核燃料の取り出し、慎重に審査 もんじゅ廃炉で規制委員長 via 東京新聞

 原子力規制委員会の更田豊志委員長は6日の記者会見で、日本原子力研究開発機構が申請した高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)の廃炉計画について「核燃料の取り出しは簡単ではない」と述べ、計画を慎重に審査する姿勢を示した。審査期間の見通しには触れなかった。

計画では作業の第1段階となる燃料取り出しを2022年度までに終えるとしたが、「期間をきちんと守れるか計画を見ていく」と指摘した。

燃料を取り出した後は原子炉の冷却材に使われているナトリウムを抜き取る。「ナトリウムを取り出す経験は、世界的に見てもあまり例がない」とし、認可後も作業を監視すると強調した。

 

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