映画「飯舘村 放射能と帰村」4日から新宿で公開 via msn.産経ニュース

(抜粋)

撮ったのは、30年近くパレスチナを取材してきた土井敏邦監督。飯舘村を国土を失った“日本の中のパレスチナ”と位置づけ、故郷や家族を問うことから取材を始めた。震災直後から飯舘村に通い、2作目となる本作では、容易ではない帰村へ向けた問題点に焦点を当てた。

飯舘村で酪農を営んでいた志賀正男さん(75)と長谷川健一さん(59)の2家族は原発事故後、バラバラになり、酪農も廃業。志賀さんは酪農を離れるが、 長谷川さんは「自分の牧場を持ちたい」という長男との暮らしを考える。村の若い母親にとっては、子供を被曝(ひばく)させてしまったことへの悔いは消えな い。健康被害への不安や葛藤(かっとう)、差別…。母親たちは「子供のために飯舘には戻れない」と訴える。

全文は映画「飯舘村 放射能と帰村」4日から新宿で公開

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