Tag Archives: 原発作業員

[大弦小弦]東京電力福島第1原発事故の対応拠点となった福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」… via 沖縄タイムス

(略) ▼Jヴィレッジを最初に訪れたのは事故から1カ月後だった。白い防護服を着た警察や自衛隊の姿、疲れ果て廊下で仮眠する作業員の姿、異様な雰囲気と放射能の恐怖を忘れることはできない ▼あの日から定期的にこの地を訪れる中で、読谷村出身の原発作業員に出会った。「沖縄では給料が安い。3人の子どものために働かないといけない」と胸に線量計を着け、汚染水タンクの組み立て作業に関わっていた。出稼ぎで、原発に携わる沖縄出身者が多いことに驚いた (略) ▼原発事故は収束していない。気が遠くなる廃炉作業、被災者への補償、風評被害などの課題が山積する。避難指示が解除されても、帰郷する人は少ない ▼原子力を夢のエネルギーと信じさせてきた国や東電の責任は計り知れない。政府は「復興五輪」を誇らしげに掲げ、全面再開に期待を込めるが、この地で生きる人たちを置き去りにした復興はありえない。(吉川毅) 全文は[大弦小弦]東京電力福島第1原発事故の対応拠点となった福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」…

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竜田一人『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』via Blogos

紙屋高雪 2014年05月02日 13:38 […] 構造的な問題が描けるのか もう一つ。果たして、竜田『いちえふ』は、構造的な問題を描けるのか、あるいは描こうとするつもりがあるのか、という点が気になる。 原発作業員の労働は、下請が多重構造になっていき、多重化された下の方は、違法な労働がまかりとおり、ピンハネが横行し、安全問題が軽視されている、という問題がしばしば指摘される。 2012年9月に発行された布施祐仁『ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』(岩波書店)は、「東電は公式には原則三次下請けまでしか認めていない」(布施p.127)としつつ、現実には多 重下請化し、本来発注側が指揮命令をしてはいけないのにしてしまう偽装請負が横行していることを告発する。 […] 布施は、「このように、電力会社や元請け会社などが労災を隠そうとしていることに加え、違法な偽装請負の恒常化が、労基署の介入を避けるための労災隠しにつながっている」(布施p.133)と結論づける。 この問題は、30年以上まえの原発労働の事情として書かれた『原発ジプシー』にもくり返し登場する。原発作業員として働く著者の堀江はマンホール に落ちて骨折する大けがを負うのだが、労災を使わせない。使わせないどころか、大けがをして苦痛にうめいている堀江にたいし、今そこに東電の社員が来てい るから立ち上がって仕事しているフリをしろと作業指揮者が強要するのである。労災扱いにさせた人も、敷地外でけがをしたことにしてようやく認めさせたとい う。 […] 「フクシマの真実」ではなく「福島の現実」を描くという本作がこの指摘を否定するのか、修正するのか、それともふれないのか、ということだ。 『いちえふ』1巻p.33には、「週刊誌のインチキ」として、作業中に心筋梗塞をおこし死亡したケースについて、蘇生したと報じた週刊誌があったが、それはでたらめだと述べている。そのうえで まぁこの件は東電の発表でもいわきの病院に搬送してから死亡確認ということになっているから東電としても1F(いちえふ)内で死んだことにはしたくなかったのかも知れない(竜田p.33) とだけ書いている。そして、心筋梗塞だから「勿論被曝との関連はない」(同前)ということを強調している。 そこが強調されるべきところだろうか、と首をかしげたくなる。 […] 『いちえふ』のあやうさ ぼくが竜田『いちえふ』について危惧するのは、この点である。「プレイボーイ」では、本作品が記録としてすぐれていることを高く評価したうえで、「危うさ」についても書いた。 脱原発運動への敵愾心が先に立ち、客観的な記録を逸脱したり、ふみこむべき問題にふみこんでいないのではないか、という恐れである。 竜田『いちえふ』の1巻の終わりには、まわりの労働者が「明るい」ということが描かれる。まわりの労働者はバカ話をしながら、ギャンブルや下ネタ を連発しているのだ。作者竜田はどんな悲惨な現場だろうかと覚悟してきたが、わわれれの日常と変わらぬ「普通」さがそこにあるということを描こうとしてい る。 しかし、ギャンブルと下ネタが連発するのは、30年前に書かれた『原発ジプシー』を見てもまったく同じだ。なのに、『原発ジプシー』を読むと、それは刹那的な生き方として見えてくる。要は同じ事実をどう受け止めるのかの違いだろう。 […] 再稼働を主張する竜田 しかし、2014年4月29日付の「朝日」を読んだとき、その危惧についてさらに深めざるを得なかった。 同日付に竜田一人は登場し、「再稼働し『職人』絶やすな」と題する主張を展開していた。 いま日本の原発は全部止まっていますが、私は原発作業の技術と人員を確保するために、当面、安全な原発の再稼働は必要だと感じています。稼働する原発があれば、1Fで線量がいっぱいに近づいた技術者や作業員は線量が少ない他の原発で働いて食いつなげるし、若手を連れていって修業もさせられます。(前掲「朝日」、強調は引用者) 廃炉要員の技術継承と員数確保のためだけに再稼働しろと読める、この議論にはかなり無理がある。 第一に、技術継承と員数確保のためだけなら、再稼働ではなく、老朽化原発の廃炉を進ませてその作業をさせてもいいではないか。たとえば5月1日付の「朝日」には「『廃炉検討』言及相次ぐ 老朽化原発、負担見極め 電力4社」という記事があった。 http://www.asahi.com/articles/DA3S11113020.html 記事にあがっている30~40年近い老朽炉は、18もある。なぜわざわざ再稼働なのか。 […] 第四に、これがもっとも本質的な問題なのだが、そもそも竜田のこの主張には、再稼働することのリスクが何も織り込まれていないということだ。よく … Continue reading

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W杯代表に福島米 日本代表専属シェフ 西芳照さん via 東京新聞

2014年5月29日 朝刊 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場する日本代表の専属シェフとして知られる西芳照さん(52)が本紙のインタビューに応じ、29日から始まる日本代表の米国フロリダ合宿に、福島県広野町産の米を持ち込むことを明かした。 南相馬市出身で、今も広野町でレストランを営む西さんは、「福島の風評被害を少しでも食い止めたい」。いわき市や会津地方で造られたみそも用意する。ブラジルには輸入規制措置があるため、W杯本大会は米国産の日本米を調達するという。 西さんは楢葉町のサッカー施設「Jヴィレッジ」で総料理長を務めていた2004年から日本代表の主な海外遠征に同行し、選手のエネルギー源となる 米は兼業農家の両親が作った南相馬産を使っていた。東日本大震災後は津波による塩害などで両親が稲作を断念していた。 […]  -もうすぐW杯が開幕する。  日本チームが良い成績を残せば、日本全体が元気になる。今も仮設住宅で暮らす人や、その中で孤独死していく人がいる。私の妻の親戚も孤独死した。日本代表が活躍することで、生きる喜びや希望を少しでも持ってもらえるように頑張りたい。  -西さんも被災者の一人。東京に避難後、ハワイから仕事の誘いがあった中で福島に戻った。Jヴィレッジなどでレストランを営んできたこの3年間は。  どうにか生きてきた。福島に戻ったのは、過酷な環境に耐えながらJヴィレッジを拠点に仕事をしていた原発作業員のため。東京電力から「ワンコイン (500円)でやってもらえないか」の話があり、挑戦した。もう少し高い料金を設定していたが、やるしかない。苦労が多かったが、経営者として自分の未来 を見据えたときに高揚感もあった。  -この3年間の歩みをまとめた「サムライブルーの料理人 3・11後の福島から(白水社)」を今月、刊行した。  忘れてほしくないから。避難している人のことなど風化しつつある部分がたくさんある。経済優先の中、もっと国民的な議論が必要なことがある。日本人として議論する責任があるのではないか。   続きは W杯代表に福島米 日本代表専属シェフ 西芳照さん

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ミストシャワーか、社員10人汚染確認 福島第一原発 via 朝日新聞

  東京電力は12日、福島第一原発から出ようとした東電社員10人の頭や顔などに放射性物質による汚染が確認された、と発表した。いずれも、熱中症予防に設置していたミスト発生装置から出る霧状の水を浴びているため、この水に放射性物質が混ざっていた可能性が高いという。 東電によると、12日午後0時40分ごろ、第一原発敷地から出るための入退域管理棟で、20~50代の男性社員が測定した際、最大で社内基準の約5倍にあたる1平方センチあたり19ベクレルの汚染が確認された。健康には影響ないという。ホールボディーカウンターで調べたところ、内部被曝(ひばく)は確認されていない。 10人はいずれも、免震重要棟内での作業のみだったため、現場作業による汚染は考えられない。ミスト発生装置は、免震重要棟前に設置されていた。 続きは  ミストシャワーか、社員10人汚染確認 福島第一原発

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甲状腺被曝、公表の10倍 福島第一作業員、半数未受診 via 朝日新聞

東京電力福島第一原発事故で、 がんが増えるとされる100ミリシーベルト以上の甲状腺被曝(ひばく)をした作業員が、推計も含め2千人いたことが分かった。対象を広げ詳しく調べ直した ことで、昨年12月の公表人数より10倍以上増えた。東電は、大半の人に甲状腺の異常を調べる検査対象となったことを通知したというが、受検者は半数程度 にとどまるとみられる。 作業員の内部被曝の大部分は事故直後の甲状腺被曝だ。だが、厚生労働省も東電も、全身の線量だけで作業員の健康を管理しており、甲状腺被曝の実態把握が遅れている。国の規則が全身の被曝線量の管理しか求めていないためだ。 東電は昨年12月、一部の作業員の甲状腺被曝線量を初めて公表した。世界保健機関(WHO)に報告していた、実測値のある522人のデータで、100ミリシーベルト以上の人は178人、最高は1万1800ミリシーベルトとしていた。 東電はこれをきっかけに、対象を広げ、甲状腺の線量をきちんと実測しなかった作業員についても、推計した。さらに今年に入り、東電からデータの提供を受 けた国連科学委員会が、作業員の甲状腺被曝線量の信頼性を疑問視していることが判明。厚労省も、東電と関連企業に内部被曝線量の見直しを指示した。 実測値を再評価したほか、体内に入った放射性ヨウ素の量がはっきりしない場合、セシウムの摂取量をもとに、作業日の大気中のヨウ素とセシウムの比率などから推計した。この結果、100ミリシーベルトを超えた作業員は1973人と分かった。中には、線量見直しで甲状腺被曝が1千ミリ以上増えた人もいた。 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の経験などから、甲状腺に100ミリ以上の被曝をすると、がんのリスクが高まると考えられている。従来は、40歳以上はがんが増えにくいとされていたが、最近は40歳以上でもリスクが増えるとの報告も出ている。 続きは 甲状腺被曝、公表の10倍 福島第一作業員、半数未受診

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吉川彰浩さん、福島原発の状況を懸念「このままでは新たな事故が起きる可能性」【争点:エネルギー】via ハフィントン・ポスト

福島の原発事故時、現地で勤務していた元東京電力社員・吉川彰浩さん(33)が各地で公演を行なっている。福島で命懸けで作業していることを知ってほしいと、今も会社に残る東電社員たちや、作業員のかたたちの生の声、現状を訴えるべく活動しているという。 6月に茨城県で開かれた講演で、吉川さんは下記のように話している。 「社会からのバッシングで辞めていく。お前らは全員死刑だ。死んで当たり前だ。罪を犯したんだ。死んで復旧してこい。これを面と向かって言われる。特に問題となっているのが社員の子どもたち。社員の子どもたちがいじめられる。子供同士でいじめられるならまだしも、私の甥っ子は、避難先で大人の人に生ゴミを投げつけられた。」 吉川さんは高校卒業後、東京電力に入社し福島第一原子力発電所で9年、福島第二原子力発電所で4年勤務したという。昨年6月に東電を退社し、現在は講演活動を続けている。吉川さん自身が東電を退社したのも、これらの東電社員や作業員へのバッシングが原因だという。朝日新聞デジタルでは吉川さんの講演内容を下記のように伝えている。 続きは 吉川彰浩さん、福島原発の状況を懸念「このままでは新たな事故が起きる可能性」【争点:エネルギー】

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つぶやく福島作業員 政府・東電に振り回された2年間 via 東京新聞

東京電力福島第一原発事故の発生当初から収束作業に従事し、現場の様子をツイッターでつぶやき続け、その内容 を七万超の人が注目している「ハッピー」さん。福島第一の近くに家があり、作業員としてここで長年働いてきた。このほど本紙の取材に応じ、二年間を超える 収束作業で感じた疑問などを語った。 ◇まるで戦場  二〇一一年三月十四日昼、3号機原子炉建屋で水素爆発が起きた時、ハッピーさんは近くで作業をしていた。突き上げる衝撃、すさまじい爆音に襲われ、がれきがバラバラ降ってきた。  「ここで死ぬかもしれない」  まるで戦場だった。建屋から煙が上がり、すすで全身が真っ黒になった人、防護服が血に染まった人もいた。怒号が飛び交う様子はとても現実とは思えなかった。  ハッピーさんがツイッターを始めたのは水素爆発から六日後の二十日のこと。  理由は二つあった。一つは情報が錯綜(さくそう)し、不安をあおる報道もあったこと。もう一つは、福島県南相馬市に小さな子どもと住む知人に、現場で起きていることを冷静に伝え「必要以上に心配することはないよ」と伝えるためだったという。  つぶやきの中で自分のことを「オイラ」と書き、「です」ではなく「でし」で結ぶことが多い独特のメッセージ。初めのころ、読み手は子どもがいるお母さんが多かった。「助けられました」「救われました」というお礼や温かい言葉が寄せられた。 […]  一一年九月、ハッピーさんの耳に、政府と東電が「冷温停止」に「状態」をくっつけて新語をつくり、年内にも福島第一が「冷温停止状態」になったと宣言する、との情報が入ってきた。 だが、溶け落ちた核燃料の状態もわからない。原子炉の冷却にしても、ポンプ故障だけでなく、配管の詰まりや破損などで止まる可能性がある。原子炉の温度計が不安定な動きをし始める中で、炉内が一〇〇度以下と言えるのかどうか…。「冷温停止なんてあり得ない」と思った。 さらに十一月ごろには、「事故収束」まで宣言するらしい、との情報が入ってきた。 「まさか」と思ったが、十二月に実施する予定だった2号機の格納容器の穴開け作業が年明けに延びるなど、宣言の妨げになるかもしれない危険な作業は延期され始めた。 これまでも「選挙があるから、それまで危険な作業はするな」「担当大臣が明後日、海外に行くから今日中にやれ」と現場で指示されるなど、政治の動きに振り回されてきたが、まただった。 収束宣言後、事故現場では、コスト優先の契約が目立つようになり、危険手当や給与の削減など作業員の雇用条件が悪化した。事故後に福島第一に導入 された設備類は、保守管理のことを十分考慮していない仮設のものが多い。耐久性のあるものに交換すべきだと東電に提案しても、「予算がない」と却下される ことも増えた。 ハッピーさんは、東電が会社再建を急ぎながら、事故収束も進めることに大きな疑問を感じている。コスト優先では、経験豊かな作業員も雇用が安定しないため集まらず、廃炉作業も進まない、と危機感を抱いている。 「国がいくら税金を投入しても、東電の借金になるだけ。東電が民間企業である以上、コストを優先するのは当然。これでは廃炉は遅々として進まない。世界を揺るがした原発事故なのだから、国と東電は収束作業を専門に担う組織をつくって強力に進めるべきだ」 全文は つぶやく福島作業員 政府・東電に振り回された2年間 参考 Happy11311(ハッピーさんのツイッターアカウント)

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「作業員『汚染水は浴びたくない』・モニタリングポスト数値半分」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し) via みんな楽しくHappyがいい

チェルノブイリ・フクシマを忘れない! 集会とデモ で、その汚染水の事が出てきてからですね、 ここで働いている人達は、みんなその汚染水を浴びるという事にとても危機感を感じて、 辞めている人が沢山いるという事なんですね。 あの、もちろん高線量の線量を浴びながら作業をするんですけれども、 でも、空気、見えないものと違って汚染水だと実際に浴びるわけじゃないですか。 だからとてもその事を「いやだ」と思って辞める方が続出しているという事を聞いています。 やっぱりサイト内のお仕事というのは沢山被曝をするわけですよね。 だからそこを辞めて除染作業の方に移っている方も沢山いるというふうに聞いています。 今ここで、第一原発の中では3000人の人が働いているそうなんですね。 毎日3000人の人です。 それで、「その中の60%の人が福島県民だ」というふうに言われています。 もともと原発で働いていた方もいらっしゃいますけれども、 事故によって仕事が亡くなった方が沢山いたんですね。 たとえば農家の方ですとか、林業、漁業、そういう方がおられます。 それから観光関係の仕事の方ですね。 そういう方が仕事が無くなって、原発サイトで働いている。 それからまたは除染作業に出ている。 そういう状況なのだそうです。 […] ついこの間、郡山市というところで、 今まで合同庁舎というところで郡山市でテレビなんかに発表される数値がそこで測定されていたんですね。 その郡山の合同庁舎にある機械がですね、違う機械に代わったんですね。 それと同時に測定している場所が別のところに移動しました。 そしたらですね、数字が急に下がったんですね。 0.6ぐらい出ていた所が0.3ぐらい。0.2とか、そのぐらいに下がったんですね。 一体これは何なんだろうと思ったんですけれども、 ネットのニュースでちょっと見たんですけど、 郡山市の職員の方が、「せっかくのこういう装置なので除染をしました」というふうにおっしゃっていました。 だからそこの場所を除染をして置いたんですね。 だから周りの空間線量と違うというのは当り前の事かなというふうに思いました。 続きは 「作業員『汚染水は浴びたくない』・モニタリングポスト数値半分」武藤類子さん4/21郡山(内容書き出し) 関連記事 「原発事故以来、私はほとんど戸外で過ごす事がなくなり窓ガラスの向こうの世界になりました」武藤類子さん4/21(内容書き出し) via みんな楽しくHappyがいい

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東京電力(株)福島第一原子力発電所における女性放射線業務従事者の取扱いの報告の受領及び保安院の評価 (2012年3月9日) via 経済産業省

  2012年3月9日付けで経産省より「東京電力(株)福島第一原子力発電所における女性放射線業務従事者の取扱いの報告の受領及び保安院の評価」というニュースリリースが出ています。1年以上前のニュースですが、このたび福島第一原発での女性を含む労働者の募集広告が出たことを受け、この求人の根拠となっている方針であると思われることから当ブログに掲載することにしました。 重要だと思われるポイントは、 ①福島第一原発において女性放射線業務従事者に法定限度を越える被曝があったという東電からの報告をうけ、2011年5月2日以後、福島第一原発構内では女性は勤務させないという運用指示が出ていたとのこと ② したがって福島第一原発では2011年5月以来、女性作業員は通常作業も(電離放射線障害防止規則による被曝限度は、女性で妊娠の可能性がないものは実効線量が3ヶ月で5ミリシーベルト以下)緊急作業(2011年3月15日から12月16日まで実効 線量250ミリシーベルト以下、以後は100ミリシーベルト以下)もしていなかったと考えられること ③ 構内の線量が下がったことをうけて、2012年3月9日以降は従来の通常作業の被曝限度内で女性も労働可となったということ ④ ただし、従来は3ヶ月5ミリシーベルトのところを3ヶ月4ミリシーベルト内におさめるとなっていること、です。 想定される勤務場所は免震重要棟、休憩所、5, 6号 サービスビルなど、東電の試算による予想される最大被曝量は3ヶ月で1.69ミリシーベルトとなっています。 今回の求人では一日あたりの被曝は最大20マイクロシーベルトとなっており、ひと月あたり20日間の勤務と考えると、1ヶ月で400マイクロシーベル ト、3ヶ月で1.2ミリシーベルトになりますので、この2012年3月の経産省の方針に即して出されたものではないかと考えられます。ただ、東電の試算では1日8時間勤務となっていることに対して、この求人広告では「実作業4時間」とあることは、試算で想定されていたよりも高い線量の環境で働く可能性も考えられるのではないかと懸念します。(アトミックエイジ・スタッフ 小嶋亜維子) ======================== 東京電力(株)福島第一原子力発電所における女性放射線業務従事者の取扱いの報告の受領及び保安院の評価 本件の概要 原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)は、平成24年3月9日、東京電力より報告を受けました。 これは、東京電力福島第一原子力発電所(以下「発電所」という。)において、女性放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくがあったことから、平成23 年5月2日に東京電力からの報告※1があり、再発防止対策として、発電所構内で女性職員を勤務させない運用としたことを変更するものであること及び、平成 23年5月25日に保安院が妥当と評価した内容※2の変更があったことによる報告です。 保安院は、東京電力からの報告内容を確認した結果、発電所において、女性放射線業務従事者が作業を行える環境であると評価します。 担当 原子力安全・保安院 原子力発電検査課 公表日 平成24年3月9日(金) 発表資料名 東京電力(株)福島第一原子力発電所における女性放射線業務従事者の取扱いの報告の受領及び保安院の評価(PDF形式:117KB) (別紙)福島第一原子力発電所における女性放射線業務従事者の扱いについて(PDF形式:182KB)   東京電力(株)福島第一原子力発電所における女性放射線業務従事者の取扱いの報告の受領及び保安院の評価 via 経済産業省 当ブログ内関連記事 「第一原発 女性就労可能です! 」とする福島第一原発への求人広告 参考 電離放射線障害防止規則(昭和四十七年九月三十日労働省令第四十一号)via e-Gov法令データ提供システム … Continue reading

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(記者レビュー)原発の仕事は「普通」か via 朝日新聞

東日本大震災から2年が経った3月11日は、各局とも地震発生時刻の午後2時46分をまたいで特別番組を放送した。考えさせられたのは、NHKが「明日へ 支えあおう」で伝えた、原発に近い福島県立原町高校放送部の2年間の記録だ。 部員の女子生徒は、事故前も今も福島第一原発で働く自分の父親にカメラを向ける。「私の家は原発の恩恵も受けてたし、避難とか嫌だなと思うけど、結局は今も(原発のおかげで)生活できてる。本当のことをみんなに知ってほしい」からだ。 取材に来た娘とその仲間に対し、お父さんは原発での仕事を「普通に会社勤めをしているのと同じだ」と話す。男子部員がその「普通」という言葉に反応す る。事故のあった原発で働くことは「特殊なはずだ」と。「特殊と思ったら作業をする人はいなくなる。ごく普通。仕事も生活も普通」とお父さんは譲らない。 男子部員は自分の家族のことに思い当たる。生活の糧である肉牛の売値が低迷しても、親が自分には何も言わず黙々と働いているのは、子どもに「普通の生活」を送らせたいと考えているからではないか――。 続きは (記者レビュー)原発の仕事は「普通」か  (無料登録が必要です)

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