飯舘村の「いいたて雪っ娘かぼちゃプロジェクト協議会」は年齢の垣根を越え、県内の女性農業従事者の生活文化の伝承・発展を目的に「ふくしま女性農業生活文化研究所」と銘打った活動を開始した。23日、福島市松川町のあぶくま茶屋で「農業女子とかーちゃんの第1回井戸端会議」を開き、ベテラン、若手の女性農業者が東日本大震災からの農業復興などについて意見を交わした。
約20人が参加した。渡辺とみ子ふくしま女性農業生活文化研究所長があいさつした。参加者が自身の畑や田んぼで収穫した野菜や果物など自慢の農作物で作った料理を持参し、振る舞った。一人ずつ自己紹介し、農業と向き合う姿勢などを発表した。
福島市大笹生の約36ヘクタールの水田でコシヒカリや県オリジナル米「天のつぶ」などを生産している農業法人カトウファームで取締役を務める加藤絵美さん(35)は「野菜や果物などコメ以外のものを作っている女性との交流は刺激になる」と話した。
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こうした集まりがいかにだいじか身に染みる反面、「ベクレル」の「べ」の字が出て来ないのに不安を感じます。