Daily Archives: 2014/07/05

『はだしのゲン』こそ“原爆を擬似的に体験できる装置”! 忘れないために書き留めらた真実とは via おたぽる

(抜粋) 平和主義者の父親が近所から疎まれる様子や、食べるものがなくひもじい様子が丁寧に描かれている。そんなゲン一家に、どっぷり感情移入した頃に、原爆は投下されるのだ。父、姉、弟は家の下敷きになり、生きたまま焼かれていく。 「ギギギ あ…あんちゃん…」 と叫びながら死んでいく弟の姿は、壮絶だ。 原爆が落ちた後のエピソードは、作者が実際に見聞きしたものが多いからだろう、マンガのスタイルが、フィクションマンガのスタイルより、実録マンガに似ているな〜と思った。 わかりやすく言うと、「週刊少年ジャンプ」よりは「漫画実話ナックルズ」に掲載されてそうな描き方なのだ。 ひとつひとつのエピソードが、とてもリアルである。ただし、そのエピソードが必ずしもストーリーにからんでいるワケではない。単発のエピソードの集合になっている部分も多い。 手の皮が剥けて垂れ下がり、お化けのような姿になって歩く人。無数のガラスが突き刺さり泣き叫ぶ親子。元気だったのに急に血便を出して死んでいく兵隊さん。川の中で腐って膨れて異臭を放つ大量の死体。爆風で数メートルも飛ばされた電車と、中で死んでいる死体。死体にたかる大量のウジ虫。そして湧いた大量のハエの群れ。 実際に見た人間が描く原爆投下後の広島の現実は強烈で、それゆえひとコマひとコマの描写が胸に突き刺さる。30年以上経った今でも、このインパクトはハッキリと覚えていた。 (略) 店内に入ると、齢80歳以上のお婆さんと、昔ながらの常連さんがいらっしゃった。お婆さんにゆっくりお話を伺った。 原爆で吹き飛ばされた街には、すぐに人が集まってきて数日でドヤ街ができたそうだ。とにかく人手はいくらでも必要で、活気もあったという。原爆症もあったし、苦しんでいる人も多かったが、生きていくにはそれどころじゃなかった。とにかくドヤ街には、全国から人が集まってきたので、喧嘩も絶えなかった。 「とにかく関東の人が怖かった。荒っぽくてね。刃傷事件を起こすのはいつもあっちの人だったね」 と、広島ヤクザが大暴れする『仁義なき戦い』なんかとはちょっとイメージが違う話も耳にした。 食料がない時代だったため、食堂で出す食材はアメリカ軍のゴミ箱から拾ってくることが多かったという。豚の頭などを、となりの韓国人のドヤの主から調理法を聞いて料理していたという。 実際にその目で見て、その耳で聞いた人が語るエピソードはとても力強い。どんな些細なことでも、匂い立つようなリアリティがあり、聞いていてとてもドキドキした。しかし、その感動とは裏腹に、広島にドンという名のドヤがあったことも、そこに人が生きていたことも、もうほとんど忘れられていることに焦燥感を感じた。 原爆が落ちた痛みも、きっとそのうち忘れてしまうだろう。それは寂しいけれど、生きている社会ならば仕方がないことではある。 しかし書き留めることで、忘却に歯止めをかけることはできる。 『はだしのゲン』を読めば、誰でも広島に何が起こったのかを追体験することができる。大勢が住む街のど真ん中に、核兵器が落とされるとどうなるのかが、嫌でもわかる。 “原爆を擬似的に体験できる装置” それがはだしのゲンという作品の本質だと思う。 作中には、作者の願い、祈り、呪いが目一杯こめられている。ここまで強烈な思いが詰まった作品はめったにない。少々考え方が違ったりしても、読まなければもったいないよな〜と思う。 全文は『はだしのゲン』こそ“原爆を擬似的に体験できる装置”! 忘れないために書き留めらた真実とは

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大飯原発停止判決、証拠に活用viaロイター

 東京電力福島第1原発事故後、全国で提訴が相次ぎ現在係争中の少なくとも16件の原発運転差し止めに関する訴訟のうち、約9割に当たる14件の原告団が、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働を認めなかった5月の福井地裁判決を、証拠や準備書面に活用する方針であることが5日、分かった。既に5件では証拠として裁判所に提出された。 もっと読む。

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放射能汚染土を不法投棄か 公園内2カ所で高線量 東松山via 東京新聞

東松山市の岩鼻運動公園内で三日午後、空間放射線量を測定していた市民グループが数値の異常に高い場所が二カ所あるのを見つけ、公園を管理する東松山文化まちづくり公社に通報した。同公社で測定したところ一カ所で一・五一五マイクロシーベルト(地上五センチ)、もう一カ所で〇・三五六マイクロシーベルト(同)を計測した。公園の他の場所は〇・〇五マイクロシーベルト前後で、高い箇所は約三十倍だった。 (中里宏)  市みどり公園課と公社は三日から四日にかけて、二カ所の表土を取り除き、公園内の通路から離れた場所に埋設処分した。土の一部は民間機関に分析を依頼した。  市や市民グループは四日、何者かが放射能に汚染された土を不法投棄した可能性が高いとして東松山署に通報。同署は廃棄物処理法違反容疑で捜査を始めた。 もっと読む。

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戦争放棄が被爆国の「原点」 長崎市が平和宣言文案 via 読売新聞

長崎原爆忌(8月9日)の平和祈念式典で長崎市長が読み上げる平和宣言 文の3回目の起草委員会(委員長・田上富久長崎市長、15人)が5日、長崎市の長崎原爆資料館で行われ、市側から、過去2回の議論を基にした文案が示され た。委員会は今回で終了し、これまでの議論を踏まえて最終的な宣言文を作成する。  文案では、憲法に定められた戦争放棄の理念について、被爆 国、被爆地長崎の「原点」と指摘。被爆者運動を先導してきた山口仙二さん(昨年82歳で死去)が国連演説で使用した言葉「ノーモア・ウォー」を引用し、政 府に対し、安全保障や平和国家のあり方が根底から変わるという懸念と不安の声に真摯(しんし)に耳を傾けるよう求めている。 続きは戦争放棄が被爆国の「原点」 長崎市が平和宣言文案

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Fukushima’s radioactive soil sparks fights, exposes the enormity and hopelessness of clean-up task via Straight.com

[…] Soil would fill how many B.C. Places? In the months after the 2011 earthquake-and-tsunami catastrophe, environment ministry experts estimated that the amount of radioactive topsoil from parts of four surrounding prefectures that would have to be “decontaminated” and stored … Continue reading

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規制委員候補の田中氏に、原子力業界から報酬 先月まで via 朝日新聞

原子力規制委員会の委員に9月に就任することが決まった田中知(さとる)・東京大工学部教授(64)が、核燃料サイクルを担う「日本原燃」(青森県六ケ所村)と原発メーカーの「三菱FBRシステムズ」(東京)から、今年前半まで報酬を受け取っていたことが朝日新聞の調べでわかった。 田中教授は取材に答えなかったが、両社は報酬の支払いを認めた。 原発の安全規制を担う機関の委員候補が、規制を受ける側の原子力事業者の役職に就き、報酬を得ていた。東京電力福島第一原発事故の後も毎年受け続けていた。 朝日新聞が東大に情報開示請求して得た「併任・兼業簿」や両社への取材によると、田中教授は2007年7月から今年6月まで三菱FBR社で「アドバイザリー・コミッティー」を務め、09年5月から今年3月まで日本原燃の「ガラス固化技術研究評価委員会」で委員長をしていた。 いずれも会社の事業内容について助言する役割で、報酬や交通費を受けていたが、開示資料では金額は黒塗りにされた。田中教授は規制委の委員として国会承認を受けた6月、三菱FBR社の役職を辞任したという。 日本原燃は使用済み核燃料の再処理や処分を、三菱FBR社は高速増殖炉の開発を事業としている。両社とも、事業内容は規制委の審査の対象になる。 (略) 《田中教授の話》 現在はすでに規制委の参事となっており、立場上、お話しすることはできない。 《日本原燃報道部の話》 専門家の立場から業務について指導、助言を頂いた。社内の規定に基づき謝礼金や交通費を支払ったが、詳細は回答を差し控える。 《三菱FBRシステムズ業務部の話》 会社の動きについてアドバイスを頂き、報酬を支払ったが、金額については個人情報のため言えない。規制委員就任が決まり、辞められた。 全文は規制委員候補の田中氏に、原子力業界から報酬 先月まで

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Ten nations petition Brussels for nuclear via World Nuclear News

The Czech government has expressed the common view of ten European countries in favour of nuclear power in a letter to the European Commission. Citing market failures that prevent new nuclear build from supporting European goals for energy security, sustainability … Continue reading

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