(CNN) 米地質調査所(USGS)によると、イラン南西部ブシェール州にある原子力発電所近くで現地時間の8日朝、マグニチュード(M)4.9とM4.5の地震が相次いで発生した。
震源はいずれもペルシャ湾に面する同州ボラジャン市から20キロ以内。同市の近くには2010年8月に建設されたブシェール原子力発電所が位置する。イランでは初の原発で、中東地域でも最初の民生用の原子炉となっている。
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ボラジャン市近くでは先月27日にもM5.1の地震が起きていた。
USGSによると、M4.9の地震が8日午前9時前に発生。約30分後にM4.5の地震が続いた。イランは8日、米国による革命防衛隊司令官の殺害に報復するため米軍兵士も駐留するイラク内の2基地に多数のミサイルを撃ち込んだが、2回の地震はこの攻撃から数時間後に起きたという。
大規模な断層上に位置するイランでは過去にも多数の地震が発生している。
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