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Daily Archives: 2014/07/15
福島原発告訴団、上申書を提出 審査立ち会い求める via 日本経済新聞
東京電力福島第1原発事故で東電幹部らを業務上過失致死傷の疑いで告訴・告発した福島原発告訴団が15日、東京地検の不起訴処分の妥当性を審査している東京第5検察審査会に「被害者の声を直接聞いてほしい」との上申書を提出した。告訴団が審査に立ち会うことを求めている。 提出後、都内で記者会見した武藤類子団長(60)は「昨年10、11月に申し立てたが、審査の状況についてほとんど何も知ることができない」と検審の運営方法を批判し「事故の責任を司法の場で問いたい」と述べた。 […] 福島原発告訴団は審査申し立ての対象を勝俣恒久元会長ら6人に絞っている。〔共同〕 もっと読む。
竜田一人『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』via Blogos
紙屋高雪 2014年05月02日 13:38 […] 構造的な問題が描けるのか もう一つ。果たして、竜田『いちえふ』は、構造的な問題を描けるのか、あるいは描こうとするつもりがあるのか、という点が気になる。 原発作業員の労働は、下請が多重構造になっていき、多重化された下の方は、違法な労働がまかりとおり、ピンハネが横行し、安全問題が軽視されている、という問題がしばしば指摘される。 2012年9月に発行された布施祐仁『ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』(岩波書店)は、「東電は公式には原則三次下請けまでしか認めていない」(布施p.127)としつつ、現実には多 重下請化し、本来発注側が指揮命令をしてはいけないのにしてしまう偽装請負が横行していることを告発する。 […] 布施は、「このように、電力会社や元請け会社などが労災を隠そうとしていることに加え、違法な偽装請負の恒常化が、労基署の介入を避けるための労災隠しにつながっている」(布施p.133)と結論づける。 この問題は、30年以上まえの原発労働の事情として書かれた『原発ジプシー』にもくり返し登場する。原発作業員として働く著者の堀江はマンホール に落ちて骨折する大けがを負うのだが、労災を使わせない。使わせないどころか、大けがをして苦痛にうめいている堀江にたいし、今そこに東電の社員が来てい るから立ち上がって仕事しているフリをしろと作業指揮者が強要するのである。労災扱いにさせた人も、敷地外でけがをしたことにしてようやく認めさせたとい う。 […] 「フクシマの真実」ではなく「福島の現実」を描くという本作がこの指摘を否定するのか、修正するのか、それともふれないのか、ということだ。 『いちえふ』1巻p.33には、「週刊誌のインチキ」として、作業中に心筋梗塞をおこし死亡したケースについて、蘇生したと報じた週刊誌があったが、それはでたらめだと述べている。そのうえで まぁこの件は東電の発表でもいわきの病院に搬送してから死亡確認ということになっているから東電としても1F(いちえふ)内で死んだことにはしたくなかったのかも知れない(竜田p.33) とだけ書いている。そして、心筋梗塞だから「勿論被曝との関連はない」(同前)ということを強調している。 そこが強調されるべきところだろうか、と首をかしげたくなる。 […] 『いちえふ』のあやうさ ぼくが竜田『いちえふ』について危惧するのは、この点である。「プレイボーイ」では、本作品が記録としてすぐれていることを高く評価したうえで、「危うさ」についても書いた。 脱原発運動への敵愾心が先に立ち、客観的な記録を逸脱したり、ふみこむべき問題にふみこんでいないのではないか、という恐れである。 竜田『いちえふ』の1巻の終わりには、まわりの労働者が「明るい」ということが描かれる。まわりの労働者はバカ話をしながら、ギャンブルや下ネタ を連発しているのだ。作者竜田はどんな悲惨な現場だろうかと覚悟してきたが、わわれれの日常と変わらぬ「普通」さがそこにあるということを描こうとしてい る。 しかし、ギャンブルと下ネタが連発するのは、30年前に書かれた『原発ジプシー』を見てもまったく同じだ。なのに、『原発ジプシー』を読むと、それは刹那的な生き方として見えてくる。要は同じ事実をどう受け止めるのかの違いだろう。 […] 再稼働を主張する竜田 しかし、2014年4月29日付の「朝日」を読んだとき、その危惧についてさらに深めざるを得なかった。 同日付に竜田一人は登場し、「再稼働し『職人』絶やすな」と題する主張を展開していた。 いま日本の原発は全部止まっていますが、私は原発作業の技術と人員を確保するために、当面、安全な原発の再稼働は必要だと感じています。稼働する原発があれば、1Fで線量がいっぱいに近づいた技術者や作業員は線量が少ない他の原発で働いて食いつなげるし、若手を連れていって修業もさせられます。(前掲「朝日」、強調は引用者) 廃炉要員の技術継承と員数確保のためだけに再稼働しろと読める、この議論にはかなり無理がある。 第一に、技術継承と員数確保のためだけなら、再稼働ではなく、老朽化原発の廃炉を進ませてその作業をさせてもいいではないか。たとえば5月1日付の「朝日」には「『廃炉検討』言及相次ぐ 老朽化原発、負担見極め 電力4社」という記事があった。 http://www.asahi.com/articles/DA3S11113020.html 記事にあがっている30~40年近い老朽炉は、18もある。なぜわざわざ再稼働なのか。 […] 第四に、これがもっとも本質的な問題なのだが、そもそも竜田のこの主張には、再稼働することのリスクが何も織り込まれていないということだ。よく … Continue reading
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Tagged いちえふ, 下請け労働者, 再稼働, 労働における公正・平等, 原発作業員, 反原発運動, 東日本大震災・福島原発, 漫画, 竜田一人
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Before and After the Worst Nuclear Disasters in History via Mashable
There are few sources of energy as fickle and destructive as nuclear power. When contained and kept under control, it can be a relatively clean way of powering thousands of homes. When an accident happens, the aftermath can be deadly … Continue reading
福島第1:放出量は最大4兆ベクレル がれき撤去で東電 via 毎日新聞
東京電力福島第1原発で昨年8月のがれき撤去時に放射性物質が飛散し、20キロ以上離れた福島県南相馬市の水田を汚染した可能性がある問題で、東 電は14日、同原発からの放射性セシウムの総放出量を最大4兆ベクレルと試算していたことを明らかにした。しかし「かなり大づかみな計算」として公表せ ず、市にも伝えていなかった。 東電によると、敷地内や同県双葉、浪江町のモニタリングポストで実測した空間放射線量の上昇度合い、気象データを基に放出量を試算。がれき撤 去で放出されたのは1時間当たり1000億〜1兆ベクレルで、放出時間は計4時間と推定した。4兆ベクレルは、事故後の福島第1原発から1日に放出される 放射性セシウムの1万倍以上に上る。 南相馬市には、セシウムが最大で1平方センチ当たり0・04ベクレルが沈着したと見積もった。東電は「極めて微量な放射性物質が南相馬まで到 達した可能性は否定できない」と説明しつつも、同市のコメから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えるセシウムが検出されたこととの因果関係につい ては「事故直後の放射性物質によるものかもしれず、断定できない」としている。 続きは福島第1:放出量は最大4兆ベクレル がれき撤去で東電 当サイト既出関連記事: がれき撤去で20キロ飛散の恐れ、説明せず 国や東電 via 朝日新聞 がれき撤去で飛散、コメ汚染 福島第一の20キロ先水田 via 朝日新聞
Beware the safety myth returning to Japan’s nuclear debate via Financial Times
Debate on future energy needs must be wider […] The safety myth idea came to stand for the foolishly simplistic way that nuclear power had been sold to the Japanese public, and, as a consequence, of the way it had … Continue reading
Posted in *English
Tagged East Japan Earthquake + Fukushima, energy policy, the safety myth
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