福島電力が小売事業から撤退 via 河北新報

 中堅新電力の福島電力(福島県楢葉町、眞船秀幸社長)が電力小売事業から撤退することが分かった。電気料金請求の遅延や問い合わせ電話の不通など運用面の不備を理由としている。4月下旬頃から顧客に順次、他社に切り替えを促す通知を送っているが、期日は5月21日と1カ月に満たない。いまだに電話がつながりにくく、11日時点でホームページ上に撤退情報もない。顧客に不安が広がっている。

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福島電力は2016年10月設立、17年春以降に電力供給を開始した。全国の不動産会社などと提携し、入居時に契約を結ぶ手法で顧客を増やした。18年1月の販売電力量は1558万キロワット時と新電力では中堅規模。
同社側には「電話がつながりにくい」「料金の請求書が届かない」といった声が契約者らから寄せられていた。

 

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