東海第2原発の延長申請へ 原電、福島第1と同型で初 via 日本経済新聞

日本原子力発電(原電)は運転開始からほぼ39年が経過した東海第2原子力発電所(茨城県東海村)の運転期間延長を申請する方針を固めた。21日にも表明する。原発の運転延長申請は全国で4基目。事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」では初めてだ。原電は保有する原発がすべて停止しており、延長の可否は事業の存続にも関わってくる。

 

(略)

原発の運転期間は原則40年だが、許可を受ければ1回に限り20年延長できる。40年を迎える1年前までに申請する必要があり、1978年に運転を始めた東海第2は28日が期限だ。原電は申請に必要な特別点検のデータなどを準備していた。

原電は再稼働・運転延長に備え、21年までに約1800億円を投じ防潮堤の建設などの安全対策工事をする計画だ。再稼働・運転延長が認められても、実際の稼働は21年以降となる。

延長申請済みの原発は関西電力の高浜1、2号機と美浜3号機(いずれも福井県)。すべて「加圧水型」と呼ぶ方式で、規制委が認可済みだ。

全文は東海第2原発の延長申請へ 原電、福島第1と同型で初

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