沖縄の詩人・反戦活動家の高良勉さんが最近東北を訪れ、案内人の方へのお礼を以下の通りにお書きになりました。
7月9日(土)、10日(日)の宮城県、福島県の被災者、被災地訪問
では、本当にお世話になりました。まだまだ片づかない壊れた家屋、切断された鉄道、がれきの山、
避難所生活を強いられている人々、水の引かない田畑、
破壊された海岸線、デコボコの道路、拡大する放射能汚染、
そして次々に襲う余震。(震度4は車の中でしたね。)
私たちも、福島県霊山村で2.75マイクロシーベルトの
放射線を「被爆」してしまいました。宮城県から、福島県まで自家用車で案内していただきながら、
言葉にはできない衝撃と、悲しみと、怒りで一杯でした。
東北は悲しい。北海道や琉球がそうであるように。
今度こそ、東北は「耐え、忍んでは」いけない。
本気で、怒りをもって京都、大阪、東京を中心にした
日本の近・現代の全歴史と社会、経済と戦う必要があると思いました。昨日、午後に沖縄へ帰り、今朝からなんとか「詩に書こう」と
一行ずつ書き始めております。
昨11日(月)は、東北・関東大震災4ヵ月目へ
ひたすら「黙祷」をささげておりました。神谷保夫東北全労協事務局長の「いま必要なのは視察ボランテアだ」
「希望は沖縄の闘いだ」という提言の意味を考え、
実行に移していきたいと思っております。できれば、「宮城・東北を考える沖縄の会」が作れて2~3年以上の
持続性のある支援活動ができれば・・・と思っております。1)このメールを、同行して案内して下さった
「沖縄を考える宮城の会」の大石孝会長や鈴木政喜さんをはじめとする
可能な方々へ「転送」して下さい。2)急いで大石孝会長や細川潤二さんの住所、電話番号、メールアドレス
等を教えて下さい。「お礼」の品を送付したいと思っております。3)全国労働組合連絡協議会・東北ブロック(東北全労協)の
皆さまにも、くれぐれもよろしくお伝えください。ありがとうございました。とりあえず、急ぎのお礼まで。
110712 ベン 拝