Daily Archives: 2019/07/08

泊原発1、2号機の発電コスト割高に 安全規制強化で優位性が揺らぐ via 北海道新聞

龍谷大の大島教授が試算  東京電力福島第1原発事故を受けた安全規制強化の影響で、北海道電力泊(とまり)原発(後志管内泊村)1、2号機の発電コストが、石炭や液化天然ガス(LNG)火力発電の1・1~1・4倍超に上るとの試算を龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)がまとめた。安全対策費は今後膨らむ見通しで、小規模で残存運転期間も短い1、2号機の採算性がさらに悪化するのは確実。北電は「コストの低さ」を理由に道民らに泊再稼働への理解を求めてきたが、その根拠が揺らぐことになる。 […] 全文

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再処理工場、高レベル最終処分場に全力 電事連の岩根会長 via 産経新聞(dmenuニュース)

電気事業連合会の岩根茂樹会長(関西電力社長)が5日、就任あいさつのため青森県を訪れ、三村申吾知事に使用済み核燃料再処理工場(同県六ケ所村)の令和3年度上期竣工や高レベル放射性廃棄物最終処分場の選定に全力を挙げて取り組む考えを強調した。  同工場は現在、新規制基準に関わる原子力規制委員会の安全審査が大詰めを迎えている。岩根会長は「審査に迅速に対応し、工程管理、品質管理に万全を期す」と述べた。また、審査の長期化で東北電力東通原発(東通村)や電源開発大間原発(大間町)の再稼働、操業開始が見通せないことによる地元経済への影響について「共存共栄の精神で地域振興策に取り組む」と語った。  三村知事は「安全第一と地域振興を認識し、一層の責任と使命感を持つことが必要」と要請した。 原文

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【県民健康調査】誰のための委員会?何のための議論?「事故との因果関係否定」に反対続出も、星座長は早期決着に固執。会見も打ち切り、県民は「任期や時間より徹底した議論を」via 民の声新聞

【尽くされぬ議論、遁走する座長】 17時を過ぎると、星北斗座長(福島県医師会副会長)はしびれを切らしてリュックを両腕で抱え始めた。撮影されている事などお構いなし。一刻も早く家に帰りたくてランドセルを抱える小学生のような振る舞いに、記者席からは失笑とため息が漏れた。 まるで駄々っ子のような人物が「座長」として君臨する県民健康調査検討委員会。座長としての采配の根底にあるのは、「県民ファースト」ではなく自身の都合や感情なのだろう。果たしてこれで、原発事故で被曝を強いられている福島県民の健康問題を議論する事など出来るのだろうか。 まだ記者会見は続いている。記者は質問しようと挙手をしている。座長の想いを忖度した福島県職員が強引に記者会見を閉じた。新幹線で郡山に戻るのだろうか。まるで会場から逃げるように、星座長は一目散に福島駅に向かった。呆気にとられる記者や傍聴者を尻目に、県職員は後片付けを始めた。これが、原発事故後の県民の健康について話し合う委員会の現実だった。  委員会には様々な団体から意見表明や要望書が寄せられている。成井香苗委員(臨床心理士、NPO法人ハートフルハート未来を育む会理事長)が「委員会として返事をしなくて良いのか」と質したが、「皆様(各委員)に回覧するという事で、必要に応じてこの場(委員会)で発言していただくという取り扱いを前々からさせていただいております。前にも同じご回答を申し上げましたが、頂きましたものにつきましては、皆様にご回覧申し上げて、ここでの発言に反映していただくという事をもって委員会として受け止めるという事です」と一蹴した。各団体が切実な想いで要望書を提出しても、メールに添付されて回覧するだけ。春日文子委員(国立環境研究所特任フェロー)も「県民に丁寧に説明していく、真摯に向き合っていくメカニズムを考えていただきたい」と発言したが、星座長は「はい、ありがとうございます」と答えたにとどまった。 […] 【「腑に落ちない」「申し分ない」と紛糾】 委員会が開かれたホテルの入り口には、危機感を抱いた県民たちが「私たちの声を聞いてください」、「疑問だらけの結論でいいの?」、「甲状腺検査は誰のため?」、「甲状腺ガン 原因あいまいなまま結論だすな」などと書かれたプラカードを掲げていた。この日の会合には重要な議題が出されていたからだ。 6月3日に開かれた「甲状腺検査評価部会」。ここで話し合われた「甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ」は、2014~2015年度に実施された検査で「悪性ないし悪性疑い」と判定された71人について、「現時点において、甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」と結論づけた。 原発事故当時の年齢、二次検査時の年齢が高いほど発見率が上がった点がチェルノブイリ原発事故と異なる事、発見率を単純に4地域(避難区域等13市町村、浜通り、中通り、会津地方)で比較すると差があるように見えるが、検査実施年度や先行検査からの検査間隔など多くの要因が影響している事、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)が推計した甲状腺吸収線量を使った解析では、放射線量の増加に応じて発見率が上昇する一貫した関係が認められなかった事─が根拠とされている。 星座長はこれも、あっさり認める腹積もりだったのだろう。しかし、真っ先に異を唱えたのが成井委員だった。 […] 【「結論は変えず表現改める」】 星座長は「委員会として文面は受け取る。文面については一部誤解を招かないように修文する。修文内容については春日委員の発言その他を参考にしながら私に一任いただくという事でよろしゅうございますか」と議論を打ち切った。春日委員が「修正後の文案を一度、委員に(示して欲しい)」と遠慮がちに発言すると、星座長は「信用されてませんね。信用されてない事が良く分かりましたので、皆さんに回覧します」と返した。 しかし「一任」されたのは、あくまで修正案の作成だけだ。閉会後の会見で、星座長は「全会一致になるか分かりません。皆さんからのご意見をいただいたうえで御報告させていただきます」と述べた。 成井委員は「私は一任したとは考えていません。みんなの意見が提出されたものを踏まえて、もう一度推敲されるのだろうと思っています。もし多数決で決めるのだとしたら各委員の賛否を示すのか…」と発言。富田委員も「座長に取りまとめを一任するのは当然だと思っておりますが、最高裁の判決と同じように少数意見を付記する事になるだろうと思います。結論が出ないままずるずる行くのはまずいですから、多数決でも何でも決めなければならない。ただし、少数意見は尊重してもらわなければならない。私は『少数意見』だと思いますが」と述べた。清水委員は「自分の意見を述べただけであって、座長がきちんと取り入れてくれたと思います。それは評価部会でしっかりと討論して、結論を出すのだと思います」と応えるにとどまった。 星座長は会見で「基本的な結論の方向は曲げなずに、誤解を招かないような表現に改める」と話し、原発事故との因果関係を否定する方向性には変わりないとの姿勢を改めて示した。「急いでいるわけでは無いが、私の任期が今月31日に切れる。任期中に委員会に報告されたものについては、任期内に整理して皆様にお知らせするのが私の務めだと思うからそうする」とも述べ、今月末までに決着させるとの考えを繰り返した。 ある委員は取材に対し、「星座長の取りまとめる文案なんて方向性が決まっているようなもの。提示された文案に対する議論はどこでやるのか。メールでのやり取りで一致出来れば良いけれども、紛糾したら改めて委員会を開催しなきゃ駄目ですよ」と話した。福島県民が望んでいるのは拙速な議論での因果関係否定か。それとも時間を惜しまぬ議論か。答えは明白だろう。 全文と画像

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甲状腺がん報告書を一部修正へ〜 「被曝と関係認められない」見直し via OurPlanet-TV

東京電力福島第1原発事故以降、福島県民の健康診断のあり方を議論している専門家の会議「県民健康調査」検討委員会で8日、甲状腺検査に関する報告書を取りまとめる予定だったが、委員から異論が相次ぎ、7月末までに修正されることとなった。同委員会の部会が「現時点では甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」とする「まとめ案」を提出していたが、複数の委員が「認められない」と断定する表現は時期尚早と反発。修正を求めた。 異論が続出したのは、2014~15年度に実施した2巡目の甲状腺検査に関する「部会まとめ案」。同案では、2巡目で見つかった71例の甲状腺がんについて、通常の地域がん登録から推計される有病率に比べて「数十倍多い」と指摘。1巡目の報告書で採用していた4区分で解析したところ、線量の高いとみられる避難区域、中通り、浜通り、会津の順に甲状腺がんが多かったとしている。 しかし最終的に、この4区分の詳細な検討は行わず、国連科学委員会(UNSCEAR)の推計甲状腺吸収線量を利用し、「線量の増加に応じて発見率が上昇するといった一貫した関係は認められない」と結論づけていた。また解析結果については、線量ごとの解析人数や解析方法を示していない上、結果のグラフに大幅な誤りが見つかるなど、様々な問題が指摘されていた。 甲状腺検査本格検査(検査 2 回目)結果に対する部会まとめ(案)http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/336455.pdf 福島県内の委員ら猛反発これに対し、臨床心理士の成井香苗氏が強く反発。部会で研究デザインを突如、変更したのは理解できないと指摘。福島県内を回って心理職をしている立場として地域4区分は妥当な区分だと実感しているとして、線量が不確かなのは、UNSCEARの推計も変わらないと反論。「なぜ4地区で解析できないのか」と迫った。 成井氏は過去の資料を配布しながら、最初の頃、どれだけ放射線を浴びたかはわかっていないが、5月の時点でもとても高いと説明。星北斗座長が、許可を得ずに配布しては困ると注意を受けると、「ここは譲れない」と切りかえす場面もあった。 また福島大学の富田哲教授も「結論がどうしてこういうことになるのか腑に落ちない。」と「甲状腺癌が数十倍高かった。13市町村、中通り、浜通り、会津の順で高かったとの内容から、ある程度、原発との関係が出そうなもいいのに、一切、言及がない。なぜ「被曝との関係がない」と断定できるのか。」と疑問を呈した。そして、「ある程度、可能性がある以上、それを残すような記述をするのが科学的な態度ではないか、法的な観点で読むとどうしても強引だ」と注文をつけた。 広島・長崎の専門家は絶賛 […] [逆に報告書を妥当とする意見もあった。長崎大学の高村昇教授は、新たなデータが出てきたために、デザイン変更するのはやむ得ないと主張。また広島大学の稲葉俊哉委員は「細かなところまで気を配ってあり、素晴らしい報告書」と絶賛した。稲葉委員はさらに、「グラフの横軸が20〜30ミリと分けているが、放射線腫瘍学からすると非常に少ない。研究者が非常に注意して分析した結果、それほど高くないことがわかってきた。この低い中で分けるのはある意味無理やり。もともと線量が低いということを加えるべきではないか」と付け加えた。 […] このほか、来春から始まる5巡目の検査に向けて作成している「検査のお知らせ」をめぐっても意見が対立。秋頃までに改めて議論することとなった。 […] 甲状腺がん悪性・悪性疑いは218人〜事故当時4歳も会議では検査結果も公表。今年3月までに甲状腺がんの悪性ないし悪性疑いがあると診断された人は、2018年12月末から5人増え218人となった。また、甲状腺摘出手術を受け、がんと確定した人も5人増え、173人になったと報告した。また検討委員会に公表された人数としてはにははじめて、4巡目で、事故当時4歳の子どもが甲状腺がんと診断された。 全文と動画

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福島)東京と双葉の高校生、震災・原発事故を話し合うvia朝日新聞

[…] 楢葉町や富岡町でのフィールドワークや県立ふたば未来学園高校(広野町)での話し合いなどを通じて、福島や日本の未来について考えた。  参加したのは東大教育学部付属中等教育学校の高校2年生6人とふたば未来学園の約20人。東京の6人は3月に富岡町と浪江町を訪問。「もっと知りたい」と地元の生徒と連絡を取り合い、泊まりがけの交流会が企画、実行された。  7日の「地域未来会議」では、双葉郡について「帰れる人と帰れない人など地域によって差がある」「放射性廃棄物の中間貯蔵のその先も考えなければいけない」などの意見があった。  東大付属の加藤多笑さん(16)は「福島で自分事として考えたい。日本全体で考えないといけない問題だ」と語った。  今月下旬には福島の高校生が東大付属を訪問する。企画したふたば未来学園高校3年の渡辺美友さん(17)は「震災と原発事故をこの地域から見て学んだ。何か一つでも考えが変わるきっかけになればいい」と話した。(柳沼広幸) 全文

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福島から「幼稚園留学」京都で受け入れ継続へ 寄付や滞在先募る via 京都新聞

東日本大震災の復興支援を続ける京都府向日市の団体「ミンナソラノシタ」(ミナソラ)は、福島の母と子を受け入れる活動を今年も10月に行う。震災から8年がたった今も、東京電力福島第1原発事故の影響を懸念し、参加を希望する被災者が多いことから開催を決めた。一方、運営資金の確保が課題となっており、寄付や滞在先提供の協力を募っている。  ミナソラの活動は「幼稚園留学」として2017年から主催している。福島県の幼稚園に通う親子を3週間受け入れており、今年は10月16日~11月2日実施し、昨年同様、洛西花園幼稚園(京都市西京区)が協力する。期間中、福島と京都の母親同士の交流を設けるほか、チェルノブイリ原発事故後にベラルーシで子どもたちを診察し続けた医師の講演会も計画している。 […] 代表の林リエさん(40)は5月末に福島県を訪れ、現地の幼稚園の保護者と交流した。「今も洗濯物を干せない」「毎日除染廃棄物を見て生活しています」と不安を漏らしていたという。林さんは「以前に参加したママから『心にお守りをもらえた』と言ってもらえたことが今も心に残っている。少しでも力を貸してもらえるとうれしい」と呼び掛けている。ミナソラmail@minasora.org 全文

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Scientific blinders: Learning from the moral failings of Nazi physicists via Bulletin of Atomic Scientists

By Talia Weiss Scientists and engineers who contribute to nuclear modernization programs today, or who engage in other defense-related research, may feel they have little in common with physicists working in service of the German government during World War II. … Continue reading

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What Will Be Left When We’re Gone? Bones, Plastic, and Radioactive Waste via Grist

By Kate Yoder Millions of years from now, what will be left of us? At the rate we’re going, nature might well have taken over. Moscow and Mumbai will be sand and gravel cast across the desert expanse; New York … Continue reading

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