東日本大震災、救援から取り残される「周辺化された人びと」 大野更紗 via Synodos Journal

東日本大震災の発生から6日が経過した。いまなお、未曾有の被害が、現在進行形で生まれ続けている。

わたしは難病患者の1人でもある。その一当事者の視点からみて、被災地、避難所における、難治性疾患患者、慢性疾患患者、障害を持つ人びとに対する具体的な配慮、対処法について、公的機関やマスメディアでのアナウンスが非常に少ないことを、心から憂慮している。
時間の経過とともに、あらゆる被災者は疲弊し、追い詰められてゆく。これまで特に疾患に罹患せず健康に生活してきた人でさえ、そうなのだ。常に生命の危機に瀕するリスクを負っている難病患者や障害者については、言うに及ばないだろう。そこで、彼らが抱えているリスクについて、最低限の「現実」を共有しておきたい。

続きは東日本大震災、救援から取り残される「周辺化された人びと」

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