Daily Archives: 2017/02/19

鹿児島知事に「屋内退避重要」 原子力規制委員長via 佐賀新聞

原子力規制委員会の田中俊一委員長は18日、九州電力川内原発1、2号機が立地する鹿児島県を訪れ、県庁で三反園訓(みたぞのさとし)知事に対して、原発事故時にはむやみに住民を避難させず、屋内退避を中心にすべきだとする国の原子力災害対策指針について説明した。 田中氏は東京電力福島第1原発事故では無理な避難で多くの犠牲者が出た一方で、福島県民の被ばくによる健康影響も過度に心配する状況ではないと強調した。さらに「(今後、福島のような)深刻な事故が起こることは考えにくいが、何かあったときには原発5キロ圏内は放射性物質が出る前に予防的に避難し、5キロ以遠は屋内退避で様子を見るのが基本だ」と訴えた。 […] 田中氏は同日、原発がある鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長や住民とも意見交換。「避難までにどのくらい時間的な余裕があるのか」という住民からの質問に対し、田中氏は「どんな状況でも1日から2日の余裕がある」と答えた。 全文を読む。

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広島で福島の震災避難者支援の相談会 自立模索する避難者たち via 産経新聞

[…] 福島を離れて広島、山口両県に自主避難している8世帯11人が参加し、生活再建のために今後利用できる支援策について行政の担当者や弁護士から説明を受けた。 相談会は、広島県内の震災避難者でつくる「ひろしま避難者の会『アスチカ』」(広島市西区)が、福島県の委託事業として開催した。復興庁によると、福島から広島に避難している人は自主避難を含め、少なくとも202人(1月16日現在)。このうち106人が公営住宅や民間賃貸住宅で暮らしている。 原発事故を受け、福島県は災害救助法に基づき、避難者が転居した公営住宅や民間賃貸住宅などの家賃を国費で全額補助している。だが、避難指示が出ていない区域からの自主避難者に対しては、帰還を促すために住宅の無償提供を3月末で打ち切る方針を決めている。 […] 福島市から広島市の民間賃貸住宅に自主避難しているアスチカ副代表の佐々木紀子さん(45)は「避難者は少しでも自立しようと不安の中で道を探っている。一人一人の状況は違うが、住宅の支援打ち切りで生活の土台が揺らぐ人もいる。広島の方にも助けていただきながら、できることを探していきたいと思っています」と話した。   もっと読む。

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広い範囲に高い線量、なぜ? 福島第一2号機の格納容器 via 朝日新聞

炉心溶融(メルトダウン)した東京電力福島第一原発の2号機格納容器に、遠隔カメラやロボットが相次いで入った。溶けた核燃料のような塊、崩れ落ちた足場、毎時数百シーベルトに達する強烈な放射線量……。原発事故から6年で、ようやく見え始めた惨状が、廃炉の多難さを浮き彫りにしている。 (略) 海沿いに原子炉建屋が並ぶ。水素爆発を起こした1号機は、吹き飛んだ建屋上部の鉄骨がむき出しだ。3号機は建屋を覆うカバーの設置工事が進むが、その隙間から水素爆発で崩れた建屋がのぞく。 それらに比べ、間に立つ2号機の外観は事故前とほとんど変わらない。だが、この2号機こそ、原発事故で最大の「危機」だった。 2011年3月15日未明。2号機の格納容器の圧力が設計上の上限の倍近くに達した。その後、圧力は急激に低下したが、なぜ爆発を免れたのか、いまだにはっきりしていない。 もし、爆発して核燃料がまき散らされていれば……。そんなことを思いながら2号機建屋の前に立った。二重扉のすぐ向こうに、格納容器がある。 「10メートル先は毎時8シーベルトの放射線量があります」 東電担当者が警告した。 (略) 9日に投入されたロボットのカメラは、約2時間で視野の半分ほどが映らなくなった。放射線が強いと、電子部品はどんどん劣化して壊れていく。それに伴って現れる画像のノイズの量から、線量が推定できる。東電は最大で毎時650シーベルトの線量と推定。1分弱で致死量に達する値だ。 16日には前後に2台のカメラを搭載した調査ロボットが投入された。後部カメラを持ち上げる姿から通称「サソリ」。14年から開発が進められてきた調査の切り札だ。線量計も搭載しており実測できる。 サソリは格納容器の中心部まで進み、線量を計測したり、高温の核燃料によって溶かされて穴が開いた圧力容器の下部を撮影したりする計画だった。溶け落ちた核燃料が原子炉最下部に積もる様子も確認できるのではないか。そんな期待もあった。 だが、圧力容器に近づく前に、駆動部に堆積(たいせき)物が入り込むなどして動けなくなった。進めたのはわずか2メートルほど。そこで計測した線量は毎時210シーベルト。事故処理で実測された最大値だ。 (略) だが、格納容器内の環境は、想像されていた以上に悪く、今後の調査の見通しはたっていない。 東電と国は、取り出し方法を18年度に決め、21年に1~3号機のいずれかで取り出し始める計画だ。強い放射線を遮るため、格納容器を水で満たす工法が有力視されている。だが、格納容器は損傷し、水漏れが激しい。損傷の位置や数も特定できていない。 もし、水で満たせなければ、作業員の被曝(ひばく)対策や外部への放射能漏れ対策などが極めて大がかりになる。楢葉遠隔技術開発センター(福島県楢葉町)には格納容器の一部が実物大で再現され、国際廃炉研究開発機構が止水技術などを開発中だ。 阿部さんは「ようやく内部の状況が見え始めたばかり。廃炉はリスクを考えながら、一歩一歩進めるしかない。今ある計画や方法に縛られず、臨機応変に変えることも大切だ」と話す。(東山正宜、杉本崇) (略) 同様の例は1986年に爆発事故を起こした旧ソ連チェルノブイリ原発しかない。原子炉底部に核燃料が丸くかたまった「ゾウの足」がある。昨年、その原子炉全体を包む新シェルターができた。事故後30年でようやく完全な封じ込めが完成した。核燃料の処理は「50年くらいたってから考える。放射能も下がるし」という。百年作業なのだ。 福島に並ぶ炉心溶融した三つの原発は、「日本では過酷事故が起きない」という安全神話の帰結だ。 事故処理を通じて、私たちは原発への正しい恐れを身につけ、安全神話を消さなければならない。 しかし、東電は、2021年に「燃料取り出し」を始めるという。実際には核燃料をどう管理して、どこに運ぶかさえも決まっていない。無理だといわざるを得ない。 全文は広い範囲に高い線量、なぜ? 福島第一2号機の格納容器

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Concerns Grow About A Nuclear “Incident” In Europe After Spike In Radioactive Iodine Levels via Zero Hedge

Concerns about a potential, and so far unsubstantiated, nuclear “incident”, reportedly in the vicinity of the Arctic circle, spread in the past week after trace amounts of radioactive Iodine-131 of unknown origin were detected in January over large areas in … Continue reading

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Poroshenko: Ukraine increasing nuclear share to 60% via World Nuclear News

Nuclear energy’s share of Ukraine’s electricity mix is “rapidly approaching” 60%, President Petro Poroshenko said at a meeting of the country’s National Security and Defence Council yesterday, according to a statement on the presidential website. The president did not give … Continue reading

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原発被災地「土地の記憶失われる」 作家2人福島を歩く via 朝日新聞

長崎原爆をテーマに書いてきた芥川賞作家で、被爆2世でもある青来有一さん(58)が今月初旬、東日本大震災から6年になるのを前に、東京電力福島第一原発のある福島県大熊町を訪ねた。津波や原発事故の被害に遭った人たちの苦悩と、被爆者が背負ってきた苦しみとを重ねた。 青来さんは朝日新聞が19日に長崎市で開くシンポジウムで、3・11後に福島県南相馬市に移住した作家の柳美里さん(48)と対談する。訪問は2人の「顔合わせ」を兼ねたもので、柳さんも、ともに歩いた。 「ここから向こうは全部、中間貯蔵施設の予定地です」。全域に避難指示が出たままの大熊町。震災前に町でナシ農家を営み、現在は同県須賀川市に避難している鎌田清衛さん(74)が、一時帰宅に向かう車内で同行した2人に告げた。国は大熊、双葉両町の1600ヘクタールに、汚染土など除染で出た廃棄物の中間貯蔵施設を建設する計画だ。 (略) 郷土史家でもある鎌田さんは町内の海渡(みわたり)神社も案内した。鎌田さんは震災前、神社である発見をした。春分と秋分の日、町にある日隠山のちょうど山頂に夕日が沈むのだ。鎌田さんは施設の予定地にある神社の保存を求めている。 青来さんは神社に立ち、鎌田さんの「残したい」との思いがわかった気がした。「土地の記憶が失われると、その土地がその土地でなくなってしまう」 (略) 「慰霊すべき場所が中間貯蔵施設になってしまう。倫理の行き止まりのような気がする」と柳さん。県内各地には除染廃棄物を入れた袋が山積みだ。それがなくなるのは地元にとって望ましいが、行き先が大熊町というのが釈然としないという。青来さんも「非常に微妙な問題」と応じる。「誰かの大事な場所が潰される。復興ばかり優先すると記憶が消えていく」 ■「ずっと背負っている」 長崎では一昨年、原爆の悲惨さを世に伝えてきた「黒こげの少年」の写真を見て、「兄だ」と名乗り出た姉妹がいた。被爆から70年たっても抱え続ける家族への思いを、青来さんは今も残りの遺骨を捜す紀夫さんに重ねた。「自分の心をどう扱ったらいいかわからない。それがずっと続く」 汐凪さんの捜索は、柳さんの知人の南相馬市の男性も手伝っている。男性自身、家族の遺体を捜し続けている。柳さんは「彼もずっと背負っている」。 (略) ■長崎で対談へ 柳美里さんと青来有一さんは、19日に長崎市の長崎原爆資料館で開かれるシンポジウム「『あの日から』をつなぐ」(朝日新聞社主催)で、「『あの日から』の記憶 福島・長崎」と題して対談する。被爆者らの体験を伝えている朝日新聞長崎県内版の連載「ナガサキノート」が3千回を超えたことに合わせて開くシンポジウムで、被爆者、被爆2世、学生らによるパネル討論などもある。 問い合わせは朝日新聞長崎総局(095・822・1231)。 全文は原発被災地「土地の記憶失われる」 作家2人福島を歩く

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