福島の子どもたちの健康を案じる人たちは数少なくないはずです。どこの子どもでも、いや、大人であっても放射能の害から守りたいものです。とりあえず「子どもたちを福島原発事故による被曝から守るため」集団疎開を求める裁判とそれを支える署名運動についてご覧ください。
なお、ネット署名が可能となりました。
郡山市では、ふくしま集団疎開裁判が始まります。
このことが、一部の保護者の過剰な訴えなどではなく、
人間に普遍的な、こどもたちが健康に生きる権利に関わる問題であることを
裁判所に知ってもらうため、多くの方々の署名が必要とされています。
ぜひ、ご協力をお願いいたします。
これを転送してくださった方からのメールです。
6月22日の事です。陸前高田の後、東北自動車道を南下、福島市内をガイガーカウンターで測定してきました。
(GEIGER COUNTER DX-2 輸入元:(株)サイニクス MADE IN USA )このガイガーカウンターは、5年ほど前に、六ヶ所村に行く前に購入したものです。
六ヶ所村原発の回りを測定してもわずかに反応するだけ、原燃PRセンターに展示し
てあった小粒のウランに近づけると少し音を発するぐらいでした。なので、購入してから、
5年間、このガイガーカウンターは、連続して音を発することはなかったのです。
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しかし、福島市内では、移動する車の中にもかかわらず、鳴り止むことはありませんでした。
福島の測定値が高いことは事前に知っていましたが、やはりショックでした。そして、6月1日の斉藤さんのレポートにあるように、どこにでもある普通の日常が続いています。
まるで何事もなかったように、、。(レポートはこちら)
本日、郡山に娘がいるという方と話しをする機会がありましたので、昨日の話をしました。
その方は、新聞に載る郡山の放射能測定値をみながら、娘の事を大変に心配しているそうです。
新発田に帰ってくるようと、なんどとなく強く勧めたのですが、けんかになるばかりだと嘆いていました。以下に、福島市内のmovデーターがあります。よかったらご覧ください。
files.me.com/snow999/az04zu.mov
———以下、apからの転送です。
※福島集団疎開裁判は、テレビで私も見ました。多くの福島市民は、怖いと思いながら、何もできない状態なんですよね。そして、国も県も市、本気でやってくれない。その中で、自分の子供の事を思う両親が立ち上がったのです。普通の感覚だと思います。ぜひ、署名お願いします。
***
署名はこちら。
***以下、apからの転送です。—福島市、郡山市といった地域での、日常感、
本当にどうしたらよいのか、分からなくなります。あと、「ふくしま総文」問題というのがあります。
毎年、都道府県の持ち回りで開催されている高等学校総合文化祭が、
なんというめぐりあわせか、今年は福島県で開催されます
(震災のため、一部の会場を他県に移しての開催です)。
全国から、何千人もの高校生が、ふくしまに集まるといいます。これについては、各所に、中止や会場の変更を提案してきましたが、
高校生たちがふくしまのことを想い、そこに参加したくなる気持ちも、
また、無駄にはできないようにも思い、難しい問題だと思っています。「ふくしま総文」に参加する高校生のみなさんへ version 1.0
by 福島のこどもたちを守ろう on Tuesday, June 28, 2011 at 5:13pm2011-06-29 07:13 作成
1. はじめに
このノートは、2011年8月3〜7日に開催される「ふくしま総文-第35回全国高等学校総合文化祭-」( http://www.fukushimasoubun.gr.fks.ed.jp/ ) に、福島県外から参加する高校生たちに向けて書きました。その他の高校生のみなさんも、決して無関係な話ではありませんので、ぜひ読んでください。
これまでの人生の大半、21世紀を過ごしてきたみなさん。
原子力発電所という、20世紀に作られた技術が、2011年3月11日、大きな地震の力によって壊れました。人生の大半、20世紀を過ごしてきた大人たちが、そのことに対して決してベストとは言えない選択を積み重ねた結果、おびただしい量の放射性物質がこの国の国土と、海洋と、地球の大気にばらまかれました。「ふくしま総文」の会場にもなっている福島市や郡山市といった都市を含む、中通りと呼ばれる地域には、まだこの放射性物質が大量に地表に残っていて、3月11日以前と比較して、はるかに高いレベルの放射線を発し続けています。また、原子力発電所の事故は、原子炉3機がメルトスルーを起こしていて、1機の建屋が倒壊寸前という、人類未到の領域に入っています。この後、また大規模な放射性物質の放出が起きないとは言い切れませんし、余震もまだ収まっているとは言えません。
そんな中、みなさんがふくしまを訪れることには、当然のことながら、リスクが伴います。「福島のこどもたちを守ろう」は、誰もそのリスクをきちんと説明していないらしいことに気づきました。そこで、この夏、みなさんがふくしまを訪れることのリスクを、このノートでは、できるだけ詳細に解説したいと思います。
その上で、「福島のこどもたちを守ろう」では、みなさんに次のことを提案します。
1. 行かない、ということも選択肢のひとつです
2. 行くからにはリスクを避けましょう
3. 現地の高校生たちと、リスクについて語り合いましょう続きはこちら