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Daily Archives: 2012/08/30
「被曝住民の登録制度を」 医師の国際団体が政府に勧告 via 朝日新聞
核戦争防止国際医師会議(IPPNW)は、東京電力福島第一原発の事故に伴う被曝(ひばく)線量が1ミリシーベルトを超えると推定される人全員の健康状態を長期的に把握できる登録制度の整備などを政府に求める勧告をまとめ、29日発表した。 勧告は、年間被曝線量が1ミリシーベルトを超えると予想される場所に住む子どもや出産年齢の女性が移住を希望する場合、住居や雇用などの支援も求めた。 事故後の専門家らの対応については「放射線の危険性を軽視する誤った情報が流布されたことは遺憾。『原子力ムラ』の腐敗した影響力が広がっている」と批判。健康影響に関する正確な情報を開示し続けることの大切さを強調した。 続きは 「被曝住民の登録制度を」 医師の国際団体が政府に勧告
原発反対 各地の予定 via しんぶん赤旗
官邸前に呼応して、この日は、40道府県で抗議行動が計画されています。 原発反対 各地の予定 31日、各地の行動は次のとおり。カッコ内は開始時間です。(「午前」とあるもの以外はいずれも午後) 【北海道】札幌市・北海道庁北門前(6時)。旭川市・4条買物公園(6時)。釧路市・栄町公園A面ジスイズ側(6時)【青森県】青森市・青森駅前 (5時)。八戸市・市庁本館前市民広場(5時)【岩手県】盛岡市・内丸緑地(6時半)【宮城県】仙台市・勾当台公園(6時10分)【山形県】山形市・市役 所前(7時半)。酒田市・中央公園(6時)【福島県】福島市・街なか広場(6時)。郡山市・郡山駅西口広場(6時)。南会津町・会津田島駅前(5時45 分)【茨城県】水戸市・日本原子力発電茨城総合事務所前県庁側歩道(6時)【栃木県】宇都宮市・オリオンスクエア前(6時)【群馬県】高崎市・高崎駅西口 前(6時半)【千葉県】木更津市・太田山の下「金のすず」駐車場(5時半)【新潟県】新潟市・民主党新潟県連前(6時)。柏崎市・市役所前広場(6時半) 【富山県】富山市・富山駅マリエとやま前(5時半)【石川県】金沢市・北陸電力石川支店前(6時)。同市・県庁前(6時)【福井県】福井市・県庁前(4 時)。同市・関西電力地域共生本部前(6時)【山梨県】甲府市・甲府駅南口「信玄公」前(6時)【長野県】長野市・長野駅前(6時)。諏訪市・上諏訪駅前 (6時)【岐阜県】岐阜市・岐阜駅前(6時)。同市・金公園(午前11時)。各務原市・市民公園(6時)。大垣市・大垣駅前(6時)。垂井町・垂井駅前 (6時)。関ケ原町・国道21号沿い大垣共立銀行前付近(6時)。中津川市・アピタ前緑地公園(6時)。恵那市・恵那駅前(6時)。高山市・中部電力高山 営業所前(7時)。【静岡県】静岡市・青葉公園(6時半)。沼津市・中央公園(6時)。富士宮市・神田川広場(6時)【愛知県】名古屋市・関西電力東海支 社前(6時)。名古屋市・名鉄神宮前東側(6時半)。豊田市・豊田駅前(6時)【三重県】いなべ市・員弁庁舎元うりぼう前(5時半)【滋賀県】大津市・関 電滋賀支店前(6時)【京都府】京都市・関電京都支店前(4時)【大阪府】大阪市・関電本店前(6時)【兵庫県】神戸市・関電神戸支店前(6時)。姫路 市・関電姫路支店前(5時半)【奈良県】奈良市・奈良駅東口前広場(6時半)。関電奈良支店前(6時10分)【和歌山県】和歌山市・関電和歌山支店前(6 時)。新宮市・関電新宮営業所前(6時)【鳥取県】鳥取市・鳥取駅北口(6時)。米子市・文化ホール前(6時)【島根県】松江市・県庁前(6時半)【岡山 県】岡山市・中国電力岡山支社周辺の歩道(正午)。倉敷市・倉敷駅南口2階デッキ(6時)【広島県】三次市・三次警察署横公園(6時)【徳島県】徳島市・ 徳島駅前(6時)【香川県】高松市・高松三越前(6時)【愛媛県】松山市・県庁前(6時)【福岡県】福岡市・九州電力本店前(6時)。北九州市・リバーウ オーク北九州前(6時)【佐賀県】佐賀市・県庁横(6時)【長崎県】長崎市・市役所前(0時20分)【熊本県】熊本市・下通(6時)【大分県】大分市・旧 パルコ前(6時)【宮崎県】宮崎市・県庁前(6時)【鹿児島県】鹿児島市・県庁前(6時)。同市・九電鹿児島営業所前(6時)。薩摩川内市・九電川内営業 所前(6時)。霧島市・九電霧島営業所前(6時)。屋久島町・安房Aコープ前(6時)。奄美市・九電奄美営業所前(6時) 全文は 原発反対 各地の予定
前向き表現で脱原発 金曜行動 ソフトに粘り強く via 東京新聞
毎週金曜日に脱原発を訴える動きが、全国に広がっている。首相官邸前の抗議行動に呼応した形で、短文投稿サイ ト「ツイッター」などで不特定の個人に呼び掛ける手法も同じ。抗議行動に距離を置く人にも配慮し、より穏やかにアピールしているのが特徴だ。福島や関東な どからの自主避難者の参加も目立つ。 「それほど人は来ないだろう」。盛岡市の主婦高屋敷真琴さん(34)が、仲間と「盛岡でもデモし隊☆」と銘打ち、最初にツイッターでデモを呼び掛 けたのは七月中旬。集合場所で待っていると、初対面の家族連れや若者、一部政党に所属する人など約六十人が集まった。「やっぱり、自分と同じように怒って いる人がいたんだ…。うれしくて鳥肌が立った」 こうした各地の「金曜行動」の大半は、官邸前と同様、主張を脱原発に限定、東京の動きが大きく報じられた六月末以降に始まった。 福島や関東から自主避難する若い母親が「避難できない人のためにも、声を上げたい」(甲府市の参加者)と、街頭に立つケースも目立つ。「東京に行けない人の受け皿にも」という狙いもあり、群馬県高崎市や金沢市の会場では官邸前の模様を生中継する。 とはいえ地域によっては「デモなんかしたら、すぐ知り合いに分かる」ため、一歩踏み出すのに心理的なハードルは低くない。 こうした空気も反映してか、抗議に加わらない人の理解も得ようとする“ソフト路線”が際立っている。再稼働した関西電力大飯原発を抱える福井県では「反対」など否定的な言葉だけでなく、「この素晴らしい自然を守ろう」などと、前向きなメッセージも前面に出す。 他県では静かにプラカードを掲げ、電力会社の前に立つケースも。群馬や京都、岡山では抗議だけでなく署名活動や行政・電力会社への働き掛けを模索する動きもある。 続きは 前向き表現で脱原発 金曜行動 ソフトに粘り強く
脱原発法制定へ 市民と議員の集い 「廃炉へ立法有効」「手を取り合って」 via 東京新聞
作家や弁護士らでつくる「脱原発法制定全国ネットワーク」は二十九日、市民と国会議員の集いを東京・永田町の衆院第二議員会館で開いた。与野党の国会議員四十一人や代理出席の秘書三十八人ら計約二百人(主催者調べ)が参加した。 民主党の菅直人前首相は「福島原発事故では、首都圏の三千万人が避難を余儀なくされるリスクがあった。その巨大なリスクを考えれば、原発は廃止するしかない。本来なら国民投票が最も望ましいが、議員提案や市民提案による立法は極めて有効だ」と語った。 […] ネットワーク代表世話人の一人で、作家の鎌田慧さんは「国会議員と市民が手を取り合い、協力し合って、脱原発法成立という歴史的快挙をぜひ実現し たい」と力を込めた。都内の私立大二年、松阪充訓さん(20)は「総選挙では、脱原発に賛成した候補者に一票を投じたい」と話していた。 全文は 脱原発法制定へ 市民と議員の集い 「廃炉へ立法有効」「手を取り合って」
原子力規制委:国会同意人事「首相任命も」via 毎日新聞
民主党の輿石東幹事長は30日の記者会見で、原子力規制委員会の国会同意人事案について「国会で決められなかった場合、政府の責任で決めることができる。それも含めて判断する」と述べ、採決されない場合の野田佳彦首相による任命も選択肢との考えを示した。 これに対し、生活、共産など自民、公明両党を除く衆院の中小野党7党は30日、国対委員長会談を開き、 同意人事の採決に応じない方針を確認した。政府は委員長に田中俊一・高度情報科学技術研究機構顧問を充てる人事案を閣議決定したが、民主党内にも反対論が くすぶっている。 規制委設置法は国会閉会や衆院解散で人事案を採決できない場合には、国会の同意なしに首相が任命し、次の国会で事後承認できると定めている。 全文は 原子力規制委:国会同意人事「首相任命も」
原発いらない なあブー via 朝日新聞
100キロはあろうかという豚が、一斉に鳴き声を上げて駆け寄ってきた。 硬い毛に覆われた豚たちは、盛んに鼻で地面を掘り起こす。この習性で荒れ地を耕してくれているのだという。 瀬戸内海に浮かぶ、山口県の祝島(いわいしま)。長く放置され、雑草が覆う耕作地で豚を放牧しているのは、氏本長一(うじもと・ちょういち)(62)だ。 「ストレスがないから健康に育つ。なあ、ブー」 肉は東京のレストランにも出荷され、ほかの豚とは違う、と食通をうならせる。 半日もあれば巡れる島は、外周12キロ、人口は500人弱。人々は日々、魚をとり、畑を耕す。 ハート形の島には、集落は港近くの一つしかない。細い路地に家が並び、「つくりすぎたよ」と言っては夕げのおかずをやりとりする。昔からそうやって暮らしてきた。 1982年。海をはさんで4キロ先にある本州側に、上関(かみのせき)原発の建設計画が明らかになった。 争いを好まぬ島の人も、この時ばかりは気色ばんだ。 「海と山があれば生きていける。でも、その環境を失うことがあったら、島はどうにもならない」。反対は島民の9割に及び、10億円を超える漁業補償金も拒んだ。 30年たっても結束は変わらず、建設計画は進んでいない。その島民の思いとともに、氏本の畜産もある。 […] 放牧する豚の餌は、島民の残飯を利用する。その量からいくと、飼育規模は30頭。通常の3倍ほど、1年半をかけて育てる。 食を考えることは、生活の足元を見直し、ひいてはエネルギーのあり方を考えることにもつながった。氏本は「人間も動植物と同じ、自然のなかの一つ。身の程をわきまえて暮らすのがいい」と言う。 ◇ 原発計画に対し、反対運動の先頭に立ったのは、松江の会社をやめて漁協職員として戻った氏本のいとこ、山戸貞夫(やまと・さだお)(62)だった。その山戸の長男、孝(たかし)(35)も大学卒業後に大阪で就職した後、00年に島に戻った。 勤め口が見つからない中、6月のある日、10年近く放置されていた実家のビワ畑に入った。オレンジ色の実がたわわに実っている。口に入れると、汁があふれ、何とも言えぬ甘みが広がった。太陽の味とでも言うべきか。しっかり育てたら、農業で食べていけるかもしれない。 島で生きることを意識したとき「原発とは共存できない」という思いは強まった。 いま、ビワやヒジキなど、島の産品の販売を進める孝は言う。「島できちんと生きていくことが大切です。それは、地域のため、生活のため、と原発を認める以外の選択肢を示すことにもなる」 昨年1月、山戸や孝、氏本らが中心になって、太陽光や風力などで電力の自給を目指すプロジェクトが始まった。「反対」から一歩進み、原発を必要としない生活を提案したい。小さな島が発信する、大きな試みだ。 全文は 原発いらない なあブー