Daily Archives: 2016/11/03

芸能界の荒波を生きるのんと主人公が重なり合う、戦時下における日常アニメ『この世界の片隅に』via サイゾー

映画の冒頭、現在は広島平和記念公園となっている広島市中島町一帯が広島県産業奨励館(原爆ドーム)をはじめ見事な色彩で再現され、思わず目を奪われる。原作に魅了され、5年がかりで本作を完成させたのはベテランのアニメーション作家・片渕須直監督。前作『マイマイ新子と千年の魔法』(09)では平安時代の街並みを鮮やかに甦らせた片渕監督が、今回は原爆によって一瞬で消えてしまった広島の街並みを、そこで暮らしていた人たちの息づかいと共に再現してみせる。本作を見ている自分たちは昭和18~20年にタイムスリップし、すずと一緒に戦時中の庶民の生活を体感することになる。 広島市の海沿いの町・江波で生まれ育った主人公すず(声:のん)は感受性豊かな女の子。子どもの頃に怪物に連れ去られそうになったり、祖母の家で座敷童子のような不思議な少女に出会ったりした。無垢なすずの心の中では、リアルとファンタジーが仲良く共存している。絵を描くことは得意だが、それ以外のことはボンヤリしているすずは18歳になり、縁談話が持ち上がった。断る理由もないことから、呉で軍関係の裁判所に勤めている北條周作(声:細谷佳正)のもとに嫁ぐことに。気分はまだ子どものままのすずは、同じ広島県内とはいえ顔見知りがまったくいない呉での周作一家との同居生活にはすぐには馴染めない。久しぶりに広島の実家に里帰りして、うたた寝から目覚めると「あせった……。呉へ嫁入りする夢を見とったわ」と大ボケをかまし、両親からあきれかえられる始末だ。 (略) すずが大切にしていたもの、守ろうとした世界を、片渕監督はアニメーションとして甦らせ、そしてのんが声優としてその世界に命を吹き込んだ。愛すべき日常生活がスクリーンの中に息づいている。126分間にわたるタイムトラベルを終えた我々は、70年前にすずが味わった喜びと痛みを同時に体感することになる。 全文は芸能界の荒波を生きるのんと主人公が重なり合う、戦時下における日常アニメ『この世界の片隅に』

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Fukushima: A Second Chernobyl? via Global Research

[…] I Never Want to Return Alone The Japanese, particularly politicians and officials, do not like and are even offended by comparisons between Fukushima and Chernobyl. It is, however, difficult not to do so when analogies are visible everywhere. While … Continue reading

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Nuclear Hotseat #280: SPECIAL: Hiroshima Peace Institute/Global Hibakusha Project w/Bo Jacobs via Nuclear Hotseat

This Week’s Featured Interview: Bo Jacobs is a Professor at the Hiroshima Peace Institute of Hiroshima City University, where he is a historian of nuclear technologies and radiation techno-politics. He is the author of The Dragon’s Tail: Americans Face the … Continue reading

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Tardigrade protein helps human DNA withstand radiation via Nature

Experiments show that the tardigrade’s resilience can be transferred to cultures of human cells. […] Now, a paper1 published on 20 September in Nature Communications pinpoints the source of yet another tardigrade superpower: a protective protein that provides resistance to … Continue reading

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クマムシ固有のタンパク質に放射線からDNAを守る作用 via Natureダイジェスト

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 11 | doi : 10.1038/ndigest.2016.161104 原文:Nature (2016-09-20) | doi: 10.1038/nature.2016.20648 | Tardigrade protein helps human DNA withstand radiation Jason Bittel クマムシから発見された新規タンパク質をヒト培養細胞に導入すると、放射線耐性が向上した。 (略) 今回、緩歩動物の数ある超絶能力の1つについて、その源の一端が明らかにされた。有害なX線に対する抵抗力をもたらす保護タンパク質がクマムシゲノムに見つかったのだ。さらに、その「抵抗力」は、ヒト培養細胞にも導入可能であることが示された。この研究成果はNature Communicationsに9月20日付で掲載された1。 研究を主導した東京大学の分子生物学者、國枝武和は、「X線耐性は、この動物が過酷な脱水に適応した際の副産物と考えられます」と話す。過酷な脱水は生体内の分子に大打撃を与え、X線のようにDNAを切断することもあると國枝は説明する。 研究チームは、緩歩動物がそのような過酷な条件からどのようにして身を守っているかを明らかにしようとした。國枝によれば、クマムシの遺伝子を哺乳類細胞に導入することで、その遺伝子の役割が調べやすくなるという。そこで研究チームはまず、ストレス耐性の特に強いヨコヅナクマムシ(Ramazzottius varieornatus)という種のゲノム塩基配列解読に着手した。次に、ヒトの培養細胞を操作してクマムシ体内のパーツ(部品)を産生させ、クマムシに抵抗力を与えている要素を特定した。 最終的に國枝らは、Dsup(Damage suppressor)というクマムシ固有の新規タンパク質が、放射線や酸化ストレスからヒト培養細胞のDNAを守り、X線によるDNAの傷害が約40%抑制されることを発見した。 (略) このことから、國枝らの今回の研究成果は「医学的にとても興味深い」とJönssonは言う。ヒト細胞のストレス抵抗力を強化できる可能性を秘めており、いつの日か、放射線治療を受ける患者の利益となる可能性があるのだ。 國枝も今回の研究成果について、放射性物質を扱う施設で労働者を放射線から保護したり、あるいは火星のような極限環境で作物を栽培したりするのに役立つかもしれないと話す。 全文はクマムシ固有のタンパク質に放射線からDNAを守る作用

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