Monthly Archives: May 2018

長崎市長に「ブラジルの被爆者支援を」…指定医療機関設置など via Yomiuri Online

 ブラジル被爆者平和協会の渡辺淳子理事(75)が、ブラジル在住の被爆者が被爆者援護法に基づいて受診できる指定医療機関の設置や、日本領事館の被爆者支援拡充を求める要望書を田上富久・長崎市長に提出し、国などに働きかけるよう訴えた。渡辺理事は県や厚生労働省、広島県・市などにも同じ要望書を出している。  同協会は1984年、長崎、広島で被爆後に移住した人たちが「在ブラジル原爆被爆者協会」として創設。現地の学校で被爆体験を伝えるなどの活動に取り組んでおり、現在の会員は86人となっている。  要望書によると、被爆者は同法に基づき、指定医療機関で自己負担なしで受診できるが、ブラジルには指定医療機関がない。受診後に医療費の払い戻しを受けるための申請が必要で、指定医療機関をブラジルに設置するよう求めている。  (略)  長崎市役所を訪れた渡辺理事は「現地の被爆者が安心して生活するためにお願いしたい」と協力を求め、田上市長は国に要望する考えを示した。 全文は長崎市長に「ブラジルの被爆者支援を」…指定医療機関設置など

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それでも米山前知事が進めた「原発事故3つの検証」は意味がある via ironna

立石雅昭(新潟大学名誉教授)  新潟県知事の米山隆一氏は4月18日、金銭授受を伴う女性問題、いわゆる買春行為で辞意を表明。県議会にて全会一致で承認され、4月27日に辞職した。    一昨年の10月16日投票の知事選挙で、米山氏は「東京電力による福島原発事故の検証がなされない限り、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については議論しない」とする泉田裕彦元知事の路線の継承を掲げ、第20代県知事に当選したが、その就任期間はわずか1年半という短命に終わってしまった。   (略)   それらの施策の中でも原発に対する県の施策、とりわけ「福島原発事故の3つの検証」は、泉田元知事の路線を引き継ぎ、深化させたものであり、唯一具体化に向かって動き出した課題であった。   (略)   米山氏は、福島原発事故の検証を続けてきた「技術委員会」に加えて、新たに「原発事故による健康と生活への影響に関する検証委員会(健康・生活委員会)」と「原子力災害時の避難方法に関する検証委員会(避難委員会)」を設置するとともに、これら3つの委員会を総括する委員会として「原発事故に関する検証総括委員会(検証総括委員会)」を立ち上げた(表1)。   (略)   福島原発事故の調査、検証は東京電力、政府、国会、独立検証委で行われ、それぞれ2012年に報告書がまとめられた。これらの報告はそれぞれに有意な報告であり、生かされるべき提言も数多くある。    しかし、これらの報告やその後の規制委員会における議論で決定的に欠けていることがある。それは、福島原発の事故に際して、政府や電力事業者の危機管理体制が機能せず、事故の情報や避難指示が十分に届かない中で、被災自治体が大きな混乱に陥り、住民を被ばくにさらすに至った経緯の分析がほとんど行われていないことだ。    原発事故による放射能の拡散・汚染から住民の命と健康を守る課題は、原発が立地する県や自治体の最も大きな責務である。福島原発事故について、原発立地ならびにその周辺自治体が事前に、また震災発生後に具体的にどのように対応するべきであったのか、何ら検証も行われず、教訓も整理されていないのが現実である。    米山氏が進めてきた「福島原発事故の3つの検証」は、こうした検証の不十分さを補うものだ。とりわけ、健康・生活委員会ならびに避難委員会の検証は、県民の命や暮らしと深い関わりを持つ極めて重要なテーマであるが、日本では初めて本格的に行われる検証である。   (略)   2018年2月16日に、第1回検証総括委員会が開催された。委員長の名古屋大学名誉教授・池内了氏は、この委員会の役割として、技術、健康・生活、避難の3つの委員会での議論内容をまとめるとともに、各委員会での議論を越えた境界領域についても検証することをあげた。    同時に原発、あるいは原発事故は、必ずしも科学的に全てが解明されるものではないとの立場から、そうした側面でも議論を深めていきたい意向を述べられた。   (略)   避難委員会では、時間的制約もあり、議論の対象は事故発災時に避難するまでに絞られているが、放射性安全の原則である「合理的に達成可能な限り低く」を踏まえた避難方法を検討している。複合災害の視点や住民が行政の指示通り動かないという現実を踏まえた対応等も課題となっている旨、報告された。    また、柏崎刈羽原発の安全性を担保するには、原子力規制委員会の規制基準適合判断だけでは不十分だ。東京電力の隠蔽(いんぺい)体質の払拭、使用済み燃料の保管体制、燃料プールの構造、事故進展状況を把握する水位・圧力計などの計装装置の改良など、幾多の課題が残されている。    検証委員会での福島原発事故の検証を踏まえた柏崎刈羽原発の備え、とりわけ、事故が発生した際に、県民から放射能被ばくを防ぐ実効性ある方法を確立することが重要だ。    以上の「検証」が持つ県民の命と暮らしに関わる重要性を鑑みれば、原子力規制委員会が東京電力柏崎刈羽原子力発電所の6・7号機再稼働を実質的に容認する、規制基準に適合判断を下した今、米山氏の辞任がこの検証作業を停滞、もしくは後退させることは許されない。 全文はそれでも米山前知事が進めた「原発事故3つの検証」は意味がある  

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Cattle return to graze in Fukushima village for 1st time since nuke plant meltdowns via The Mainichi

IITATE, Fukushima — Farmers began tests on having their cattle graze here on May 23 for the first time since the March 2011 triple meltdown at the Fukushima No. 1 nuclear plant. The national government lifted the nuclear evacuation order … Continue reading

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<福島第1原発事故>飯舘村で放牧再開 畜産再生へ前進 via 河北新報

東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が昨年春に一部を除き解除された福島県飯舘村で23日、牛の放牧が始まった。牧草地での放牧実施は原発事故後初めて。県と農家が実証実験と位置付け、牛の体内の放射性物質濃度などを確認し産地再生につなげる。 山田猛史さん(69)が避難先の福島市で飼育する繁殖牛6頭を、地元の畜産組合所有の約2ヘクタールに放した。約3カ月間放牧する。 牧草地は除染を終えており、土の入れ替えによる牧草の生育への変化や、除染対象外の隣接する山から流れる雨水の影響を調べる。 山田さんは昨年6月、村内で水田を牧草地に転用する実証実験を実施。放牧した牛6頭の血中セシウム濃度などを調べた結果、全て検出限界値未満だった。 (略) 山田さんは100頭を飼育できる牛舎を村内に建設中。繁殖牛に加え、今後は肥育牛の飼育を福島市で始める。いずれは村内で繁殖から肥育まで手掛け、原発事故で途絶えた村のブランド牛「飯舘牛」の復活を目指す。 全文は<福島第1原発事故>飯舘村で放牧再開 畜産再生へ前進

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準備宿泊1カ月、戻らぬ住民 福島県大熊町 via 日本経済新聞

 東京電力福島第1原子力発電所事故で全町避難が続く福島県大熊町で、住民が夜間も自宅で過ごせる「準備宿泊」が、原発の立地自治体としては初めて開始してから24日で1カ月となる。来春を目指す避難指示解除に向けての動きだが、故郷に戻った住民は少ない。帰郷した住民からは安堵の声の一方、事故から7年たっても進まない復興に不満の声も上がっている。 「生まれ育った土地だから、やっぱりほっとするね」。大川原地区に暮らす井戸川清一さん(64)は20日、2017年にリフォームしたばかりの自宅で愛犬をなでた。「周りに人はいないけど、ここでのんびり暮らせるのがいい」   避難先の南相馬市で家を購入したが、住民の帰還を前提とした準備宿泊が始まると聞き、帰郷を決断した。自宅の放射線量を線量計で測ると、環境省が定める基準を下回る1日あたり約2マイクロシーベルトだが、山中など除染していない場所の線量は高い。「子供がいる人や若い人は怖がるだろう」と話す。 […]   全文

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福島第1原発事故 飯舘・ADR打ち切りへ 東電が和解案受諾拒否で /福島 via 毎日新聞

[…] ADRを申し立てていたのは、蕨平地区33世帯111人と比曽地区57世帯217人で、両地区とも居住制限区域に指定されていた。センターは蕨平地区の26世帯87人に計約4800万円、比曽地区の53世帯177人に計約8200万円をいずれも慰謝料として支払う和解案を示していたが、東電は受諾を繰り返し拒んできた。  センターは東電が受諾を拒否した場合、手続きを打ち切る方針を住民側に伝えており、住民は民事訴訟に切り替えるかどうか選択を迫られることになる。ADRをめぐっては4月、浪江町民約1万5000人による申し立てが東電の受諾拒否で打ち切りが決まった。  飯舘村の両地区の住民側弁護士は「和解案を尊重するといいながら拒否を繰り返す東電の対応は不誠実だ。住民の意向を踏まえ提訴するかどうかを慎重に検討したい」と話した。東電は「個別の案件についてはコメントを差し控えたい」としている。【岸慶太】 全文

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Air duct corrosion and holes found at seven nuclear plants via The Japan Times

Corrosion and holes have been found in ventilation ducts at 12 reactors at seven nuclear plants across the country, the Nuclear Regulation Authority said Wednesday, raising concerns that workers could be exposed to radiation in the event of an accident. … Continue reading

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7原発12基の換気系ダクトに腐食・穴 柏崎刈羽、機能異常も via 東京新聞

 原子力規制委員会は二十三日、全国の原発などで空調換気系ダクトに腐食による穴などがないか調査した結果、一部に腐食や穴が見つかったのは七原発十二基だったと明らかにした。このうち東京電力柏崎刈羽3号機(新潟県)は腐食が大きく、中央制御室の換気機能に異常がある可能性がある。再稼働審査に合格した同7号機でも異常がないか確認する。他の十基には異常はないという。  中国電力島根原発2号機(松江市)の中央制御室のダクトで二〇一六年十二月に腐食による複数の穴が見つかった問題を受け、規制委が昨年一月、各電力事業者に調査を指示していた。穴が開いていると、原発事故時は放射性物質が中央制御室に流入し、運転員が被ばくする恐れがある。  規制委によると、ダクトの材質は鉄や亜鉛メッキ鋼。腐食や穴が確認されたのは東北電力女川3号機(宮城県)、日本原子力発電東海第二(茨城県)、東電の福島第一の6号機と柏崎刈羽3、4、6、7号機、中部電力浜岡3~5号機(静岡県)、北陸電力志賀1号機(石川県)、島根1号機(松江市)。一部の原発については事業者が既に明らかにしている。  柏崎刈羽では、3号機で見つかった縦約十三センチ、横約五センチの亀裂が最大だった。3、7号機では穴や亀裂が計九カ所あった。  これらは全て福島第一原発と同じ沸騰水型原発だった。 続きは7原発12基の換気系ダクトに腐食・穴 柏崎刈羽、機能異常も

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Hiroshima Atomic Bomb Survivor Calls for Nuclear Reform at Kennedy School via The Harvard Crimson

Keiko Ogura, 80, a survivor of the atomic bomb dropped on Hiroshima, Japan in 1945, visited the Kennedy School to caution against the use of nuclear weapons worldwide Sunday. Ogura was eight years old on August 6, 1945, when the … Continue reading

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広島の森さん、初訪米 via 徳島新聞

被爆死米兵調査に尽力  【サンフランシスコ共同】広島の原爆で死亡した米兵捕虜の身元特定に尽力し、訪日したオバマ前米大統領にねぎらいの抱擁を受けた歴史研究家、森重昭さん(81)=広島市=が22日、サンフランシスコ国際空港に到着し、初めて訪米した。米兵捕虜の遺族と森さんの交流を描いたドキュメンタリー映画の上映会に参加する。 自らも被爆者である森さんは「米兵の遺族との対面が(訪米の)一番の目的。どうしても会いたい」と話した。 (略) ドキュメンタリー映画は「ペーパー・ランタン(灯籠流し)」。 全文は広島の森さん、初訪米

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