アメリカ・ニューメキシコ州の核廃棄物隔離試験施設で起こった放射能漏れで、職員13名が被曝しました。
プレスTVが27日木曜、伝えたところによりますと、アメリカエネルギー省はこれ以前、システムの警報がなったとき現場には誰もおらず、被害はなかったとしていましたが、実際は13名が被曝していました。
アメリカの核廃棄物隔離試験施設で放射能漏れが発生してから1週間が経過し、アメリカエネルギー省は、この施設の周辺で放射性物質が検出されたことを明らかにしました。
エネルギー省は、「施設周辺にある複数の観測機関が、ニューメキシコでの放射性物質漏れを確認した」としました。
ニューメキシコ州カールスバッド郊外にある核廃棄物隔離試験施設は、地下およそ600メートルのところに核兵器から生じた放射性廃棄物を埋めており、1000年の耐久年数を有していると言われています。
この施設は、アメリカで最も地下深いところにある核廃棄物地下保管施設で、世界で3番目の例とされています。
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