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「保養」で子ども守ろう の市民団体が11日に相談会 via 東京新聞

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 保養は原発事故以降、福島県を中心に広がっている。キャンプ場など自然が豊かな地域で一定期間過ごすことで、体内から放射性物質の排出を促進する効果があるともいわれている。
 岩間さんが活動を始めたきっかけは、原発事故から三カ月後の二〇一一年六月。町民有志で「原発・放射能から子供を守る会・塩谷」を発足。
 事故直後、県内でも北部を中心に放射線の影響が広がり、会の調査では、町の複数箇所でも空間放射線量が一時間当たり〇・二三マイクロシーベルトを超える地点が見つかった。
 自身も大学生と中学生の二児の親。会の活動で保養を知り、「子どもを守りたい」との一心で、一四年七月には賛同者約十五人で応援団を発足した。
 岩間さんは「保養は体を癒やすだけでなく、子どもたちの心の栄養にもなる」と話す。昨夏、初めて山形県鶴岡市で実施したところ、大田原市や矢板市から約二十人の親子が参加。子どもたちが海や山で生き生きと遊ぶ姿を見て、活動への手応えを感じたという。
 町は高濃度の放射性物質を含む「指定廃棄物」の処分場(長期管理施設)の候補地になるなど、原発事故から五年半が近づく今もなお、問題の解決への道筋は見えない。
 岩間さんは「原発の問題は大きく、私たちの世代だけでは解決することができないかもしれない。活動を通じて、子どもたちに何が起きたのか、何が正しいのかを伝えていければ」と考えている。
 相談会は、町自然休養村センターで開催。応援団も加盟している全国ネットワーク「311受入全国協議会」との共催で、町では一三年以来、二回目となる。協議会に加盟する十五団体が参加し、保養先をどう選ぶかや、保養の期間などの相談に応じる。
 午前十時~午後一時で、参加無料。午後一時半からは、協議会の早尾貴紀・共同代表が「国ってなんだろう?」と題して講演する。
 問い合わせは、岩間さん=電090(5302)0162=へ。

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