[大間原発建設再開]30年代ゼロはお題目か via 沖縄タイムス

(抜粋)

問題はそれだけではない。大間原発は使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウラン混合 酸化物(MOX)燃料を全炉心で使用する世界初の商業炉となる。原発稼働ゼロをうたいながら、使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」を継続するの は大きな矛盾である。

まだある。誰が再稼働の判断をするのか、政府と規制委で食い違っているのだ。

野田佳彦首相は先月21日の会見などで「政治が介入するのは独立性を損なう」などと規制委に委ねる言い方をした。これに対し規制委の田中俊一委員長は今月3日、「安全基準を確認する立場だ」と再稼働の判断に関わらないことを明確にした。

藤村修官房長官、枝野氏は「規制委が安全性を確認した原発は活用する」などと言っている。政治責任を回避しながら、規制委の確認がそのまま再稼働につながらないか懸念が消えない。

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設置許可を得ている原発は大間を含め3基ある。中国電力は島根原発3号機(松江市)の工事再開を目指している。

電力不足といわれた今夏、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が再稼働されたが、それなしでも電力が足りたことが分かっている。工事の再開は疑問だ。

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