福島の子供が疎開求め政府と交渉―マイク押し付け合い回答避ける官僚たちのお粗末 via Blogos

2011年08月18日04時08分

田中龍作

「皆と疎開させて下さい」「将来ガンになると困っちゃう」……被曝した福島の子供たちが17日、国会内で政府の役人と交渉し現状の改善を求めた。(主催:子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)

原発事故の一番の犠牲者である子供たちの声をじかに役人に聞いてもらうのが、この日の交渉の狙いだ。福島の子供たち4人(小学校3年生~中学校2年生) が、政府の役人10人(内閣府、経産省原子力安全保安院、文科省)と渡り合った。会場の衆院議員会館には首都圏などから500人が詰めかけ熱心に耳を傾け た。

子供たちは自宅で書いてきた手紙を読み上げながら、次のように切り込んだ――

「私たちは原発事故以来、外遊びをしていません。友達は家を追われました。責任を取って下さい」。(小林茉莉子さん・小5)

「大人が勝手に作った原発でなぜ福島の子供たちが被曝しなければならないのですか? 私は6月に転校してとても悲しい思いをしました。私の前にも後にも友達が転校して行きました。皆バラバラになって行くのは耐え難く悲しいことです…(中 略)…私たちが学校の友達と安全に避難できるように考えて下さい」。(橋本伽耶さん・中2)

役人たちは次のように答えた――

続きは福島の子供が疎開求め政府と交渉―マイク押し付け合い回答避ける官僚たちのお粗末

◇ ビデオ:「安心して暮らしたい」福島の子どもが政府に訴え via ourplanet.tv

 

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