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Daily Archives: 2018/09/24
「泊原発が動いていれば北海道大停電はなかった」論を主張する者たちは恥を知れ!~9.21反原発道庁前行動 via レイバーネット
9月21日(金)も、通算307回目となる道庁前行動が行われた。 この日の行動には初顔参加者のほか、2年ぶりなど久しぶりの参加という人も目立った。関西からイベント参加のために来道していたミュージシャン(?)風の方なども参加していて、いつもより多く、また個性的な人が目立つ。そういえば3.11直後の経産省前テントひろばも一時、こんな雰囲気だったと思い出す。北海道胆振東部地震を経て、時ならぬ「災害ユートピア」が出現したかのようだ。 そうかと思えば、道庁前を若い女性が「停電になりますよ~」と揶揄しながら通り過ぎようとするので、私は思わずにらみつけた (略) ところが、北海道がブラックアウトになったこの機会に乗じて、「泊原発が稼働していれば大停電は起こらなかった」と主張する連中がネットを中心に現れました。その主張する内容は根拠がまったくないばかりか、主張している人物を見ても品性下劣な連中ばかりです。今日は「泊が動いていれば大停電はなかった」論を主張している人物がどれだけでたらめか、お話ししたいと思います。 まず、経済学者を自称する池田信夫という人物です。この男は元NHK職員で、早期退職後はテレビ局の独占に反対し、電波オークションの実施などを主張していましたが、福島原発事故後は反原発派をさんざん誹謗、中傷するばかりでなく、子ども騙しにすらならないような低劣な原発推進論を主張。それまで人類がどんなに科学的英知を結集しても到達できなかった数々の「珍学説」を恥ずかしげもなく発表してきました。あまりに馬鹿げていて口にするのも恥ずかしいですが、池田信夫が発表した「珍学説」で最も斬新なのは、「放射性セシウムは燃やせば分解する」(注1)と「核廃棄物は1万メートルの海底に投棄すればマントルに飲み込まれて消滅する」(注2)です。この他「内部被ばくは都市伝説」(注3)だとも主張しています。あまりにも斬新すぎて私のような凡人の理解をはるかに超えています。めまい、吐き気を催さずにはいられません。最近では原発の電気が最もコストが安いと主張し、再稼働を執拗に主張しています。福島原発事故の後始末に21兆円が必要と試算されており、民間シンクタンクの試算では70兆と見積もっているところもある(注4)にもかかわらずです。計算もろくにできない、こんなレベルの男が経済学者を名乗って平気でいられるのですから、日本がノーベル賞の中で経済学賞だけ受賞できていないのもなるほどと思います。 次に、石井孝明という自称「経済・環境ジャーナリスト」です。この男も福島原発事故以降、私たち反原発派を「放射脳」などとののしり続けています。「夕刊フジ」紙上でも「今回の大規模停電も、電力会社が危機に対応する経費を削減したことが一因かもしれない。脱原発の声が強いため、原発の稼働が遅れ、それの生み出せる巨大な電気を、北海道では活用できないままだ」などと、あたかも私たち反原発派のせいで停電が起きたかのように主張しています。 しかし、この男ははっきり言うとその発言の内容以前に犯罪者です。なぜならこの男は2014年5月にグルメ漫画「美味しんぼ」が福島の鼻血の問題を取り上げた際、作者である雁屋哲さんへのリンチをツイッター上で呼びかけた前科があるからです(注5)。このような呼びかけをすることは、暴行教唆罪という立派な犯罪要件に該当します。私は一時、真剣にこの男の刑事告発を考えたほどです。今も時々、刑事告発をすべきではないかと思うことがあります。辛淑玉さんを根拠なく「北の工作員」認定して訴えられ敗訴するなど、言動は醜いネトウヨそのものです。 このほか、ホリエモンこと堀江貴文氏も泊再稼働を主張しています。ロケットと一緒に宇宙に飛んでいき、そのまま二度と地球に戻ってくるなと言いたいです。宇佐美典也氏は、元経産省の官僚で、現役時代から自分の給与明細をネット上で公表するなど型破りな行動で知られましたが、一方、朝日新聞紙上で「民主党政権になってから、同期が十何人も辞めていった」と主張するなど、経産省が自民党べったりであることをみずから暴露しています(注6)。経産省が官邸に送り込んでいる今井尚哉秘書官と安倍首相の「蜜月」ぶりを見ると、改めて安倍首相と経産省のべったりぶりに怒りがわきます。 全文は「泊原発が動いていれば北海道大停電はなかった」論を主張する者たちは恥を知れ!~9.21反原発道庁前行動
福島第1原発事故 原発への憤り、布絵と詩に 福島から避難の青田さん作品展 大津 /滋賀 via 毎日新聞
2011年の東京電力福島第1原発事故で、福島県南相馬市から大津市に避難した青田恵子さん(68)の作品展「布絵展 ふるさとフクシマに想(おも)いをよせて」が大津市中央1の「ギャラリーQ」で開かれている。青田さんは「原発がある限り、誰の身にも起こりうる。布絵を見て、原発事故の実態を思い出して」と訴える。26日まで。【諸隈美紗稀】 青田さんは11年3月の東日本大震災当時、同原発から23キロ離れた自宅で被災。夫と娘と宮城県に一時避難した。2カ月が過ぎても余震が続いたこともあり、同年5月に知人の紹介で大津に移った。 (略) 作品展では、畑を馬で引く様子や子供らが外で畳を干す姿が描かれた布絵64点を展示。大半が青田さんの幼少期の記憶を基に作られた作品だ。「避難者にすらさせてくれない」と題した詩を墨で書きしたためた作品は、被災から7年が経ち、さまざまな支援制度が打ち切られ、避難者が「難民にさせられた」という怒りを込めた。 昨年3月に初めて開いた展覧会は、これまでに関西を中心に10回以上、開催されてきた。開館時間は午前10時~午後4時(26日は午後2時まで)。入場無料。問い合わせは滋賀民報社(077・525・340 全文は福島第1原発事故 原発への憤り、布絵と詩に 福島から避難の青田さん作品展 大津 /滋賀
The last US nuclear weapons test took place 26 years ago today via Quarts
The last US nuclear weapons test took place on Sept. 23, 1992, at the Nevada Test Site. It was the 1,030th such experiment, the most conducted by any country since the first US atom bomb was exploded in 1945. […] … Continue reading
Ministry retracts estimate of ratio of nuclear power in fiscal 2050 via The Asahi Shimbun
The Environment Ministry was forced to retract its trial calculation that the ratio of nuclear power generation to Japan’s total electricity generation will be less than 10 percent in fiscal 2050. The ministry made the retraction in February in response … Continue reading
社説 福島の「サン・チャイルド」 設置と撤去が残した教訓 via 毎日新聞
公共空間におけるアートはどうあるべきか。原発事故の風評被害を増幅するなどと批判を受けた巨大な子ども像が20日、撤去された。 福島市が先月3日、「復興の象徴」として、JR福島駅に近い教育文化施設前に設置した「サン・チャイルド」だ。 現代美術家のヤノベケンジさんが2011年の東日本大震災を機に制作した。高さ6・2メートルの像は黄色い防護服のような姿で、ヘルメットを脱いで前方を見つめている。放射線量計を模した胸のカウンターは「000」と表示されている。 (略) 震災から7年しかたっておらず、原発や放射能汚染というデリケートな問題を含んでいる。12年に福島空港ロビーで展示されて好評だった経緯はあるが、設置場所や時期など、事前に広く市民の意見を聞き、配慮すべきであっただろう。 美術館やギャラリー以外の公園や街路など公共空間に設置される芸術作品はパブリックアートと呼ばれる。広く市民に芸術に触れる機会を提供するだけでなく、都市景観の形成や、記憶を形にするなどの役割を果たしてきた。 その半面、不特定多数の人が見るため、メッセージ性のある作品への不快感などから議論を呼ぶこともある。行政側が一方的に置くだけでは、理解は得られにくい。ネット上にも公共空間が広がっているという現状も無視できない。 しかし、ヤノベさんも危惧するように今後、表現者が過度に萎縮するようなことがあってはならない。 地域住民に愛されることはもちろん大事だが、心地いいものだけがアートではない。見る人の心にひっかかりを残し、立ち止まって考えさせることも重要な役割のはずだ。 全文は社説 福島の「サン・チャイルド」 設置と撤去が残した教訓 当サイト既出関連記事: 【サン・チャイルド】なぜ福島市民は設置継続を拒んだか。「危険な町だと誤解招く」via 民の声新聞