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Daily Archives: 2017/02/13
避難解除は安全なのか 原発避難者「帰れない」理由とは via MBS
福島第一原発の事故からまもなく6年ですが、原発に近い浪江町からは今も、関西を含めて避難を余儀なくされている人が大勢います。国は3月末に一部地域の避難指示解除を目指していますが、住民には「帰りたくても帰れない」理由があります。 「3月31日“強制解除”は、やめると決めてください」 怒号が飛び交う会場。先週金曜日(10日)、福島県浪江町から西日本に避難している住民を対象に懇談会が開かれました。国や浪江町は除染が進んだことなどを理由に、3月末の避難指示解除を目指していますが… 「除染がされて放射線量が下がったと確認することが大事。現実がある中で“避難指示解除”はどうなの?」(浪江町民) 「ホコリを吸い込んでも被曝線量は無視できるほど小さい」(政府の担当者) 「違います!違います!」 住民からは「安全が確保されていない」との批判が相次ぎました。紺野葉子さんは、事故直後に浪江町から大阪へと避難してきました。 「地震の直後、大阪に避難してきた。それは被曝することが怖いから。(全国平均と比べ)子どもたちの中に『甲状腺がん』の割合はどれくらいいるのか、テレビや新聞の報道で発表してください。聞いてますか?」(紺野葉子さん) (略) 先週、浪江町の許可を得て帰還困難区域に入りました。車を走らせると…次第に放射線量が上昇していきます。 「だいぶ線量が上がってきましたね。(車内で)毎時3マイクロシーベルトを超え、3.5超えていますね」(三澤肇解説委員) 人が見当たらない中、国道の周辺には野生の動物が闊歩します。放置された子ども用のブランコ。多くの家はそのままの状態で、まるで時間が止まったようでした。 一方で、避難指示の解除を目指す地域では準備が進んでいました。住民の帰還に備え仮設の商店街もオープン。ご当地グルメ「浪江焼きそば」の店も営業を始めていますが、実に住民の半分以上が解除後も町には戻らないと答えています。 (略) 「まばらに放射線がある地域に誰が安心して暮らせるのか。帰る気はないですね、自分は」(紺野純也さん) 放射線をめぐる尽きない「不安」。 全文は避難解除は安全なのか 原発避難者「帰れない」理由とは
福島2号機、格納容器内の高線量確実 カメラ2時間で故障 via東京新聞
東京電力が九日、福島第一原発2号機の原子炉格納容器内に堆積物除去ロボットを投入して実施した調査で、空間放射線量が毎時六五〇シーベルトと推定された。一月下旬の前回調査の推計五三〇シーベルトを上回る過去最高値。 政府内では前回調査を疑問視する意見が少なくなかった。画像の解析によるもので、線量計で測定しておらず、大きな誤差がある可能性があるためだ。また圧力容器の真下付近の線量が最も高くなるとみられるが、二〇シーベルトとされた。信頼性が揺らいでいるとして、数値の公表に慎重な意見もあった。 しかし、今回の調査でも高い線量が推計されたことで、誤差を考慮しても格納容器内が数百シーベルトという高線量であることはほぼ確実となった。 堆積物の除去作業は九日午前に始まり、約二時間後、ロボットに搭載したカメラの映像が暗くなる不具合が発生して中断した。東電は「カメラは一〇〇〇シーベルトに耐えられるが二時間で壊れた。五〇〇~六〇〇シーベルトはおおむね正しいと思う」としている。 原文
Fukushima: Still Getting Worse After Six Years of Meltdowns via Reader Supported News
By William Boardman fter a week of limited coverage of “unimaginable levels” of radiation inside the remains of collapsed Unit 2 at Fukushima (see below), Nuclear-News.net reported February 11 that radiation levels are actually significantly higher than “unimaginable.” Continuous, intense … Continue reading
中2女子が自殺、学校はいじめを認識 福島・南相馬 via 朝日新聞
福島県南相馬市の市立中学2年の女子生徒(14)が今月11日、自宅で自殺していたことが市教育委員会などへの取材でわかった。学校は昨年7月に行ったいじめについてのアンケートで、女子生徒が複数の同級生から「きたない」などの言葉でいじめられていることを確認していたという。 市教委などによると、女子生徒は11日夜、自宅で自殺を図り、病院で死亡が確認された。親は「いじめがあったためだ」と訴えているという。遺書は見つかっていない。 学校や市教委は昨年7月のアンケートの後、担任らによる指導でいじめは収まったと判断。しかし、今月のアンケートで、1月末に再び同じようにからかわれていたことがわかった。自殺はこのアンケートの後だった。女子生徒は登校しても教室に入れず、保健室で過ごす日もあったという。 続きは中2女子が自殺、学校はいじめを認識 福島・南相馬
すべて福島の食材 高校生考案のランチ提供 東京の社員食堂 via NHK News Web
(抜粋) 福島の高校生が考案したランチが提供されたのは、東京・千代田区の大手IT企業「ヤフー」の社員食堂です。13日は、すべて福島県産の食材を使って調理されたほうれんそうとにんじんのキーマカレーとスープのセットのほか、豚のみそ煮込みハンバーグと豚汁のセットが食堂のメニューに加わりました。 メニューを考えた福島県鏡石町にある岩瀬農業高校の生徒12人も食堂を訪れ、メニューを説明したり、自分たちで栽培した米を社員にプレゼントしたりしていました。 (略) 岩瀬農業高校3年の渡邉乃樹さんは、「福島の食材のおいしさを本当に知ってほしくてメニューを考えたので、評判がよくてうれしいです」と話していました。高校生が考えたメニューの提供は14日も行われます。 全文はすべて福島の食材 高校生考案のランチ提供 東京の社員食堂
「訪日旅行の際は注意を」=中国大使館、福島原発の放射線問題で呼び掛け―中国紙 via Record China
2017年2月12日、中国駐日大使館は「福島第一原子力発電所2号機の格納容器内で高い放射線量を推定」との報道が出たことを受け、在日中国人や訪日予定の国民に注意を呼び掛ける通知を出した。13日付で環球時報が伝えた。 この問題は今月6日の中国外交部の定例記者会見で取り上げられており、同部報道官は「2号機の原子炉格納容器内で毎時530シーベルトが推定された。中国人の訪日に影響は出るか」との質問に対し、「いかにして有効な措置を取り、事故の影響を消し去るかについて日本政府が責任ある説明をしてくれることを望む。これは日本国民に対する責任のみならず、近隣国民や国際社会に対する責任だ」などと述べ、日本への渡航に注意するよう呼び掛けた。 続きは「訪日旅行の際は注意を」=中国大使館、福島原発の放射線問題で呼び掛け―中国紙 関連記事: 韓国LCCの乗務員ら、「放射能が心配」と就航予定の福島便への搭乗拒否=ネットでは航空会社の「不買」呼び掛ける声も via Livedoor news 2017年2月12日、韓国の格安航空会社(LCC)チェジュ航空が3月からの運航を予定している福島行きの不定期航路で乗務員らが搭乗業務を拒否し、会社側との摩擦が生じていると複数の現地メディアが伝えた。 同社はこのほど、3月18・20日の2回にわたり韓国・仁川(インチョン)と福島を往復するチャーター便の運航を決定した。しかし乗務員らは放射能への懸念から搭乗を拒否する姿勢を示し、問題となっていた。社側は該当地域の放射能が低い数値であることなどをまとめた資料を提示、乗務員らの説得を試みるも同意が得られなかったため、一方的に搭乗する乗務員を選抜・通告したという。 会社側の一方的な決定に、搭乗通告を受けた乗務員らは運航予定日である来月18日と20日に休暇をとるなど集団反発を起こしている。
Anti-nuclear activists slam New York State move to transfer ‘decommissioning funds’ to energy companies via Daily News
ALBANY — Anti-nuclear activists are blasting the state for agreeing to turn over about $1.5 billion it held in nuclear plant decommissioning funds to two energy companies. The New York Power Authority agreed to transfer the $683.8 million decommission fund … Continue reading
福島原発廃炉 超高線量の過酷な現実 via 信濃毎日新聞
事故を起こした東京電力福島第1原発の三つの原子炉のうち、2号機の格納容器内の空間放射線量が推定で最大毎時530シーベルトに達することが分かった。数十秒の被ばくで人が死亡するレベルである。 これだけの線量だと電子機器は2時間足らずで故障し、作業ロボットは動けなくなる。廃炉の先行きはますます不透明だ。 カメラによる調査では、格納容器内に黒っぽい堆積物があることも分かっている。核燃料が周りの構造物を巻き込んで溶け落ちたデブリとみられる。燃料が圧力容器を突き抜け、格納容器の中に落下したのは確実だ。 原子炉直下にある格子状の作業用足場に1メートル四方ほどの穴が開いていることも分かった。 今の計画では、廃炉作業の段取りを考えるためにロボットを入れて格納容器の内部を調べることになっている。超の付く高い放射線量で、しかも格子には穴が開いている。調査計画の見直しは避けられそうにない。 (略) 福島原発の三つの原子炉のうち2号機は損傷の程度が比較的軽いとみられている。その2号機でさえこの状態だ。1、3号機はどうなっているか考えると空恐ろしくなってくる。 1979年の米スリーマイルアイランド原発の事故では核燃料は10年余りで取り出すことができた。燃料が圧力容器内にとどまり格納容器内に落ち込まなかったことが幸いした。86年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故では燃料取り出しを断念し、原発全体をコンクリート製「石棺」と金属製のシェルターで覆った。 圧力容器を突き抜けて落下したデブリを取り出した例は、これまで世界にない。 原子炉内の調査が進めば進むほど作業の難しさが際立ってくる。原発はやはり、人間社会とは共存できない。 全文は福島原発廃炉 超高線量の過酷な現実