだったわけですね。 全文は菅さん、原発事故の対応のなかで、東電や保安院などいちばんイライラしたことってなんでしたか? インタビュー後編は菅さん、自民党政権になって風向きが変わってしまったのかな、というはなしもあります。参院選では原発って争点になるでしょうか?

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