Daily Archives: 2012/12/13

坂本龍一さん、どうして音楽家なのに脱原発なんですか?-もんじゅ君の「ズバリ聞きますだよ!」第1回 via BLOGOS

福島第一原発事故にショックを受けて、2011年5月、突如ツイッター上に現れたもんじゅ君。福井県敦賀市の高速増殖炉もんじゅの「非公式」ゆるキャラな がら、フォロワー数は約10万人、エネルギー問題を解説した著書も3冊あるなど、幅広い支持を得ている「炉」のキャラクターです。 このもんじゅ君が、各界の著名人にエネルギー問題についての考えや東日本大震災以降の活動について聞く、シリーズインタビューを開始します。 第1回は、ニューヨークを拠点に世界的に活躍する音楽家でありながら、震災以前から脱原発を積極的に訴える坂本龍一さんを迎えて、なぜ脱原発や環境問題に 深くコミットするのかや、今年7月に幕張メッセで行われた音楽フェス「NO NUKES 2012」開催の裏話などをお聞きしました。 前・後編に分けてお送りします。 […] もんじゅ:じゃあまず、これはよくある質問かもしませんが、どうして坂本さんはミュージシャンなのにそんなに一生けんめいに原発問題について意見を発信したり、行動したりしてるんでしょうか。 坂本:あ、それは意外と質問されたことないなぁ。 もんじゅ:えっ、そうですか。なんで音楽家なのに、脱原発なんだろう、って考えて。 坂本:うーん、これはべつに「ミュージシャン」っていう職業は関係ないと思うんだよね。たとえばさ、これは僕の考えだけど、魚屋さんでも肉 屋さんでも八百屋さんでもミュージシャンでも、「人を殺しちゃいけない」とか「泥棒はしちゃいけない」っていう感覚はあるよね。それと同じことだと思うん だよ。 あれだけの巨大事故を目の当たりにしたらさ、「あれはないよね」って思うのが庶民の感覚でしょう。僕が「原発をやめよう」っていっているのは、ただそれだけのことなんだよね。 もんじゅ:音楽家だから、とかいうことじゃなくて、シンプルな感覚が動機なわけですね。 「あれはないよね」っていうシンプルな感覚が出発点 坂本:そうそう。僕はたまたま3.11の事故が起こる前からそういう情報を持っていたから、人よりも知るのが少し早かったというだけだと思うよ。 もんじゅ:坂本さんは、2006年から「ストップ・ロッカショ」を主宰されたり、脱原発運動に関わっていましたよね。 坂本:うん。この「原発はあぶない」っていうのは感覚的なものなんだよね。僕はべつに放射能の専門家じゃないわけで、ただひとりの市民として、感覚的に「危険だ」と感じているだけ。とはいえ実際、チェルノブイリでの子どもたちの悲惨な写真なんかも見ているからね……。 チェルノブイリの事故は、いまも記憶にも鮮明に残ってるよ。だけどあのときはやっぱり遠い国のできごとで、なにか運動を始めたりはしなかった。対岸の火事というか、当事者じゃなかったんだと思う。今はそのことを反省してるけど……、しょうがないね。 もんじゅ:チェルノブイリのあと、日本でも脱原発運動は一時期盛り上がったけれど、そのあとまたもとに戻ってしまった、って聞いています。 どれだけ危機を自分の問題として考えられるか 坂本:今回の震災でも、関西の人達にはあまり危機感がないんだよね。だけど思い返してみたら、阪神淡路大震災のときには僕ももちろんショッ クを受けたんだけど、どれだけ自分のこととして、当事者として考えてたかっていうと、危機感の薄い部分があったかもしれない。だからしたかない面もあるん だろうなとは思うんだけどね。 もんじゅ:そうですね、ボクの地元の福井でも、原発事故については、関東のみなさんにくらべて危機感が薄いかなって思います。若狭湾のまわりには商用原発だけで13基もあって、すごく密集してるわけですが。 坂本:これだけ大きな福島の事故が起こった以上、日本中が当事者だと思う。稼働しているかどうかに限らず、すでに大量の放射性物質が日本中にあるわけで、危険なことには変わりないしね。そういうリスクのあるものを、そのまま放っておいていいとは思えない。 もんじゅ:動かせばもっと危ないけれど、動かしてなくてもじゅうぶんに危ないですよね。 坂本:そうそう。だから、「音楽家なのになんで脱原発なのか?」って聞かれても、べつにミュージシャンだから原発の話をしてるわけじゃないくて、職業は関係ないんだよね。 続きは 坂本龍一さん、どうして音楽家なのに脱原発なんですか?-もんじゅ君の「ズバリ聞きますだよ!」第1回 関連記事 坂本龍一から政治家のみなさんへ via skmtsocial

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原発問題はエネルギー問題ではありません。私たちの⽣存権問題です via 広島2人デモ

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12年末・この国を選ぶ:原発事故、防げなかった悔い「自分の頭で考えて」警戒区域、牧場から願う via 毎日新聞

東京電力福島第1原発の北西約14キロ。原則立ち入り禁止の警戒区域内の牧場で、吉沢正巳さん(59)は許可を得て牛を飼い続けている。殺処分を逃 れた約400頭は、原発事故の「生き証人」だ。吉沢さんは東京・渋谷の雑踏や霞が関などに出向いてマイクを握り「牧場の今」を発信してきた。衆院選の投開 票日を前に「皆が自分の頭で考え、投票する世の中にならないと」と願う。 […] 事故前の警戒区域内にいた牛は約3500頭。国は昨年5月に殺処分を打ち出したが、避難を強いられた住民の中には畜舎から放した人もおり、今も約1000頭の野良牛がエサを求めてさまよう。 吉沢さんは同7月、牛を被ばく研究などに生かす道を探ろうと、エム牧場などを拠点に「希望の牧場」プロ ジェクトを始めた。浪江町から立ち入り許可を得てエサやりを続け、野良牛の保護管理もする。避難区域内の農家約10軒も仲間に加わった。エサ代は全国から 寄せられるカンパや街頭募金などが頼りだ。 このプロジェクトの原点には「無力さ」があるという。吉沢さんは、浪江町で1960年代に浮上した原発誘致に反対してきた。誘致は東日本大震災で立ち消えになったが、事故を防げなかった悔しさから「考えて行動できる人を増やしたい」と街頭に立つ。 今夏のある夜、JR渋谷駅前でマイクを手にした。「福島を蹴飛ばし、犠牲の上に成り立つ皆さんの暮らし はこのままでいいのか」。足を止めて聴き入り泣きだす女性がいた。だが街にはネオンがきらめき、事故は忘れ去られたかのようだ。11月には霞が関の路上で 訴えた。「原発がなきゃ仕事がないって言うけど、何もかも無くした福島を見てほしい」 この国の姿を、吉沢さんは「原発まぶり」と表現する。福島の方言「まぶる」は「じっと番をする」こと。「賛成も反対もせず、誰かが答えを与えてくれるのを待っている」。吉沢さんは「それで、いいのか」と問いを投げかける。 全文は 12年末・この国を選ぶ:原発事故、防げなかった悔い「自分の頭で考えて」警戒区域、牧場から願う

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【社説】原発と「活断層」 「即時原発ゼロ」は待ったなし via しんぶん赤旗

電力会社いいなりで国民の安全を無視して原発を推進してきた自民党も、福島原発事故の後も撤退を求める国民世論に背を向けて原発の再稼働などを進めてきた民主党も、その責任がきびしく問われているのは明白です。 […] 世界有数の地震国・日本には、それこそ無数といえるほど「活断層」があります。これまでは破砕層(断層)があっても「活断層」かどうかわからないとされてきたこともありましたが、東日本大震災の後、これまで「活断層」ではないといわれた断層も動いたことが明らかになり、全国の原発でも見直しが進んでいます。敦賀原発のほか、関西電力大飯原発(福井県)でも「活断層」の疑いがもたれている断層が見つかり、東北電力東通原発(青森県)や北陸電力志賀原発(石川県)などについても調査中です。これまで12万~13万年以内に動いたことが確認できるとされてきた「活断層」の定義も、より古い40万年前までさかのぼるべきだと見直されています。  40年以上前に1号機が稼働した日本でもっとも古い原発のひとつである敦賀原発の場合も、1、2号機から約200メートルしかない浦底断層の「活断層」としての危険性が以前から指摘されていました。今回の専門家チームの結論は、浦底断層から何本も枝分かれした断層のうち2号機の真下を走るD―1破砕帯について「活断層」の可能性が高いと認めたものです。敦賀原発は現在停止中ですが、再稼働が認められないのはもちろん、直ちに廃炉を実行して当然です。  日本原電は、浦底断層が「活断層」だとはなかなか認めなかっただけでなく、「活断層」と認めてからも原発の運転を続けてきました。今回の専門家チームの結論に対しても、「調査中」を理由に「活断層」とは認めず、規制委に質問書を提出するなど従おうとはしていません。「活断層」の可能性が高いと指摘された以上、廃炉にすべきなのに、あれこれの理由をつけて引き延ばそうとするのは言語道断であり、それこそ住民の命や安全より、企業の経営を優先する立場です。 国民の安全守るなら  日本原電は、東電や関電が出資した、原発建設のための会社です。文字通り「原子力ムラ」の企業のいいなりに、危険な原発の建設や運転を認めてきた歴代自民党政府の責任は重大です。同時に、福島原発事故後も大飯原発3、4号機の再稼働を認め、規制委の調査で「活断層」の疑いが明らかになっても運転継続を認めている民主党政権の責任は重大です。 全文は原発と「活断層」「即時原発ゼロ」は待ったなし

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野田首相:敦賀2号機「廃炉の見通し」via 毎日新聞

野田佳彦首相は13日夜のTBS番組で、原子炉建屋直下に活断層がある可能性が高まった日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)について「そういうこと(廃炉)になっていく」との見通しを示した。首相は「原子力規制委員会が『安全上問題がある』ということなら、稼働させない。稼働しないと収益がなくなり、事業者の判断で廃炉にすることになる」[…] 全文は野田首相:敦賀2号機「廃炉の見通し」 ◇福井・敦賀原発:廃炉、法的根拠なくを参照

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福井・敦賀原発:廃炉、法的根拠なく 「危険急迫」認定困難 7月以降、新制度で停止もvia 毎日新聞

今回の判断は、「世界最高の安全規制」を目指す規制委にとって存在感を示した格好だが、現行法では事業者に運転停止や廃炉などを命じる法的権限はない。規制委事務局の原子力規制庁幹部も、委員長発言について「田中氏個人の感想」との見解を示しており、廃炉の判断は原電自身に委ねられる。  原子炉等規制法では、「急迫した危険がある場合」に限って、「原子炉による災害を防止するために必要な措置を講じることができる」と規定。さらに、耐震設計をめぐる国の安全審査の手引でも「活断層の上に原子炉建屋など重要施設の建設は認めない」としている。  しかし、「急迫した危険」の法解釈について、規制庁は「ミサイル攻撃や人工衛星の落下、火山の噴火など、明確に危険が予見できる場合」との見解だ。活断層の活動は1000年単位で起こるとされ、活断層を「急迫」と認定するのは困難とみている。さらに、国の手引も、建設時の許認可を念頭にしており、すでに建設されているものについては強制力はない。  それでも、来年7月には、規制委設置法に基づき、既存原発にも最新の安全対策を課す「バックフィット制度」の運用が始まり、その延長で、活断層の影響があると認められた原発の運転を停止できるようになる。現在、敦賀原発は定期検査のために運転を停止している。 全文は福井・敦賀原発:廃炉、法的根拠なく 「危険急迫」認定困難 7月以降、新制度で停止も ◇野田首相:敦賀2号機「廃炉の見通し」を参照

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各政党に宛てた質問状の回答 via ふくしま集団疎開裁判

各政党に、いま、政治の原点である「子どもの命を守る」ための緊急課題についてどのように考えておられるのか、その考えを知りたく、衆議院選挙の告示日2012年12月4日に、下の質問を行ったところ、12月13日現在、以下の回答を得ました(回答書到着順)。 【質問内容】 1.日本国内で高濃度に放射能汚染された地域(チェルノブイリ原発事故による汚染区分:強制避難区域(空間線量が年5mSv以上))の子ども達を、直ちに疎開させるべきだと思いますか 注釈:世界標準といわれるチェルノブイリ住民避難基準によっても、チェルノブイリでは沢山の人々が命を落とし、健康を損ないました。その理由の1 つがチェルノブイリ住民避難基準の採用が健康被害の悪化が明らかとなった事故後5年も経過してからのことで、遅すぎたと言われています。福島ではその教訓 を学び、チェルノブイリ住民避難基準で強制移住地域(空間線量が年5mSv以上)で学校教育を受けてきた子どもたちは直ちに疎開させるべきであるという主 張があります。 2.子ども達を放射能汚染された地域(東電福島第一原発事故前の本来の国の公衆の被曝限度:年間1mSvを超えた地域)から疎開させるべきだと思いますか 注釈:チェルノブイリ住民避難基準は大人を対象にした基準です。他方、子どもは放射能の影響を大人より3~5 倍受けると言われています。そこで、いま、子どもの目線でチェルノブイリ住民避難基準を見直せば、3~5倍厳しく考えるべきです。つまり強制移住地域であ れば空間線量が年1mSv以上と読み替えるのが適切であり、この意味で、年1mSv以上で学校教育を受けてきた子どもたちは直ちに疎開させるべきであると いう主張があります。これはまた、福島原発事故以前の我が国の年間許容量でもあります。 質問の回答、小出裕章、崎山比早子、高橋哲哉、広瀬隆各氏の各氏からのコメントは 各政党に宛てた質問状の回答

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『原子力規制委 東通原発で現地調査』 via NHKニュース

国の原子力規制委員会は、青森県にある東通原子力発電所で、専門家とともに断層の現地調査を行いました。 調査を終えた規制委員会の島崎邦彦委員は、現場で確認された地層のずれについて「活断層に関連した活動だろう」と述べ、14日も地層のずれを中心に調べる考えを示しました。 東通原発を訪れたのは、原子力規制委員会の島崎邦彦委員と、学会から推薦された専門家の合わせて5人で、13日は敷地を走る断層4本を中心に活断層かどうかを調べました。 続きは『原子力規制委 東通原発で現地調査』からどうぞ。

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