2011年8月11日
米軍普天間飛行場で、米軍の「トモダチ作戦」による福島第1原発事故後の支援活動で出た放射性廃棄物が保管されていることが分かった。外務省が10日、県や宜野湾市に伝えた。
宜野湾市などによると、外務省は廃棄物は低レベルとした上で「除染に使用した布などを密閉容器に入れて保管している」と説明した。具体的な量や保管場所は 不明としている。廃棄物の処分方法については「検討している」とし、今後の対応については「米側からデータをもらい、詳細については連絡する」と伝えた。 在日米軍から同省に6月下旬に情報提供があったという。
同市の山内繁雄基地政策部長は「外務省が2カ月近くも前に把握していたのにすぐに連絡がなかったのは大きな問題だ。詳細が分からないので確認次第、対応を検討したい」と話した。
◇ 当サイト英文記事:
・US military keeping radioactive waste in Futenma via NHK World
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