2011年8月9日(火)
Rodney Jefferson(Bloomberg News記者)
米国時間2011年7月28日更新「 Scotland’s Next Wave: Marine Power 」英スコットランド北方のオークニー諸島にある欧州海洋エネルギーセンター(EMEC)のニール・カーモード所長は、19世紀のビクトリア様式の学校校舎 を改装したオフィスで働いている。このオフィスの窓の外に広がる眺望は、数世紀前に建造された石造りの建物や、英高級車「ランドローバー」よりも馬車で通 る方がふさわしい狭い道路など、古い街並みばかりだ。しかし、カーモード所長の目には、古い街並みだけでなく、未来の姿も見えているという。
緑の丘陵が多いオークニー諸島は、北海と大西洋の潮流がぶつかる場所にあり、波力・潮力発電技術の一大実験場になっている。スコットランド自治政府は、 2020年までに再生可能エネルギーで域内の全電力をまかなうことを目標に掲げている。海洋エネルギー技術はこの目標を達成するうえで、重要な役割を果た すと期待されている。
◇ 当サイト既出英文記事:
・Scotland’s Next Wave: Marine Power via Bloomberg Business
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