Monthly Archives: May 2018

エネルギー計画 原発の新増設が前提か via 中日新聞

 二〇三〇年に向けた国のエネルギー基本計画の見直し案が示された。依然として電力の二割以上を原発に頼るという。新増設が前提なのか。未来に向けた戦略を名乗るには、時代遅れが過ぎないか。  これを「計画」と呼べるだろうか。今後とも原発を、それも主力電源として使いたい、維持したい-。そんな願望の表れのようにも読める。  総発電量に占める原発の割合を20~22%と初めて明記した。経済産業省が三年前に示した数字のままだ。  たとえこれが、政府の考えるベストミックス、最善の比率だったとしても、どのようにして実現するというのだろう。具体的な道筋は明らかにされていない。  計画を実現するには、三十基程度の再稼働が必要だ。今八基。簡単なことではない。  一方、止まっていても老朽化は進む。一九九一年以降に新設された原発は十八基。四十年の法定寿命が順守されれば、二〇三〇年にはそれだけしか残らない。  日本世論調査会の二月の調査では、原発を即時、あるいは将来的にはゼロにと答えた人は、75%に上る。新増設は世論が許すまい。  経産省は、六十年まで延命させれば実現可能と考えているようだ。 (略) 計画では、再生可能エネルギーについても「主力電源化」を図り、22~24%に増やすという。  ドイツでは現在すでに35%。産油国のアラブ首長国連邦(UAE)さえ、五〇年に44%の目標を掲げている。  この「計画」では、世界との差はますます開く。  経産省による意見公募で多数を占めた「世界の流れに逆行している」などとして脱原発を求める声も黙殺された。そのような計画案に、正当性があるのだろうか。  夏の正式決定までに、大きく見直した方がいい。 全文はエネルギー計画 原発の新増設が前提か 関連記事: 原発の新増設や建て替え「自ずと必要に」 勝野電事連会長、電源比率20~22%の達成に自信 via Sankei Biz

Posted in *日本語 | Tagged , , | 1 Comment

4割超が農業再開断念 福島、避難解除も課題山積 via 日本経済新聞

東京電力福島第1原発事故から7年が過ぎ、福島県では避難指示解除とともに農業再開の動きも広がる。しかし避難中に田畑は荒れ、人手不足や高齢化といった課題は山積している。国などの調査に被災地の農家の4割以上が「再開するつもりはない」と回答し、今後の見通しは厳しい。 「先祖代々の田畑が台無しになった。一からのやり直しは考えられない」。南相馬市小高区の横田芳朝さん(73)は、雑草が生えた荒れ地を前にため息をついた。事故前は約500本のナシの木が茂っていたが、避難中にほとんどが病気になり、昨年すべて切り倒した。「75歳までは農業を続けようと思っていたが、これから除染をして、土を耕さなければならない。風評も厳しいし、再開しても見合わない」 かつてはコメも作っており、田植えや稲刈りは隣近所で手伝い合った。しかし事故はそのようなコミュニティーも破壊した。近所で帰還した農家はまばらで「農業は1軒だけではできない」とこぼす。 (略) 農業を再開しても苦労は絶えない。福島県富岡町で仲間と米作りに取り組む渡辺康男さん(67)は「元の景色を取り戻したい一心でやってきた」と話す。避難先の同県西郷村から片道約2時間かけて通う。今年の作付けは約5ヘクタールで、事故前の4分の1にとどまる。 悩みはイノシシなどの鳥獣による被害。避難中に人里に慣れ、人間を恐れることなく田畑を荒らし回る現状は「動物天国」だという。電気柵で囲ってもイノシシは侵入し、平気で田んぼで水浴びをしたり、稲を引っこ抜いたりする。 (略) 国や県、地元企業でつくる合同チームの調査によると、事故で避難指示が出た12市町村の農家約千人のうち、42%が「再開するつもりはない」と回答している。高齢化や地域の労働力不足、古里への帰還を諦めたことが理由に挙がった。 全文は4割超が農業再開断念 福島、避難解除も課題山積

Posted in *日本語 | Tagged , , , | 1 Comment

Injustice at sea via Beyond Nuclear International

By Linda Pentz Gunter American sailors on the USS Ronald Reagan were exposed to radiation from Fukushima. Many are sick. Some have died. Why can’t they get justice? “Coverage of the USS Ronald Reagan has been astoundingly limited,” wrote Der Spiegel in … Continue reading

Posted in *English | Tagged , , | 15 Comments

Fleeing from Fukushima: a nuclear evacuation reality check via Beyond Nuclear International

By Dr. Ian Fairlie If another severe nuclear accident, such as Windscale (in 1957), Chernobyl (1986) or Fukushima (2011) were to occur, then the most important response, in terms of preventing future cancer epidemics, is evacuation. The other main responses … Continue reading

Posted in *English | Tagged , , , | Leave a comment

US could use canceled plutonium fuel plant to make new nuclear weapons via Beyond Nuclear international

By Linda Pentz Gunter After wasting $7.6 billion on a plan to manufacture a fuel that no commercial US nuclear reactor is designed to use, the US Department of Energy finally indicated last week that it will cancel the facility … Continue reading

Posted in *English | Tagged , , , | 1 Comment

原発再稼働是非で県民投票と公約 新潟知事選、野党系候補 via 東京新聞

新潟県の米山隆一前知事の辞職に伴う知事選で、野党統一候補となる見込みの池田千賀子県議(57)が16日、県庁で記者会見し、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に対する自身の判断の是非を県民投票で問うとした公約を発表した。 池田氏は再稼働に慎重な考え。自民党などが推す新人で、同様の姿勢を示す前海上保安庁次長の花角英世氏(59)との違いを出し、再稼働を争点化する狙いがあるとみられる。 池田氏は、東電福島第1原発事故の原因などを検証する県独自の委員会の作業を最低3年続け、その結果を踏まえた自身の判断の是非を県民投票にかけると訴えた。 原文

Posted in *日本語 | Tagged , | Leave a comment

避難者をモデルにした絵「ダキシメルオモイ」の絵の展示のご案内 via ゴーウェスト

6.2(土)13時~ 避難者と仲間たちによる集会&アピールウォーク 前回と同じ大阪市中央会館1Fホールです(コースは短め?) ぜひお集まりください。 【日時】 2018年6月2日(土)13:30より 【会場】 大阪市中央会館1Fホール 〒542-0082 大阪市中央区島之内2-12-31 ※地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」下車 徒歩6分 【参加費】 一般500円 避難者無料 避難者をモデルにした絵「ダキシメルオモイ」の絵の展示のご案内 福島の原発事故後、幼い命を守るため奮闘する被災者親子の絵を描き続けている画家がいます。 幼い命を守りたい気持ちは、大切な人を守りたい気持ちであり、それは、すべての命を守りたい気持ちに繋がります。 この絵は海外で発信するお母さんとともに、世界の人々の心に「愛」と「命」の大切さを届けてきました。 145cmの麻布に描かれた親子絵は圧巻です!! 「ダキシメルオモイ」 http://noriakik…hi.dosugoi.net/ 絵の展示とともに海外発信を始めたお母さんたちのお話会を開催します。 タイムスケジュール 13:30~ 第一部「スイスの国連・フランス各地で発信した母」 2017年11月、2018年3月。避難者のお母さんがそれぞれ国連でスピーチをしました。 避難者のお母さんがなぜ国連に出向いたのか? 国連では何を訴えてきたのか? 国連でスピーチをしたお母さんと、フランス各地でアピールをしたお母さんをお招きし、避難者の現状はもとより、人権と平和について意見交換したいと思います。 14:55~ 第二部「台湾で発信した母」 福島の原発事故後、国内避難を経て、台湾へ避難をしたお母さんがいました。 台湾へ渡った経緯や、台湾の人々の反応、台湾で起きて いることなどについてお話を伺い、海外から見た日本について学習したいと思います。 16:30~ 第三部「避難者と仲間たちによるアピールウォーク」     全文

Posted in *日本語 | Tagged , | 1 Comment

トリチウム水処分で夏に公聴会 政府、福島と東京で開催へ via 東京新聞

 東京電力福島第1原発で汚染水を浄化した後に残る放射性物質トリチウムを含んだ処理水を巡り、政府の小委員会が海洋放出を含めた処分方法について国民から意見を聞く公聴会を夏ごろに開催することが17日、分かった。 (略) 現在、検討中の複数の処分方法や、処分にかかる期間などを説明して意見を募る。18日午後に開く会合で正式に決める。 第1原発ではトリチウム水を保管するタンクが約660基あり、貯蔵量は約87万6千トンに上る。日々増え続け、このままでは廃炉作業に影響しかねない状況となっている。 全文はトリチウム水処分で夏に公聴会 政府、福島と東京で開催へ 

Posted in *日本語 | Tagged , , , | 1 Comment

Researchers turn low-level nuclear waste into glass via New Atlas

The Cold War left behind significant amounts of low-level nuclear waste, but the future may be a bit cleaner thanks to a team of scientists at the US Department of Energy’s Pacific Northwest National Laboratory (PNNL), who have vitrified low-level … Continue reading

Posted in *English | Tagged , , , , , | 1 Comment

IAEA and Tokai University Expand Cooperation on Nuclear Safety Education via IAEA

The IAEA and Japan’s Tokai University have entered an  agreement to expand their cooperation in nuclear education to strengthen nuclear safety.  Juan Carlos Lentijo, IAEA Deputy Director General and Head of the Department of Nuclear Safety and Security and Tokai … Continue reading

Posted in *English | Tagged , | 2 Comments