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Daily Archives: 2019/03/09
(東日本大震災8年)福島米復活、まず業務用 外・中食用、産地は表に出ずvia 朝日新聞
[…] 福島県の米どころ、会津地方。会津美里町の一角にJA全農福島の巨大なコメ倉庫がある。30キロと1トンの玄米が入った袋が5~6メートルの高さに積まれていた。「首都圏をはじめ各地に出荷されます」と担当者。 だが、大半の最終的な行き先は家庭の食卓ではなく、コンビニや外食チェーンなどだ。 農林水産省の調査(2017年6月までの1年間)によると、福島米の業務用比率は65%で、群馬と並んで全国トップクラスだ。原発事故前と比較できるデータはないが、全農福島が扱う分では業務用比率が80%を超え、事故前より15ポイントほど増えたという。 福島米の価格は事故後、大きく下がった。出荷団体と卸業者らとの「相対取引価格」は、それまでは全国平均レベルだったが、14年産は全国平均のマイナス10・4%まで落ち込んだ。 しかし18年産(速報値)はマイナス3・0%まで回復。事故前に迫る水準に戻った。牽引(けんいん)するのが業務用の需要だ。共働きや単身世帯が増え、持ち帰りの「中食」や外食の機会が多くなる中、業務用のコメは不足気味で、流通業者の一人は「福島米は味が良い割に価格は安く、業務用の引きが強い」と説明する。 消費者離れが進んだ福島米だが、業務用であれば国産と表示され、「福島」が表に出ないケースが多く、買い控えの影響を受けにくい側面もある。売り先があることは、「農家の経営の安定につながる」(全農福島幹部)という。 ■家庭用、苦戦続く ――根強い風評、PR懸命 「寂しいね。自信をもってつくったコメだから、堂々と『福島』を出して売りたい」 須賀川市のコメ農家松川正夫さん(74)は悔しがる。事故前は家庭用が中心だったが、今は収穫する15トンの多くが業務用だ。 原発事故から8年になるが、福島米に対する消費者の不安はいまもぬぐい去れていない。東京都内のある米穀店は昨年、福島のブランド米で11年秋にデビューした「天のつぶ」を店頭に並べたがほとんど売れず、取り扱いをやめた。店主は「原発事故の影響が続く『福島』はどうしても選ばれにくい」と話す。 福島県は12年からコメの「全量全袋検査」を続けている。費用は年約60億円。15年8月以降、国の基準値を超える放射性物質は検出されておらず、早ければ20年産米からサンプル検査に切り替える予定だ。 しかし、消費者庁が今年2月に実施した消費者調査では、放射性物質を理由に福島県産品の購入をためらう人は12・5%。13年の調査開始以来、最も低かったが、それでも距離を置く傾向は残る。 この状況を打開しようと、県は昨年10月から職員が「売米(うりこめ)隊」と称して各地の米穀店を訪れ、福島米のおいしさや安全性をPRして回る活動を始めている。 ■生花に活路、県も後押し コメ以外はどうか。 福島県が収穫量全国トップ級のキュウリは、東京都中央卸売市場の17年度の価格が全国平均より6・6%高く、事故前の水準にほぼ回復した。真夏はライバルの産地が少ない上、日々の食卓に欠かせないことが価格上昇につながっている。 特産のモモは価格が戻っていない。17年度の価格は全国平均より23・3%低い。「贈答用などは産地へのこだわりが強く出る」(県農産物流通課)ため、敬遠されがちだ。 福島第一原発がある沿岸部の浜通りでは、口に入れるものではないため、風評被害を受けにくい生花に活路を見いだす農家が増加。県も普及を後押しする。 先駆けが、福祉関係のNPO法人「Jin」(浪江町)だ。 代表の川村博さん(63)は事故前、野菜を育てていたが、14年からトルコギキョウの栽培を開始。今では売り上げが年1500万円にのぼり、栽培農家は町内外に広がっている。 全文
Fukushima at 8: Accusations of scientific misconduct concern city in Japan via Beyond Nuclear
[…] After the nuclear catastrophe began, Date City residents received glass badges that measured radioactivity. About four and a half years of measurements collected from these glass badges were used by Ryugo Hayano, Professor emeritus from the University of Tokyo … Continue reading
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Tagged Date City, East Japan Earthquake + Fukushima, Ryugo Hayano, Science, Shin-ichi Kurokawa
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被災者の今、伝える フォトジャーナリスト豊田直巳さん 「福島 『復興』に奪われる村」刊行 via 西日本新聞
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から8年、フォトジャーナリストの豊田直巳さん(62)が福島の今を記録した「フォト・ルポルタージュ 福島 『復興』に奪われる村」(岩波書店)を刊行した。2020年東京五輪へ向けた復興イメージの裏で、被災者の多くが避難指示が解除された後もふるさとに戻らず、再起へ苦悩する現実を記録した。 豊田さんは、劣化ウラン弾問題のイラクや原発事故のチェルノブイリなどの取材を経験。震災直後から福島県に入り、飯舘村などで被災者への取材を重ねる。ドキュメンタリー映像として「遺言 原発さえなければ」(共同監督)、「奪われた村 避難5年目の飯舘村民」などがある。 今作は、岩波ブックレットの福島シリーズ3冊目。行政が復興事業を急ぐ中で生まれる新たな「安全神話」を指摘。出荷再開の見通しが立たない中、田畑を維持するために作物を育てる農家、102歳の義父が避難直前に自死し東電を提訴した被災者など、深く交流してきた飯舘村の人々の真情を伝える。 原子力推進の看板撤去、放射能残土の残る中で開かれる祭り…。43枚の写真がメッセージを放つ。豊田さんは「ふるさとを思って生き、自ら励まし奮闘する“抵抗の文化”が被災地に生まれている」と語る。全96ページ、840円(税別)。 「奪われた村-」の上映会が16日午後2時半から、福岡県粕屋町のサンレイクかすや多目的ホールである。写真展「フクシマの7年間~尊厳の記録と記憶」も午後1~5時に同時開催する。500円(高校生以下無料)。 ◆福島の今--豊田直巳さんに聞く (略) 家族離散と村民分断が再来する。戻る者への支援は手厚いが、戻らない者の支援は縮小する行政は被災者に寄り添うものだろうか。突然、放射能に襲われて避難を命じられ、今、自分たちの願いを聞かれることもなく、戻るか否かと判断を迫られる理不尽さ。憤りと諦めをない交ぜに、村を去る人々もいる。 生きているうちにふるさとが「放射能汚染前」に戻ることはない。 ◇ あることをないことにする行為が福島で目立つ。双葉町にあった標語看板「原子力明るい未来のエネルギー」が撤去された。「安全神話の過ちを後世に伝える」という町民の保存要望は無視された。放射能汚染を隠すかのように、国は計測用モニタリングポストの多くを順次撤去するという。 「復興の火」と呼ぶ東京五輪の聖火リレーが走りだす福島は、安倍首相が五輪誘致時に語った「アンダー・コントロール(制御下)」を印象づける地でなければならないのだろう。 「復興」の掛け声は時に被災者を圧迫する。「風評被害を招く」という言葉の連呼は放射能の健康被害を語りづらい空気を広げる。事故時、わが子を被ばくさせてしまったかもしれないと見守る親たちの悩みの言葉や訴えを奪う。 全文は被災者の今、伝える フォトジャーナリスト豊田直巳さん 「福島 『復興』に奪われる村」刊行
原発、やまぬ逆風 震災後の再稼働9基 “成長戦略”輸出も「総崩れ」via 毎日新聞
東京電力福島第1原発事故から8年。日本の原子力発電を巡る状況は混迷を深めてきた。事故後に国内の17原発54基はすべて停止し、現在、新規制基準に適合して再稼働したのは5原発9基にとどまる。国内で原子力への逆風がやまぬ中、安倍政権が成長戦略の柱に据えてきた原発輸出も「総崩れ」に。電力会社や原子炉メーカーからは再編に向けた動きが出始めている。【袴田貴行、和田憲二】 政府、世論に配慮 新増設・建て替え言及避け 政府は昨年7月にエネルギー政策の中長期的な指針となる「エネルギー基本計画」を改定。原発を「重要なベースロード(基幹)電源」と位置付けつつ「依存度は可能な限り低減していく」という従来方針を維持した。原発の2030年度の電源に占める比率は20~22%とする目標を掲げる一方、電力業界が求めてきた原発の新増設・建て替え(リプレース)については、厳しい世論に配慮して言及を避けた。 30年度の「20~22%」の達成は原発30基程度の稼働が前提だが、事故後は老朽化した原発の廃炉が続く。新規制基準をクリアするための安全対策費がかさむためだ。昨年10月に東北電力が女川原発1号機、今年2月に九州電力が玄海原発2号機の廃炉をそれぞれ決めるなど、東電を除いても、事故後に廃炉を決めた原発は7原発11基に上る。 (略) さらに、政府が旗を振り、原子炉メーカーが進めてきた英国やトルコへの原発輸出計画も、安全対策費の膨張で採算が合わず次々に頓挫している。電力業界からは「再稼働や輸出が進まなければ、いずれ原子力の技術や人材が失われる」(大手電力幹部)との声も漏れる。苦しむ事業者、再編へ動き 原発を巡る状況が八方塞がりとなる中、電力会社や原子炉メーカーは再編に動かざるを得なくなっている。旗振り役は福島事故後に実質国有化され、再編を志向する経産省の影響を強く受ける東京電力ホールディングス(HD)だ。 (略) メーカーの危機感も強い。日立の中西宏明会長は1月、経団連会長としてのインタビューで「お客様(電力会社)が利益を上げられていない商売でベンダー(原子炉メーカー)が利益を上げるのは難しい」と懸念を示した。「事故以降、原子力に関する真っ正面からの議論が不足している」とも述べ、政府が主体となって再稼働に向けた国民的な議論を進めるよう求めた。 背景には、頼みの綱だった原発輸出の頓挫で日立が多額の損失を負うなど「海外事業のリスク」(中堅社員)があらわになり、国内に注力するしかない事情がある。しかし、原発に対する世論が二分する中、安倍政権の腰は定まらない。世耕弘成経産相は「エネルギー政策全般に関し、地道に国民の理解を深める活動を続ける」と述べるにとどめ、中西氏の提案に距離を置いている。 全文は原発、やまぬ逆風 震災後の再稼働9基 “成長戦略”輸出も「総崩れ」
High school students tour nuclear plant via The Times
Students from two local high schools got the chance at a behind-the-scenes tour of the Beaver Valley Nuclear Power Station. SHIPPINGPORT — Students from two local high schools got the chance at a behind-the-scenes tour of the Beaver Valley Nuclear … Continue reading
原発に振り回され… 浪江誘致目指した男性、避難先から古里再生願う via 毎日新聞
東京電力福島第1原発事故で一時全域避難を強いられた福島県浪江町と南相馬市小高区の海岸沿いで、東北電力が1960年代から原発建設を計画していた。近くに住んでいた安部(あんべ)一さん(83)は、町の発展を願って誘致に協力した。原発が建つはずだった土地は今、復興の目玉として産業団地が整備されつつある。避難先と浪江を行き来しながら、古里の再生に期待を寄せる。【高橋隆輔】 (略) ここから約2キロ東の沿岸部に、浪江・小高原発の計画地があった。67年に浪江町議会が誘致を決議した。翌年、東北電力が計画を決めたものの、地権者である農家たちの反対で事業は進まなかった。 70年代に福島第1原発全6基の運転が始まった。立地する双葉、大熊両町は原発関連の交付金や固定資産税を得て、手厚い行政サービスを提供した。 「大熊や双葉がうらやましかった」。地域のまとめ役だった安部さんは90年代後半、計画地へつながる道路の整備に協力した。周辺の農家に土地を売却するよう求め、住民を集めて原発を見学し「原発は安全」と説いた。幅2メートル足らずのあぜ道が2005年までに幅11メートル、長さ約1・5キロの道路に生まれ変わった。原発の計画は進まず、通る車はまばらだったが、安部さんは道路脇の草を刈り、アジサイを植えた。 福島第1原発事故後の13年、東北電力は原発計画を断念した。「世論を考えれば当然。昔の浪江にはもう戻らない。事故が起きるなんて思っていなかった」。安部さんは穏やかな口調に、原発に裏切られた怒りを込めた。 (略) 安部さんの自宅がある町東部は17年3月に避難指示が解除されたが、妻ヨシ子さん(82)に人工透析が必要となり、通院に便利な下野市に新居を構えた。春から秋は浪江の自宅に泊まり「土地を荒らしたままにしていらんねえ」と、田畑や庭の草を刈る。この春は稲作を再開する。 全文は原発に振り回され… 浪江誘致目指した男性、避難先から古里再生願う
半数以上が帰還望まず 原発周辺3町の40代以下 via 中日新聞
東京電力福島第一原発事故で避難指示が出た双葉、浪江、富岡三町で、四十代以下の住民の半数以上が帰還しない意向を示していることが、復興庁などの調査で分かった。働き盛りの世代が戻らなければ地域の復興に大きな影響が出るとみられ、各町は生活環境の整備を進めている。だが、避難先で生活基盤を固めた世帯も多く、呼び戻すのは容易ではなさそうだ。 二〇一七年に避難指示が一部解除された富岡町、浪江町は傾向が似ており、二十代以下、三十代では「帰還しない」が60%を超えた。第一原発が立地し全域避難が続く双葉町では年代を問わず「帰還しない」が多く、全体で61・5%。戻らない理由として三町とも「すでに生活基盤ができている」「避難先の方が生活に便利」「自宅を購入し、将来も継続的に居住する予定」といった理由が上位だった。 続きは半数以上が帰還望まず 原発周辺3町の40代以下
Most evacuees under 50 from three Fukushima towns near nuclear disaster have no plan to return via The Japan Times
[…] The orders for Namie and Tomioka were partially lifted in 2017. But more than 60 percent of evacuees from the two towns in their 20s and 30s and more than 50 percent in their 40s said they would not … Continue reading
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Tagged East Japan Earthquake + Fukushima, evaucation, health, Radiation exposure, Safety
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More Than 350 Cracks Found at Reactor at Nuclear Plant in Scotland (VIDEO) via Sputnik
Hundreds of small cracks were found in the hull of reactor No. 3 at Hunterston B nuclear power plant in North Ayrshire; some of them exceed two millimetres in width. The French operator company EDF has assured that the formation … Continue reading