福島県沖での漁業の本格的な再開に向けて試験的な漁を行うため、福島第一原発から半径20キロ圏内にある海の中のがれきを回収する作業が始まりました。
震災の津波で海に流出したがれきのうち、福島第一原発から半径20キロの内側の海のがれきについては回収が行われていないため、手付かずの状態となっていました。
今後、この範囲で試験的な漁を行うためにはがれきを取り除く必要があることから、地元の漁協で回収作業を始めました。26日は、32隻の漁船が沖に出て、海に沈んでいる漁具や流木などを集め陸揚げしました。
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回収したがれきは、放射性物質の検査を行って基準を上回っていないことを確認したうえで処分します。作業は、来年2月まで続けられる予定です。
全文とニュースは福島第一原発 “20キロ”圏内で“海中がれき”撤去始まる