<エネルギー再考>太陽熱温水器の世界事情 中国 国家戦略で促進 via 東京新聞

福島原発の事故後、太陽光、風力など自然エネルギーへの関心が高まる中、太陽熱で湯を沸かす太陽熱温水器は、海外では導入が進む国も少なくないの に、国内での普及は一向に進んでいない。日本と海外の違いはどこにあるのだろうか。太陽熱温水器の世界事情を調べた。 (白井康彦)

「想像以上に多くの屋根に太陽熱温水器が載っていました」。NPO法人「気候ネットワーク」東京事務所のスタッフ、桃井貴子さんは昨年十月に中国の長春市、大連市などを訪問。新築ビルの屋根のほとんどに太陽熱温水器が付いているのを見て、目を見張った。

(中略)
次いで、ドイツ、オーストリアなどの西欧諸国やトルコ、ギリシャ、イスラエルなどの地中海周辺の国々が続く。人口一人当たりの設備容量では、一位が地中海の島国であるキプロスで、二位がイスラエルだ。

こうした国々で普及が進んだのは、推進政策によるところが大きい。同白書は「新築建築物への太陽熱温水器の設置義務づけが国レベル、地域レベルで 大幅に増えている」と指摘している。この政策はイスラエルがいち早く実施。スペインやインド、韓国、米国ハワイ州などが同様の制度を導入したという。

ブラジルでも近年、普及が急に進み始めた。公営住宅に三十万~四十万個の太陽熱温水器を導入するプログラムを開始したのが原因だ。

全文は<エネルギー再考>太陽熱温水器の世界事情 中国 国家戦略で促進

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