Daily Archives: 2018/09/26

伊方再稼働許可 「福島の事故忘れたか」被爆者ら怒り via 毎日新聞

[…]  「この決定は歴史に断罪される」。決定が出た直後の25日午後1時半過ぎ、広島市中区の裁判所前で住民側の関係者が不当な決定と訴える垂れ幕を掲げると、集まった支援者から大きなため息が漏れた。噴火の正確な予測を前提にした原子力規制委の安全審査の手引書を「不合理」としながら破局的噴火の可能性について相応の根拠を示さなければ立地不適とはならないとする決定に、記者会見した住民側弁護団の河合弘之弁護士は「住民側に無理難題(の立証)を強いるもの」と批判。「原発の規制は、一般防災に比べ格段に高度な安全性が求められる」と強調し、社会はゼロリスクを求めていないとする「社会通念」に反発した。抗告人の一人で被爆3世の綱崎健太さん(38)=広島市中区=は「裁判長は福島原発の事故を忘れている。そうでないとこんな決定は書けない」と憤った。  広島地裁で係争中の運転差し止め訴訟の原告の一人、免田裕子さん(78)=同市安芸区=は73年前、5歳の時に被爆。病身だった母は爆心地付近から逃れてきた被爆者の世話をしていたが、体調が悪化して約2週間後に息を引き取った。「今思えば、内部被ばくの影響ではないか」。フィリピンに出征していた父は戦死し、孤児になった。  結婚後は2人の娘に恵まれたが、次女が原因不明の熱を出した時には「私の被爆のせいでは」と自分を責めた。原発は「平和利用といっても、何の害もなく動くはずがない」と以前から懐疑的だったが、福島第1原発の事故を機に「生活が壊され、放射線の影響にずっとおびえることになる。こんな危ないものは置いておけない」と訴訟に参加した。異議審で願いは届かなかったが、「誰にも被ばくさせないため、今後も訴訟で戦い続ける」と力を込めた。【寺岡俊、小山美砂、隈元悠太】 地元、引き続き安全対策を  一方、伊方原発が立地する愛媛県伊方町の高門清彦町長は「再稼働に向けた判断が下され、正直ホッとしている」と話しつつ、「根底に不安を抱える住民もいる。安全対策と情報公開の二つを徹底してほしい」と四国電力に求めた。同県の中村時広知事も「再稼働しようがしまいが安全対策に対する考え方は変わることはない」と引き続き徹底した安全対策と情報公開を求めた。  同町で自営業をする60代女性は「新たに造るなら問題だがもうあるし、働いている人も大勢いる。弁当屋や民宿は客が減ったと嘆いていた。ホッとしていると思う」と複雑な心境をにじませた。 […] 規制委は安全審査の手引書「火山影響評価ガイド」で、原発から160キロ圏内の火山は電力会社に影響評価を義務付けている。破局的噴火を含む大規模噴火では、火砕流や溶岩流が敷地に到達する可能性が「十分小さい」と判断できなければ立地不適格とし、原発の稼働はできないと定めた。  「可能性が十分小さいかどうか」をどう判断するのか。昨年12月の広島高裁決定後、規制委はガイドを補完する形で見解をまとめた。それによると、原発の運転期間(原則40年)中に破局的噴火が起きる根拠がなければ、火砕流などが敷地内に到達する可能性も「十分小さい」と判断するとの解釈を示し、破局的噴火の発生可能性を具体的に示せなければ「社会通念上、安全対策を考慮しなくても許容される」との見解も明らかにした。想定した法規制や防災対策が原発以外では実施されていないことなどが根拠で、こうした見解が今回の決定で認められた形になった。【岩間理紀】   全文

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Army Corps lifts stop-order on $350 million contract for nuclear waste cleanup via Trib Live

Preparations for the cleanup of a nuclear waste burial site in Parks Township can begin again after an almost 18-month delay. The U.S. Army Corps of Engineers believe they have addressed issues with a bid protest and lifted a stop-order … Continue reading

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電力狙ったハゲタカ 真山仁さんが語る原発への問題提起 via 朝日新聞

 2011年の原発事故と大手電力会社の経営を題材にした小説「ハゲタカ」シリーズの第5作「シンドローム」が、このほど講談社から出版されました。作者の真山仁さん(56)が朝日新聞のインタビューに応じ、執筆の動機や、日本のエネルギー政策への考え方などを語ってくれました。 (略) やりたい放題、だからおいしい ――買収の標的となる電力会社「首都電力」は、実在の東京電力を思い起こすのですが、その会長を相当な悪者として描きました。 「ハゲタカの読者は、主人公を『正義の味方』のように思ってくださっています。おのずとカウンターパートはヒール(悪役)になります」 ――電力会社はかつて、地域の電力供給を独占し、コストを自動的に上乗せする「総括原価方式」に守られていました。 「ライバルがいない、コストが上がれば(電気料金に)のせる。やりたい放題。だから『ハゲタカ』にとっておいしい企業ですよ。関係者への取材では、買いたければどうぞ、と言われました。ただ、実際には、賠償など事故の負担があるので誰も手をつけなかったわけですが」 ――作中では国の責任も問うています。 「はい。電力会社だけが悪いのか、と。私は国の責任も大きいと考えています。軽はずみな発言はできませんが、海水注入の局面などでは国家権力を使うべきだったのではないでしょうか。そもそも国内に原発を50基以上も抱える原発大国なのに、なぜ事故に対応する手法・組織がなかったのか。大きなショックです。好きな言葉ではないですが、まるで『平和ぼけ』です」 問答無用の「原発反対」には違和感 ――原発に対する個人としての考えは? 「私は原発に反対と言ったことはありません。(電気に囲まれた)豊かさの中で生きてきた人が、その豊かさを手放すつもりがないのに、一度の事故で問答無用で『反対だ』というのは違和感があります。国民だって大なり小なり、事故の『共犯者』だったのではないでしょうか」 「だからこそ、議論が必要です。大量の電気を使うリニアモーターカーは必要なのでしょうか。AI(人工知能)社会では、もっと電気を使うことにならないかどうか。一方で、私たちはどれだけ節電しないといけないのか。電力についてしっかり考えないといけない」 ――実際の原発事故では、電源車を手配したもののプラグとケーブルが合わないなど信じられないミスがありました。原発を本当に安全に動かしていけるのでしょうか。 「その問いを私もずっと持っています。でも世界中で原発は動いているわけで、日本でもまた動いている。仮に日本の原発を全部止めて火力発電を動かせば、二酸化炭素(CO2)の出しすぎでペナルティーを科せられるかもしれない。どこかで紛争が起きて石油が暴騰した時に支払いができるのか、そういったシミュレートもできていない。もろもろの問題提起をし直さないといけませんね」 全文は電力狙ったハゲタカ 真山仁さんが語る原発への問題提起 

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Tsunami-hit nuclear plant near Tokyo wins formal restart approval via The Japan Times

The nuclear watchdog on Wednesday formally approved the restart of an almost 40-year-old nuclear power plant northeast of Tokyo that has sat idle since it was damaged during the 2011 earthquake and tsunami disaster, which also caused meltdowns at the … Continue reading

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東海第2原発が正式合格、規制委審査 被災原発で初 via 日本経済新聞

原子力規制委員会は26日、日本原子力発電東海第2原子力発電所(茨城県東海村)の安全審査の合格証に当たる「審査書」を了承した。東日本大震災で被害を受けた原発では初めて正式に審査に合格した。ただ、再稼働には最長20年の運転期間延長などの審査にも合格し、地元の同意を得る必要がある。判断には時間がかかりそうだ。 規制委は7月に審査書の原案をまとめ、一般からの意見公募や経済産業相への意見照会などの手続きを進めてきた。これらを踏まえ、日本原電の安全対策の基本方針が原発の新規制基準に適合していると結論づけ、審査書を了承した。 安全審査の合格は全国で8原発15基目、東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」では東電柏崎刈羽原発6、7号機に続く2例目となる。 (略) 安全審査などに合格しても、再稼働には茨城県や東海村、周辺自治体の同意が必要だ。半径30キロメートル圏内には全国の原発で最多の約96万人が住み、自治体の同意判断が難航する可能性もある。 全文は東海第2原発が正式合格、規制委審査 被災原発で初

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Russia’s Nuclear Cruise Missile Is Struggling To Take Off, Imagery Suggests via NPR

It’s a terrifying weapon: a nuclear-powered cruise missile that can fly anywhere on the planet, possibly spewing radioactivity as it goes. In March, Russian President Vladimir Putin announced that his nation had successfully tested just such a machine. But new … Continue reading

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