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Daily Archives: 2017/02/09
野党共闘占う「脱原発」 民進、稼働ゼロ前倒し検討 via日本経済新聞
原発政策の責任者は党エネルギー環境調査会長の玄葉光一郎氏。先月末以降、調査会の会合で「原発ゼロ基本法案」のとりまとめや「30年の原発稼働ゼロ」といった案を相次ぎ提案し、党内論議を主導する。 旧民主党は野田政権の12年に、原発再稼働について(1)40年運転制限を厳格に適用する(2)原子力規制委員会の安全確認が前提(3)新増設はしない――の3原則の下で容認。一方で「30年代の稼働ゼロへ、あらゆる政策資源を投入する」との目標を決めた。 原発政策の見直しは蓮舫代表ら党執行部の意向だ。年明けの執行役員会で「30年代ゼロでは国民の評価を得られない。具体的な工程表を示すべきだ」との方針で一致し、3月の党大会での公表を玄葉氏に指示した。玄葉氏が唱える「30年代」から「30年」への変更は、廃止時期を最大で10年程度前倒しする案だとアピールできる。 原発立地県の議員からは「原発ゼロへの覚悟を示す必要がある」と歓迎の声が上がる。党幹部でも、維新の党出身の江田憲司代表代行が「現状では民進党は再稼働に反対だ。自民党との違いを歯切れ良く示す」と見直しに意欲的だ。 背景にあるのは「今の野党にとっては『脱原発』だけが選挙で有効な対立軸になる」(中堅議員)との判断だ。安全保障や歳出増を伴う政策で対立軸をつくりにくいのは旧民主党が実証済み。原発再稼働が争点となった昨年7月の鹿児島県知事選、同10月の新潟県知事選はいずれも再稼働に慎重な候補が勝利した。 新潟県知事選では民進党が自主投票とし、共産、自由、社民3党と足並みが乱れた。次期衆院選に向けても共通政策が調っておらず、候補者調整は宙に浮く。共産党の志位和夫委員長は9日の記者会見で「再稼働の是非は熱い争点だ。新潟県知事選を教訓に前向きの一致点ができればいい」と民進党への期待を示した。 一方、支持団体の連合の主力労組である電力総連は原発推進の立場で、党内には玄葉氏の案に「パフォーマンスだ」などと反発する声も根強い。9日の党会合では日立製作所出身の大畠章宏元幹事長が「過去に積み上げた議論を無視するのは無責任極まりない」と玄葉氏をけん制した。 […] もっと読む。
[Interview] Wolseong-1 vulnerable to Fukushima-style nuclear disaster via The Hankyoreh
“For the lifespan of Wolseong-1 to be extended, it needs to adhere to the latest technological specifications, but none of those were implemented. That leaves the reactor vulnerable to a serious disaster such as what happened at Fukushima,” said Ha … Continue reading
Former Hanford doctor ‘under duress’ to disregard worker safety via King5
n 30 years of medical practice, Dr. Loren Lewis of Spokane said he’s never seen tactics like those used at Hanford. Instead of putting worker safety as priority number one at the former nuclear weapons complex, the occupational medicine expert … Continue reading
The Finger on the Nuclear Button via The New York Times
Scientists who study the risk of nuclear war recently moved the hands of the symbolic Doomsday Clock to 2½ minutes before midnight — meaning they believe that the world is closer to nuclear catastrophe than it has been since 1953 … Continue reading
福島2号機、格納容器内は650シーベルト 新たに推定 via 朝日新聞
東京電力は9日、メルトダウン(炉心溶融)した福島第一原発2号機の原子炉格納容器内の放射線量を新たに推定したところ、毎時650シーベルトに達すると発表した。調査ロボット「サソリ」の投入に向けて進路を掃除するロボットを入れ、そのカメラ映像の乱れから推定した。この場所は1月末の調査で毎時530シーベルトの線量があると推定された場所と近く、溶けた核燃料が広範囲に飛び散っていることが裏付けられた。廃炉の困難さがあらためて浮き彫りになった。 (略) ロボットは格納容器の入り口から2メートルほどの場所に着地し、遠隔操作で作業を開始した。2時間ほどかけて約1メートル進んだところで、カメラ映像が暗くなり始めたという。高い放射線などの影響で故障したとみられる。 カメラが完全に映らなくなるとロボットを回収できなくなる恐れがあるため、東電は作業を中断してロボットを回収した。作業は9時間の予定だった。 東電はカメラ映像のノイズなどを解析し、付近の線量を毎時650シーベルトほどと推定した。人が近くにとどまれば1分弱で致死量に達する強さだ。カメラは累積で1千シーベルトまで耐えられる設計だといい、東電は「2時間で寿命を超えたことと整合性がある」としている。 全文は福島2号機、格納容器内は650シーベルト 新たに推定
Trump administration halts penalties against firms that punish nuclear whistleblowers via The Washington Post
The Department of Energy has temporarily halted an Obama administration regulation that allowed for civil penalties against federal nuclear contractors that retaliate against whistleblowers who report waste, fraud, abuse and dangerous conditions. In procedural rules published in the Federal Register, the … Continue reading
仏原発で爆発、放射能被害なし=5人が中毒症状 via Jiji.com
フランスメディアによると、9日午前10時(日本時間同午後6時)ごろ、仏北西部フラマンビルの原子力発電所で爆発があった。地元当局は、発生場所について「原子力施設の外部だ」とした上で、放射能被害の恐れはないと説明した。 (略) 現場にいた5人が煙を吸い込み、軽い中毒症状が表れているが、ほかに負傷者は出ていない。火災は約1時間後に沈静化した。同原発では爆発を受けて、一部原子炉の運用を停止した。 フラマンビルの原発は1985年に稼働が始まり、現在は新型の欧州加圧水型炉(EPR)の建設が進んでいる。原発から北約20キロには、日本などからの使用済み核燃料を扱う核燃料再処理工場がある。 全文は仏原発で爆発、放射能被害なし=5人が中毒症状
“No Leak” After explosion at French nuclear plant via NEWSS
An explosion occurred at French utility EDF’s Flamanville nuclear plant on Thursday but there was no associated nuclear risk, a local government official said on Thursday. A report in Ouest France newspaper said there may be some injuries. M6 radio … Continue reading
おしどりマコ“原発”追及のジャーナリズム精神に改めて感動! 会見500回、東電との闘いを描くドキュメントが via LITERA
おしどりマコ・ケンをご存知だろうか。妻のマコはアコーディオンを、そして夫のケンはパントマイムや針金を使って夫婦漫才をする芸人カップルだが、それ以上に注目されているのが福島第一原発事故に対する取材活動だ。2人は3.11の原発事故以降、取材活動をスタートさせ、東電の会見にも出席、その結果をメディアに発表してきた。 そんなおしどり夫妻だが、これまで原発の取材活動をめぐり、度々バッシングや炎上騒動の標的にされてきた。たとえばネットでは“放射脳の虚報”“芸人のくせにジャーナリスト気取り”“エセ科学の金字塔”などといった批判が踊り、中には“売れない芸人が原発問題をウリにしている売名行為だ!”などという非難まであった。 しかし、実はおしどり夫妻の原発問題へのアプローチはそういった誹謗中傷とは真逆、むしろ、非常に客観的で精緻な調査に基づいており、ジャーナリスティックなものだ。そのことを改めて再確認させられたのが、2月5日深夜放送の『NNNドキュメント’17 お笑い芸人VS原発事故 マコ&ケンの原発取材2000日』(日本テレビ)だった。 そもそもおしどり夫妻が原発取材を始めたきっかけは、3.11の原発事故直後から、政府や東電が繰り返した「直ちに影響はありません」という説明に違和感を感じたことだった。2人には原発に関する知識はなかったというが、しかし妻・マコはかつて医学の世界を目指し、鳥取大学医学部生だった経歴があった。被曝による健康被害について、関心や知識的バックグラウンドもあったのだろう。 加えて医学の道を断念し芸人になった理由も“震災”に関係がある。神戸出身のマコは、学生時代に阪神淡路大震災を経験している。その際、被災地での惨状を目の当たりにし、“医学では人は救えない、お笑いこそが癒しだ”と感じて大学を中退、お笑いの道に入ったという異色の芸人なのだ。 (略) 会見では特定の記者たちだけが東電から指名され、マコにとっては歯がゆく的外れな質問ばかりする。一方でマコが聞きたい疑問をぶつけてくれるが、しかし東電から“滅多に当たらない”記者がいた。しかもその記者が、“たまに”当てられると、別の記者(おそらく大手の御用記者)から「ひとりよがりの質問はやめろよ!」「あなたの質問だけじゃないからさぁ」と質問を遮るようなヤジが飛んでいた (略) ある時、原子力設備管理部課長(当時)だった黒田光氏がこうつぶやいたという。 「どうせ女の人にはわからないと思いますけどね」 この言葉を聞いたマコは、悔しさを感じたと同時にこう奮起したのだ。 「なんだ、この野郎、この中で一番(原発に)詳しくなってやる!」 番組で映しだされる2人の自宅は、原発に関する書籍で部屋を埋め尽くされていた。マコは「これまでに15メートル以上の本を読んだ」と語っているが、その中には原子工学や甲状腺ガンなどの専門書もある。会見で質問するため、原発事故の真実を取材するため、原発に関する科学的根拠を求め、猛勉強の日々をマコは過ごしたのだ。番組ではその様子が克明に映し出されるが、その熱意に夫のケンは「どこでもいっつも勉強していて、ちょっと寂しかったなぁ」と語っているほどだ。 2人の現在までの東電会見出席は500回以上にのぼるが、しかしおしどりの取材活動はそれだけではなかった。2人は被災地にも頻繁に足を運び、現地でも精力的に取材している。そこで出会い、親しくなった人々は “生の情報源”ともなった。飯舘村の学校関係者、子どもの被曝を心配する福島の母親たち、そして何人もの原発作業員たち———。 (略) また当初、非公開でマスコミがさほど関心を寄せていなかった「県民健康調査」検討委員会を取材し、数々の国際会議やシンポジウムにも出席。そこで専門家と知り合いになり、“日本政府は異常な対応をしている”ことを引き出す。 実際、マコが会見で質問し、追及したことで、東電や政府が隠蔽しようとした事実が次々と明るみに出ている。原発敷地内から放出された莫大な量のセシウム、子どもたちの甲状腺被曝についてのデータ、原発作業員の被曝、1、2号機の排気筒亀裂状況、行政による初期被曝測定が行われていないこと、県民の健康調査における内部被曝に関する項目の不十分さ、甲状腺癌について放射線被曝とは無関係との根拠にされたチェルノブイリと福島の“比較グラフ”の欺瞞、国が定めた積算線量の基準“年間20マイクロシーベルト”問題、除染を被曝した住民に押し付けさらにそれをモデルケースにしようとしていること――。 (略) 一方、今回のドキュメントから浮かび上がってくるのは、東電のデタラメさや、情報の隠蔽、そして事故の矮小化だ。たとえばおしどり夫妻が初めて東電の記者会見に行った2011年4月19日、マコはその前日に原発施設内から立ち上った“白煙”について質問している。もちろん放射性物質が含まれているのではとの疑念からだ。しかし東電は「(放射性物質は)完全にゼロというわけではございませんが、含まれていると思います」と数字を提示することなくごまかそうとした。だがマコはその後もこの問題を繰り返し追及、そして3カ月後に出てきたのは驚愕の事実だった。 それは“白煙”によって1〜3号機合わせてセシウム134と137が合わせて毎時10億ベクレル放出、さらに遡って4月4日から9日まででは毎時2900億ベクレルというとてつもない量の放射性物質が出ていた事実だ。 (略) さらにマコの最大の功績ともいえるのが福島県の子どもたちの健康被害、甲状腺ガンについてだろう。2011年5月末の会見でマコは甲状腺について、原子力安全委員会でこう追求している。 「3月30日に飯舘村の小児甲状腺サーベイ検査ですが、電話で確認したのですが、直接お母様方はご存知ではない。これは人体実験だったのかと怒っているのですが、それぞれお子様の値がいくつだったのか教えて下さい」(マコ) 「現地対策本部では行ったと直後も、全体の結果の発表はされています」(原子力安全委員会審議官・加藤重治氏) (略) その後、安全委員会は「数値は書いていない」とその発言を訂正、ようやくデータが示されたのは5カ月後のことだった。つまり委員会による検査データ隠蔽をマコが阻止した形なのだ。それだけでなく、マコは、子供たちの甲状腺ガン発症をスクープしてもいる。そのことは「週刊文春」(文藝春秋)2012年3月1日号に「衝撃スクープ 郡山4歳児と7歳児に「甲状腺がん」の疑い! 福島からの避難民11人に深刻な異常が見つかった」として記事化された。 (略) 明らかになった真実を無視して、原発の危険性を否定するという目的のためにだけ、デマ呼ばわりするネトウヨと原子力村応援団連中の卑劣さには辟易とさせられるが、それはこれまでマスコミが原発事故の“その後”をきちんと報じてこなかったことも大きい。 マスコミは豊洲新市場問題ではあれだけ大騒ぎしているのに、もっと危険な事態が進行している原発事故については、ほとんど報道しようとしない。今回、おしどりマコ・ケンを取り上げたこのドキュメントも、放送されたことは評価に値するが、しかし、放映時間は日曜日の深夜帯。芸人が大企業を追及していくというドキュメントはエンタテインメント性もあるのに、キー局で大量に放映されている社会情報番組では触ろうともしない。マコは番組の最後にこんなメッセージを残している。 「自分で知って調べて考えること。それはいつでもどこでも誰でもできること。大切なのは中立ではなく独立すること。そういう方が増えてくださったらなと思います」 全文はおしどりマコ“原発”追及のジャーナリズム精神に改めて感動! 会見500回、東電との闘いを描くドキュメントが