九州電力が31日発表した2016年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比52・0%増の814億4400万円となり、2年連続で黒字を確保した。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働や原油安による燃料費の低下が寄与した。
ただ中間配当は「中期的な財務体質改善の見極めが難しい」(瓜生道明社長)として、5年連続で見送った。
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熊本地震で、南阿蘇村立野の黒川第1発電所の貯水槽が壊れ、近くの集落に大量の水が流出した問題については、「事業者としてできる最大限の対応をしていく」と話した。(亀井悠吾)
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