日本での原発事故をきっかけに、1979年にスリーマイル島原発事故が起きたアメリカでも、原発への不安が広がっている。また、福島第1原発のアメリカ製原子炉「マーク1」をめぐる議論が再燃している。
アメリカ・ペンシルベニア州スリーマイル島の原子力発電所では、巨大な冷却塔から白い煙が立ちのぼっていた。
1979年3月28日、機器の故障と人的ミスによって起こった世界初の炉心溶融事故「スリーマイル島原発事故」。
州知事が非常事態を宣言し、学校閉鎖や妊婦などへの避難勧告を発令、およそ10万人が避難する事態に至った「レベル5」の事故。
32年前に事故を起こした原子炉2号機は、現在は運転を停止しているが、隣にある原子炉1号機は現在も稼働中で、冷却塔から白い蒸気が上がっていた。
事故から32年。
人々は、今も原発とともに暮らしている。
本文の続き、および動画は『日本での原発事故をきっかけに、福島第1原発の米製原子炉「マーク1」めぐる議論が再燃』から。