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新幹線と「引き換え」に via Yomiuri online

◇2008年の記事ですが、参考までに。

議会委員会 「国は福井の貢献認識を」

建設が進む北陸新幹線福井駅部。延伸問題は今後、もんじゅの運転再開にどのような影響を及ぼすのだろうか(福井市大手で)

2009年2月の完成を目指し、着々と工事の進む北陸新幹線の福井駅部。16日には政府が、石川県白山市の白山総合車両基地から福井駅までの延伸 と、敦賀駅部の部分着工を09年中に認可する方向で検討すると発表し、北陸新幹線の県内延伸は一定の前進をみた。この県政と経済界の長年の課題は、一見無 関係に思える日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)の運転再開にも大きな影響を及ぼしてきた。

「原子力政策への福井の貢献を国に認識させるべきだ」「もんじゅへアクセスするための高速交通体系も必要だ」。8日の県議会厚生常任委員会では、もんじゅの運転再開を盾に県内延伸を進めようという趣旨の発言が委員から相次いだ。

県議らの言動は、03年12月の県議会決議を想起させる。「北陸新幹線の県内着工が実現しない場合は、原子力政策の推進に反対も辞さない」との強 硬な文言は、安全協定に基づいて県が事前了解を求められたもんじゅの改造工事を念頭に置いたものだとされた。事実、05年2月に県と敦賀市が事前了解する までに新幹線福井駅部の着工が決まり、県内延伸への道筋が引かれたのだ。

<もんじゅカード〉。新幹線問題をはじめとする地域振興策で、もんじゅがたびたび切り札扱いされてきたことを皮肉る言葉だ。ある機構幹部は「民間の商業原発と違い、もんじゅは国家プロジェクト。政治の取引材料にされやすい」と嘆いた。

だが、原発が地域振興策と絡めて語られるようでは、安全運転など本当に重要な問題は置き去りにされてしまう。原子力発電に反対する県民会議の代表 委員などを務める吉村清さん(83)(同市呉竹町)は「新幹線と引き換えにするということ自体、もんじゅが危険だということの証左ではないのか」と一刀両 断する。

地域振興と安全の確保。地元は様々な視点からもんじゅを見詰め続ける。

もんじゅの改造工事 2005年9月~07年8月に、ナトリウム漏れ事故の原因となった温度計のさや管を改良型に交換するなどの作業を実施。国は改造工事計画を04年1月に認可したが、県と敦賀市が工事の開始を事前了解するまでには1年近くかかった。

(2008年12月19日  読売新聞)

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