「いのちの会」は、連休明けから首都圏反原発連合が作成したリーフレット「原発再稼働でほんとうにいいの」2万部とともに、アンケートの配布を開始しました。
主要道路沿いに自民党の現職衆院議員のポスターや看板が目立つ地域。「いのちの会」代表の堀切時子さん(66)は「仕事や家族のつながりなどで原発への批判や不安を口にしにくい空気がありました。表に出せない市民の思いを国、県、市、九州電力に示そうというのが、アンケートの狙いです」と語ります。
アンケートは、再稼働の賛否や福島原発事故のようなことが川内原発でも起きると思うかどうかを聞いています。
アンケートには「川内原発が再稼働して事故が発生したら、とりかえしのつかない大変なことになり、死者も出るかもしれない。再稼働は取りやめるべきである」「原発事故が起きないとは限らない。市民の安全を第一に考えてほしい」「事故が起きれば、米作りができなくなる」など切実な声がつづられています。
堀切さんは「対話のなかでも、“声は上げられないけど、皆さんと思いは一緒”など激励を受けることが多い。たたかいは今が正念場。再稼働を必ず止めるため、頑張りぬきます」と話しています。
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