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玄海町で白血病が増えたかもしれない via オルター通信

反原発新聞 第379号 2009.10 反原発講座より転載
長崎大学環境科学部 戸田清

先日、福岡の知人から、『玄 海原発対策住民会議ニュース 海鳴り玄海版 号外』(2009年8月23日発行)のコピーを送っていただいた。玄海町で白血病が増えた疑いが指摘されてい る。単純比較すると、人口10万人あたりの白血病死亡率が全国平均約6人、佐賀県平均約8人、玄海町30人前後であり、「玄海町の増加傾向」が推測でき る。範囲を広げて上場4町(肥前、玄海、鎮西、呼子)や唐津保健所管内で見ても、増加傾向がありそうだ。平成の大合併で旧肥前町、鎮西町、呼子町が唐津市 に入ったので現在は唐津市が玄海町を囲む形となり、人口は唐津市約13万人、玄海町約7000人である。
年齢調整死亡率(日本の場合は、昭和60年の国勢調査人口の年齢構成を基準に補正する)の比較がなされていない、玄海町は高齢化が進んでいる(高齢化で癌は増える)、玄海町は人口が少ないので実数の小さな変化が比率の大きな変化となる、などの限界がある。
たとえば、唐津保健所管内と伊万里保健所管内を曝露地域、鳥栖保健所管内と杵藤保健所管内を対照地域に設定して、年齢調整死亡率を比較することは不可能だろうか。九州に多いウイルス性白血病についても考慮する必要がある。
想起されるのが、福井県についての問題提起と、欧米の諸研究である。明石昇二郎『敦賀湾原発銀座「悪性リンパ腫」多発地帯の恐怖』(技術と人間、1997 年)では、悪性リンパ腫の増加が示唆されている。単純比較で敦賀半島の対岸地域は死亡率が全国平均の約12倍だったという。

続きは玄海町で白血病が増えたかもしれない

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