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「殴り書きでもいいから、記録を取っておけば…」原発で全町避難が続く大熊町職員が記録誌を作ったわけ。via Huffington Post

初めまして。福島県大熊町役場に勤務する喜浦と申します。この3月、大熊町は東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原発事故に対する町の対応をまとめた「大熊町震災記録誌」を発行しました。

今回、大熊町のウェブサイト上での公開に合わせて、ハフポストで記録誌に掲載している町民や職員の「証言」の一部を転載させていただくことになりました。

証言を紹介する前に少し、町のこと私のことについて自己紹介させていただきたいと思います。

福島県大熊町は太平洋に面する面積約78平方キロ、人口約1万500人(※2017年5月現在。震災当時は約1万1500人でした)ほどの町です。特産品は温暖な気候を利用して栽培する梨やキウイ。ヒラメの養殖も盛んでした。

しかし今、町で最も有名なのは「福島第一原発」だと思います。大熊町は、2011年3月の大震災で水素爆発を起こした第一原発の立地町です。最初の爆発が起きた同年3月12日、町全域に避難指示が出ました。

(略)

同じ大熊町民、職員といっても、震災時の体験やそれに付随する思いは、私が想像した以上に人それぞれでした。一つの見解に偏らないよう、町のやってきたことを否定するような声を意識して載せましたし、「書き直しを命じられるかも」と思いながら編集した部分もありました。ただ、事実関係の指摘はありましたが、書いた内容を町の都合のために否定されたことはありませんでした。

「街頭のティッシュのように配れ」。できあがった記録誌を前に、ある町幹部が言いました。通常、行政の刊行物は関係する行政・教育機関、マスメディアなどに配布しますが、それ以外の、日常的にあまり町の情報に触れる機会がない方々にお届けするにはどうしたらいいだろう。悩んでいたところに、ハフポストで証言を転載するという提案をいただきました。

今回、渡辺利綱町長を含めた7人の証言を紹介します。転載にあたって少し懸念したのは、記録誌では本文を補完する位置づけだった証言だけを集めることで、事実関係より個人の主張が強く印象づけられるだろうということです。

(略)

(震災記録誌は町民以外にも配布している。ウェブ版はこちら(http://www.town.okuma.fukushima.jp/fukkou/kirokushi)。冊子版の取り寄せ依頼は、大熊町役場企画調整課 kikakuchosei@town.okuma.fukushima.jp まで。)

全文は「殴り書きでもいいから、記録を取っておけば…」原発で全町避難が続く大熊町職員が記録誌を作ったわけ。

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