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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 福島第一原発
原発事故から8年“巨大煙突”倒壊の恐れも via 日テレNews24
何が変わり、何が変わらないのか…「廃炉」が進む福島第一原発を取材。事故直後に“ベント”した煙突は高レベルの放射線のため手つかずのまま、倒壊の恐れも。前例のない“解体プロジェクト”を担う作業員に密着した。 ビデオを観る。
原発事故から8年 ”巨大煙突”倒壊の恐れも via 日テレNEWS24
(抜粋) 「廃炉」が進む福島第一原発を取材。事故直後に”ベント”した煙突は高レベルの放射線のため手つかずのまま、倒壊の恐れも。前例のない”解体プロジェクト”を担う作業員に密着した。 全文、映像は原発事故から8年 ”巨大煙突”倒壊の恐れも
福島第1原発の見学 忘れかけていませんか via 上毛新聞
福島第1原発はとてつもなく広かった。2月、日本科学技術ジャーナリスト会議が主催する見学会に参加した。廃炉作業が続く構内で見たこと、感じたことを報告したい。 JR富岡駅で集合。参加者15人で東京電力のバスに乗り、出発した。大熊町の帰還困難区域を通過中、津波で壊れたままの店舗が並び、除染廃棄物を詰めた黒い袋が野積みされているのを目にした。原発まであと2キロ地点で撮影は禁止。代表者だけが写真、動画の撮影を許される。 到着すると、ホールボディーカウンターの検査を受けた。見学後も測定し、放射性物質をどのくらい体内に取り込んだかを確認するためだ。 […] 3号機の原子炉建屋上部にカバーを取り付ける作業が進んでいた。使用済み核燃料を取り出す際、放射性物質が飛散するのを防ぐためだ。今夏、取り出しが始まるというが廃炉まで危険な作業が続く。 再びバスに乗り、2、3号機の間を通ると、水素爆発で吹き飛んだ建物がそのまま残り、事故のすさまじさを見せつける。測定器はぐんぐん上がり、最大で毎時314マイクロシーベルトを示した。約4時間の見学だった。体が重い。言いようのない虚脱感に襲われた。 見学後の積算線量は0.02ミリシーベルト。歯科のレントゲン2回分だから問題ないと、日常で受ける放射線の解説を聞く。それが科学的な事実だとしても、歯科と原発事故での放射線とを同列に語るのは違和感を覚える。 構内で持ち歩いた取材ノートとペンは今も手元にある。もし私に小さな子どもがあれば家に持ち帰っただろうか。放射線に対して鈍感になっていないかと自問した。 […] 全文
福島第一原発内の自家用車 汚染の約190台が敷地外に via NHK News Web
東京電力福島第一原子力発電所の事故当時、敷地内にあった社員などの自家用車およそ460台が、放射性物質の検査を受けないまま外に持ち出され、このうち、およそ190台で国の基準を超える汚染が計測されていたことがわかりました。中には中古車として売られていた車があったほか、今も行方がわからない車が2台あり、東京電力は調査を続けるとしています。 […] その後の調査で、おととしまでに大半の所在が確認され、このうち、およそ190台で国の基準を超える汚染が計測されたということです。基準を超えた車は東京電力が回収しましたが、中には、中古車として売られていた車や基準の10倍近くまで計測できる機器の最大値を超えた車もあったということです。また、今も行方がわからず、汚染の程度もわからない車が2台あるということです。 […] 全文
福島原発、屋根カバー設置を開始 来年夏の燃料取り出しに向け via 福井新聞
[…] 燃料取り出しの際に放射性物質が飛散するのを防ぐために設置する。全部で16個の部材に分かれ、そのうち1個が設置された。 屋根カバーは完成するとかまぼこのような形になる。今回設置した1個の部材は、高低差が約18メートル、縦約23メートル、横約5・6メートル、重さ約40トン。 全文
福島第1原発の廃炉作業 構造物の腐食が最大リスク 東北大教授に聞く via 日本経済新聞
東京電力福島第1原子力発電所の廃炉には30~40年がかかる。地震と津波、水素爆発などで損傷した建物が廃炉作業の終了まで持ちこたえることができるのか。そんな不安を抱く人は多いだろう。東北大学・原子炉廃止措置基盤研究センターでは幅広く工学系研究者の知恵を集めて福島第1原発の構造健全性を予測、必要な補修を行うための研究開発に取り組んでいる。渡辺豊教授(センター長)と前田匡樹教授(副センター長、都市・建築学専攻)、青木孝行特任教授(同センター支援室長)に聞いた。 ■地震・海水・高温… 福島第1の劣化要因は複雑 ――研究の狙いは 「止める、冷やす、閉じ込めるという原子力安全の基本的な考え方が廃炉作業の間も確実に保証されるようにしたい。止める、冷やす、閉じ込めるという機能を担う構造物や機器が機能を失ったり低下させたりしないよう状況を予測し検査し補修できるようにしたい。安全確保のため必要な機能は何で、機能を脅かす要因は何かを特定していく」 ――建物の健全性を考える上で心配な点は? 「損傷を受けたコンクリート構造物の健全性に関しては知見が少ない。福島第1の劣化要因は複雑だ。地震の揺れかもしれないし海水投入で鉄筋がさびているかもしれない。燃料溶融で高温にさらされたり放射線を浴びたりした部分もある。そうした要因でコンクリートの物性がどう変わるのかという点から調べていく必要がある」 […] 「ただこれから燃料デブリ(核燃料が溶け落ち冷えて固まったもの)取り出しのため格納容器のフタを開けると酸素が入る。さらに作業中は放射能を帯びた粉じん(ダスト)が外に出ないよう、内部の気圧を下げることになるだろう。そうすると外から新鮮な空気が継続的に供給され腐食が進みやすい環境になる。それを見越して腐食抑制の手立てを考えなければならない」 […] もっと読む。
専門家加わり情報提供を いわきで第一原発廃炉フォーラムvia 福島民友
[…] スリーマイル島原発事故の廃炉を指揮した元米国原子力規制委員会(NRC)職員のレイク・バレット氏は、廃炉作業に対する地元住民の信頼を得る上で専門家が情報提供に加わる重要性を訴えた。 バレット氏は溶融燃料(燃料デブリ)取り出しのリスク評価に関するワークショップの論者を務め、住民の不安解消策を問う来場者からの質問に答えた。住民との少人数の対話を長期間積み重ね、信頼関係を築いた経験を紹介し、福島の廃炉についても「一般住民に十分な情報を提供しながら進めるべきだ」と指摘した。 福島第一原発事故はスリーマイル事故よりも規模が大きく、廃炉には費用がかかるとした上で「技術は進歩しており、目標は達成できる」との認識を示した。 […] 原文
福島第1原発廃炉作業 半数の事業場で違反発覚 福島労働局 via 労働新聞者
[…] 違反件数の合計は273件に上った。内訳は、労働条件関係が多数を占め237件で、安全衛生関係は36件だった。 最も多い違反は「割増賃金の支払い」で67件。週40時間を超える時間外労働に対して2割5分以上で計算した割増賃金を払っていなかったり、時間外割増賃金単価を算定する際に、諸手当を含まずに計算していた事例があった。 この他、賃金台帳の作成、労働条件の明示に関する違反もそれぞれ40件、38件とめだつ。 管理区域内で労働者が飲食を行っていた、元請け事業者が下請事業者に対して法違反をしないよう十分に指導していなかった――といった安全衛生に関する違反もみられている。 もっと読む。
福島第一原発1、2号機の排気筒 支柱に新たな破断 本紙指摘で判明via 東京新聞
東京電力福島第一原発が抱えるリスクの一つ、1、2号機の排気筒(高さ約百二十メートル)について、本紙が二月、同原発内で撮影した写真を詳細に分析したところ、地上から四十五メートル付近の支柱に新たな破断が一カ所見つかった。本紙の通報を受け、東電は六日、破断を確認したと発表した。 東電はこれまで、年一回望遠レンズで排気筒を撮影して分析。六十六メートル付近に四カ所八本の支柱が破断したり損傷したりしていると原子力規制委員会や福島県に報告していた。 […] 排気筒は事故直後、1号機の格納容器が壊れるのを防ぐため、汚染蒸気を逃がすベント(排気)に使われた。東電は、破断などは1号機の水素爆発や、余震の影響だとしている。再び大地震に襲われれば、倒壊する可能性があり、地上五十五メートルから上半分を二〇一九年ごろを目標に、解体する方針。 東電は「線量が高く近づけない場所があったため、確認できなかった。(本紙の)指摘であらためて調べたところ、見つかった。地震の揺れなどで排気筒が倒壊する可能性が高まったとは言えない」と説明した。 (山川剛史、荒井六貴) 全文はこちら。
福島第1原発にて=須山勉 via毎日新聞
福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で9日、過去最高となる毎時650シーベルト(推定)の放射線が観測された。 […] たまたま私もこの日、日本記者クラブの視察団の一員として同原発にいた。東京電力の案内で、主に移動するバス内からメルトダウン(炉心溶融)した1~3号機などを見た。1号機まで約80メートルしか離れていない高台でバスを降り、遠隔操作で進む廃炉作業を10分余り直視する機会もあった。 […] 視察後、被ばくした放射線量を測ってもらうと0・03ミリシーベルト。ちなみに、胸部X線の集団検診を1回受けると0・06ミリシーベルト程度とされる。帰ってから知人や家族にこの話をすると、一様に「えっ、そんな軽装で大丈夫だったの?」と驚かれた。 どちらも同じ日の出来事だ。でも世間では「650シーベルト」の方が騒がれる。ただ考えてみれば、格納容器内の線量が高いのは当然だし、そこに人が立ち入るわけでもない。廃炉に向け日に約6000人が働く同原発の現状を理解するには、軽装化が進んだ実態ももっと知られていい、と感じた。 福島の子どもが避難先でいじめられるなど、原発事故で生じた偏見は根強く残る。「例えば『福島のコメは危ないの?』と子どもに問われた時、多くの大人は『データ上はこうだ』と答えられない。そんな現状を変えない限り、偏見は残り続ける」。福島出身の社会学者、開沼博さんは指摘する。福島の「いま」に目を向け、古い認識を更新する姿勢を忘れないようにしたい。(社会部編集委員) もっと読む。