【パリ時事】フランス国営テレビ「フランス2」が番組中、サッカーの日本代表GK川島永嗣選手を東京電力福島第1原発事故と結び付けてやゆし、日本大使 館が抗議した問題で、フランス2のジャン・レベイヨン社長は16日、「おわびの意を表する」などとした謝罪文書を日本側に伝達した。
(中略)
レベイヨン社長は訪仏中の玄葉光一郎外相と日本大使館に送付した文書で、番組の司会者が「決して日本と福島第1原発事故の被害者に失礼なことをするつもりはなかった」と釈明。日本に敗れた仏代表をからかう意図だったと強調した。
この問題は16日に行われた日仏外相の戦略対話でも触れられ、玄葉外相がファビウス外相に「残念な放送があり、日本でも報じられている」と指摘。ファビウス外相は「気分を害した人には申し訳ない」と表明した。
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