採掘土:高放射線量計測も野ざらし 岐阜の瑞浪超深地層研 via mainichi.jp

高レベル放射性廃棄物の処分方法を研究する瑞浪超深地層研究所(岐阜県瑞浪市)を運営する独立行政法人「日本原子力研究開発機構」が、ボーリング調査で掘削した筒状の土(ボーリングコア)を同市明世町の所有地で野ざらしにしていたことが分かった。この地域の地層はウラン含有量が多く、機構は23日、周辺の空間線量の最高18倍の放射線量をボーリングコアの表面から計測。内規では土のうに入れて倉庫で保管すると定めている。

 機構は、線量は原子炉等規制法が国への届け出を義務づけた値を下回り、健康への影響もまず考えられないとする一方で、「住民の不安を考えれば、早く処分すべきだった」と話している。

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