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県内を中心に活動する被災者支援団体、放射能汚染の実態について調査する団体などが展示ブースを設け、活動の今を伝える。小学校などに埋設された放射性汚染土の移設を求める市民団体「神奈川・子どもを守りたい」の中井美和子共同代表は、「声を上げる人がいなければいけない。しっかりと伝えていきたい」と話す。
同展実行委員会の村田弘委員長は「事故が収束に向かっている印象も広がっているが、まだ終わっていないことを知ってもらいたい。改めて見つめ直す機会になれば」と話す。村田さんは福島県南相馬市から横浜市に避難。福島原発かながわ訴訟原告団団長も務め、会場では訴訟の経過や記録を紹介する特設コーナーを設けられる。
開催期間は5月5~10日。各日午前10時~午後7時(最終日は午後1時まで)。避難者ら100人の肉声を映像編集した証言ドキュメント「福島は語る」(土井敏邦監督)の試写会もある。問い合わせは同実行委員会(090・2143・7348)。【堀和彦】