Monthly Archives: November 2016

「汚染廃棄物」の処分/焼却がベストとは言い難い via 河北新報

住んでいる地域の廃棄物焼却施設から放射性物質を含んだ煙が出てくるとしたら、大方の人はいい気持ちがしないだろう。 「安全な濃度」と説明してもなお、拒否反応を示される可能性は大いにある。 福島第1原発事故で飛散した放射性物質を含む「汚染廃棄物」について、宮城県が焼却する方針を示した。県は来月、再度の市町村長会議を開いて合意にこぎ着けたい考えだが、市町村の足並みがそろっているわけではない。 汚染廃棄物を県内各地でばらばらに保管している現状は好ましくないが、だからと言って一方的に焼却を決めれば済むことでもない。 安全面で住民の理解を得なければならないのはもちろんだし、各市町村が検討してきた対応策との兼ね合いも出てくる。焼却以外の選択肢も念頭に、時間をかけて慎重に話し合っていくべきだ。 原発事故に伴う廃棄物は放射能の濃度(1キログラム当たり8000ベクレル)を境に区別される。8000ベクレルを超える物は「指定廃棄物」と呼ばれ、最終処分場を建設して1カ所に集め長期保管することが法律で決まっている。 (略) 宮城県内にある汚染廃棄物は「牧草や稲わら、堆肥、キノコのホダ木」(担当の県循環型社会推進課)などで、その量は約3万6000トンに上る。県は全市町村の協力を得た上で、一般のごみと混ぜながら順次焼却していく方向で調整を始めた。 指定廃棄物より少ないとはいえ、汚染廃棄物にも放射性のセシウムは含まれている。放射性物質は燃やしても消えるわけではないので、煙になって排出されるか、焼却灰として残ることになる。 県は焼却する場合、放射線を測定して公開する考え。もちろん濃度は規制値を下回るようにする。 ただ、他のごみと混ぜて放射性物質の濃度を低めたとしても、燃やしてしまえば周辺へ飛散する可能性は否定できない。牧草や稲わらのまま安全に保管したり、埋設したりすることが不可能なのかどうか、まずその検討を進める必要がある。 求められているのはそもそも、住民の生活環境から切り離すことであり、燃やして減量することではないはずだ。 全文は「汚染廃棄物」の処分/焼却がベストとは言い難い 当サイト既出関連記事: 稼働1年延長の意向 富岡の減容化施設で環境省 via 福島民報

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Work starts in Fukushima on intermediate waste facility via The Asahi Shimbun

The Environment Ministry on Nov. 15 started building a facility in Fukushima Prefecture that will store radiation-contaminated debris for up to 30 years, despite obtaining permission for only 11 percent of the site. The 16-square-kilometer storage facility is expected to … Continue reading

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稼働1年延長の意向 富岡の減容化施設で環境省 via 福島民報

 環境省は13日、富岡町の仮設減容化施設の稼働期間を平成28年度末から1年間延長する意向を郡山市で開かれた町政懇談会で示した。 施設は町内での家屋解体に伴う廃材や除染廃棄物などを焼却処理する。同省によると、町内では約1600件の家屋解体の申請があるが、完了は27年度までに約500件にとどまっている。28年度は約800件を解体する見通しだが、残る約300件の年度内解体完了は厳しい見通しだ。同省は稼働期間の延長は避けられないとして、約30人の地権者と借地期間の延長を協議する。 ◇  ◇ 町政懇談会では、政府の担当者が町内の避難指示解除準備、居住制限両区域の避難指示解除時期を平成29年1月とする案を改めて示した。町は同年4月の解除を目指すとしており、町民から「1月までわずかの期間しかないのに政府の説明は唐突すぎる」「除染しても放射線量は下がっておらず、解除は時期尚早」などの意見が出た。 続きは稼働1年延長の意向 富岡の減容化施設で環境省

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This fall, the “Radioactive Boy Scout” died at age 39 via Ars Technica

At 17, David Hahn corresponded with a top NRC official, who believed he was a teacher. David Charles Hahn, who gained some notoriety in 1994 for attempting to build a homemade breeder nuclear reactor for a Boy Scout project in … Continue reading

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自宅に裏庭に原子炉を作ってしまった高校生、39歳で死亡 via BusinessNewsline

まだ高校生だった1994年に自宅の裏庭に完全自作の原子炉を製作し、稼働させたことにより周囲に深刻な放射能汚染を生じさせたDavid Charles Hahn(デビッド・チャールズ・ハーン)氏が9月27日、死去していたことが一部報道により明らかとなった。 39歳だった。 ハーン氏は、自宅の裏庭に、原理的には増速炉(Breeder reactor)の一種を製作し、旧式の時計に使用されていた発光塗料を集めて燃料として使用することで、実際に自作の原子炉の運転まで行っていた。 ハーン氏が自宅の裏庭で怪しい実験を行っていることは直ぐに、地元警察の知れ渡ることとなり、その後、Nuclear Regulatory Commission(原子力規制委員会)によって極秘裏に機器の撤去作業と除染作業が行われていた。 (略) 死亡との因果関係は不明となるが、高校時代に行った原子炉実験によって生じた被爆の影響なども指摘されている。 全文は自宅に裏庭に原子炉を作ってしまった高校生、39歳で死亡

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‘Doomsday Clock’ Considers Impact Of Donald Trump via WBEZ

A group of climate scientists and other global safety experts start meeting Monday in Chicago to determine how close we are to the end of the world. The three-day conference begins with a symposium of the future of nuclear power. Tuesday, … Continue reading

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「放射能がうつる」 11月11日 via 産経ニュース

歌人の俵万智さんは、東京電力福島第1原発事故の後、息子を連れて、仙台市から沖縄・石垣島に移り住んだ。「身勝手」「神経質すぎる」。そんな批判の声に対して、決然と詠む。〈子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え〉。 ▼福島県いわき市に住む高木佳子さんは、子供とともにとどまる決意をした。「どうして逃げないんですか?」。無神経な質問に対しては、沈黙を返すのみである。〈逃げないんですかどうして? 下唇をかむ(ふりをする)炎昼(えんちゅう)のあり〉。『鑑賞日本の名歌』から引いた2首である。 ▼住み慣れた土地から離れるにしろ、とどまるにしろ、苦難の日々が続く。そんな被災者にとって、腸(はらわた)が煮えくり返るニュースであろう。福島県から横浜市に自主避難した市立中1年の男子生徒が、市立小学校で4年にわたっていじめを受け、不登校になっていたことがわかった。 (略) ▼「放射能がうつる」。東日本大震災直後、避難先で心ない言葉を浴びせられた子供がいた、と聞く。非道な仕打ちを受けながら声を上げられない子供は、他にもいるのではないか。 全文は「放射能がうつる」 11月11日

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Nuclear dump referendum sought by South Australia’s Premier via ABC

Debate over building a high-level nuclear waste dump is not over yet in South Australia, with Premier Jay Weatherill saying he wants a state-wide referendum on the issue. Mr Weatherill said he was keen to restore bipartisanship with a “broad … Continue reading

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カザフ大統領 被爆地・広島訪問「今、放射能は…」via 毎日新聞

核兵器廃絶に力を注ぐカザフスタンのナザルバエフ大統領が9日、初めて被爆地・広島を訪れた。原爆慰霊碑の前で黙とうした後、原爆資料館を見学し「我々が核廃絶、核不拡散に対して共通の目的を持っていると感じた」などと語った。  原爆資料館を案内した広島平和文化センターの小溝泰義理事長によると、被爆者の遺品の弁当箱などほとんどの展示を熱心に見学し、「今の広島には放射能が本当に残っていないのか」と繰り返し尋ねたという。  カザフスタンは旧ソ連時代、セミパラチンスク核実験場で約40年にわたり450回以上の核実験が行われ、延べ120万人が被ばくしたとされる。ナザルバエフ氏は1991年の独立以降、大統領を務め、核実験場を閉鎖して核兵器を放棄したほか、中央アジア非核兵器地帯の創設を主導するなど核廃絶に取り組んでいる。 (略) 12月に訪日するプーチン露大統領にも、被爆地訪問を呼びかけたいと話したという。【竹内麻子】 全文はカザフ大統領 被爆地・広島訪問「今、放射能は…」

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東電、露と廃炉技術提携へ 福島の汚染水を処理 via Yahoo.com (産経新聞)

(抜粋) 東電HDは、福島第1原発で増え続ける汚染水の処理に苦慮している。浄化処理をしても放射性物質「トリチウム」が残るため、地元漁業関係者らが海洋放出に反発し抜本的な解決が難しくなっている。敷地内を埋め尽くす約1千基のタンクの7割はトリチウム汚染水で、貯蔵量は計69万トンに達している。 ロスアトムは今年6月、汚染水からトリチウムを除去する実験に成功したと発表。この技術を使えば、汚染水対策に道筋をつけられる可能性がある。 既に複数の東電幹部はチェルノブイリ原発などを視察。ある幹部は「(廃炉に)世界の英知を集めるには、(ロスアトムとの提携は)悪い話ではない」と前向きだ。 福島第1原発の廃炉作業について、東電はこれまで英米仏の政府や企業に協力を仰いできた。ただ、炉心溶融(メルトダウン)で溶け落ちた核燃料の取り出しなど前例のない困難な取り組みを迫られており、ロシアを含め、より幅広い国・地域から技術を求める。 ロシアはチェルノブイリ事故の印象が強く、原子力技術は他の先進国より劣るとみられがちだが、日本政府の関係者は「事故収束のノウハウは大きい」と評価する。 全文は東電、露と廃炉技術提携へ 福島の汚染水を処理

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