立民の原発ゼロ法 タウンミーティング参加者「例外的稼働認めない」 via 東京新聞

立憲民主党は27日、策定中の「原発ゼロ基本法案」を巡り、市民から意見を募る初のタウンミーティングを東京都内で開いた。法案骨子では原発ゼロを目指す一方、エネルギー不足に陥った場合は例外的に稼働を認めているが、参加者からは「例外は認めるべきではない」と修正を求める意見が相次いだ。 (山口哲人)

(略)

 さらに「原子力以外のエネルギー源を最大限活用しても安定供給の確保に支障が生じる場合で、地域防災計画が作成されている場合」は、例外的に原発稼働を認めるとした。

 この日は約七十人が参加し、十二のグループに分かれて議論し、それぞれ意見を集約した。

 あるグループは原発稼働に関し「(法案から)例外的にという部分を削除すべきだ。最初から法案に入れる必要はない」との意見を表明した。ほかの多くのグループからも同じ趣旨の発言が相次いだ。

 同党は二月十八日まで全国計十三カ所でタウンミーティングを開催。二月下旬に法案をまとめ、他の野党にも共同提出を呼び掛けた上で、東日本大震災から七年を迎える三月に法案を国会に提出する方針。

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