東京電力福島第1原子力発電所事故による避難指示が昨年3月末に大部分で解除された福島県飯舘村で1日、村立の認定こども園と小中学校の開園・開校式があり、事故以来7年ぶりに村で再開した。
飯舘中の校舎を改修して小学校の授業もできるようにし、3つの小学校と飯舘中を集約。同じ敷地内に、こども園を新築した。児童・生徒ら約100人のほとんどが村外の避難先からスクールバスで通園・通学する。
開園・開校式で菅野典雄村長は「先生の情熱、保護者の理解、子供たちの古里への思いが重なっての今日の開園・開校です。感激もひとしおです」とあいさつした。
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